2023年4月19日水曜日

【コラム】シルバー民主主義はどうでもいい

若者よりも高齢者の意見が優先される「シルバー民主主義」。
少子高齢化と若者の投票率の低さによって、生じている現象らしい。
自身は、政治や選挙には関心がない。
だが、「シルバー民主主義」には思うことがあるので書いてみるw

「シルバー民主主義」が、世代間の格差を広げているという意見もある。
また、経済成長の妨げになっており、早急な対策が必要との意見もある。
確かに、悠々自適の年金生活を送っている恵まれた高齢者はいる。
だが、恵まれていない高齢者もいるw

「高齢者虐待防止法」は、65歳以上の高齢者に対する虐待を「高齢者虐待」と定めている。
厚生労働省の令和2年度の「高齢者虐待」の調査結果は下記の通り。
・養介護施設従事者等による虐待判断件数:595件。
・世話をしている家族、親族、同居人等による虐待判断件数:17,281件(←おいおいw)

家族、親族、同居人等による虐待で、虐待内容の多い順は以下。
「身体的虐待」68.2%、「心理的虐待」41.4%、「介護等放棄」18.7%。
家族、親族、同居人等による虐待で、虐待者の続柄の多い順は以下。
「息子」39.9%、「夫」22.4%、「娘」17.8%(←なぜか「妻」がないw)

上記の調査対象は、通報や相談のあった件数に限られている。
表には出ない「高齢者虐待」は、かなりの数があると思われる。
この調査結果を知ってから、「シルバー民主主義」はどうでもよくなった。
自身は高齢者ではないが、「高齢者虐待」にこそ、早急な対策が必要だろうと思うw

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