2020年7月31日金曜日

【投資手法】二番底は黙って買え

下げてきた株価が、最初に安値をつけることを一番底という。
だが、そこが大底になることは少なく、そのあと反発して再び下げる。
再び、最初の安値付近まで下げた場合、そこが本当の大底、二番底になることが多い。
よって、テクニカルでは「二番底は黙って買え」といわれているw

過去の相場もそうだが、最初に安値をつけた一番底が、大底になることはなかった。
不思議なもので、半年後に、再び、最初の安値付近まで下がり、二番底が大底になる。
最初はなぜ、二番底が来るのか、わからなかった。
ところが、何度も下げ相場を体験するうちに、理解することができたw

下げ相場では、売り圧力が強まるため、当然ながら売り手の方が多い。
だが、取引が成立するということは、同数の買い手が存在する。
買い手が現物買いなら問題ないが、多くは証券会社から借金する信用取引で買い向かう。
信用取引の買い手は、返済期限の半年後までに売って返済しなくてはならないw

返済期限が近づくにつれ、信用取引の買い手が売り始め、売り圧力が高まる。
一番底の安値付近に近づけば近づくほど、売りは加速、相場は下がり続ける。
やがて、売り遅れた連中が、強制的に売らされ、相場は大底、二番底を迎えるのである。
3月の一番底から半年後は9月、自身は9月の二番底は黙って買う予定だw

2020年7月30日木曜日

銘柄を明かさない理由R344 Nobody rings a bell(前編)

本ブログには、自身が初めて書いた小説「銘柄を明かさない理由R」がある。
5人の無敗の相場師、ロイヤルストレートフラッシュの物語である。
もちろん、素人が書いた小説なので、プロの方が書いた小説の足元にも及ばない。
5人の無敗の相場師は、無敗の天然(10)こと、テンマ リナ。

無敗のジャック(J)こと、ジョウシマ ユウイチ。
無敗のクイーン(Q)こと、クジョウ レイコ。
無敗のキング(K)こと、ジツオウジ コウゾウ。
無敗のエース(A)こと、アマネ オトヤである。

この「銘柄を明かさない理由R」だが、できるだけ実相場にリンクさせたいと考えている。
実相場は新型ウイルスにより相場が暴落、2番底が迫りつつある。
「銘柄を明かさない理由R」も相場が暴落、2番底が迫りつつある。
それでは、「銘柄を明かさない理由R クーロンズ・アイ編」をお届けするw

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第344話 Nobody rings a bell(前編)

東京都中央区の日本橋近くの証券会社、日本一の株屋の本社通用口。
早朝に出社した代表執行役社長グループCEO、大川はある男を見かけた。
「おはよう、相変わらず早いな」、大川がいう。
「おはようございます、大川CEO」、チーフトレーダーである内海がいう。

「で、いつ頃、反撃する予定だ」、大川が通用口を通りながら聞く。
「しばし、お待ちを」、大川に続く内海がいう。
2人は守衛室の前を通り過ぎると、エレベーターホールへ向かった。
「あまり、待たせるなよ」、大川はいうと役員専用エレベーターに乗り込んだ。

役員専用エレベーターを見送った内海は、社員用エレベーターに乗り込んだ。
乗り込んだ内海は、職場であるトレーディングルームがあるフロアのボタンを押した。
エレベーターがフロアに到着すると、内海はトレーディングルームへ向かった。
内海は専用のカードキーを取り出すと、トレーディングルームに入室した。

24時間体制で稼動しているトレーディングルームには、十数名の社員がいた。
内海が手近のデスクに座ると、1人の男性社員、塚原が近づいてきた。
「ご不在の間の報告書です」、塚原はデスクに報告書を置くと、立ち去った。
24時間体制で稼動しているトレーディングルームは、必要最小限の会話しかなされない。

内海は、塚原が置いていった報告書を手に取ると、目を通した。
やはりな、内海は報告書に目を通し終えると、思った。
劉宋明が引き起こしたリーマン・ショック以来の暴落相場。
おそらく、奴は暴落前に空売りを行い、底で買い戻したはずだ。

だが、相場が底打ちしてから、"クーロンズ・アイ"関係先から大きな売りは出ていない。
おそらく、奴にとっても想定外の大きさの暴落だったのだろう。
そのとき、内海の頭にウォール街のある相場格言が浮かんだ。
"Nobody rings a bell at the market bottom"

株価が底をつけたときに、ベルを鳴らしてくれる人など誰もいない、という相場格言。
奴は、株価が再び、底をつけたときのベルを待ちわびているのかもしれない。
だが、底をつけたとき、ベルを鳴らしてくれる人など誰もいない。
己の私利私欲のために、相場操縦をした奴は1人残らず、哀れな最後を迎えることになる。

日本の証券界を見くびるなよ、劉宋明。
貴様が再びベルが鳴ったと思ったとき、そのときが貴様の終わりの始まりだ。
日本一の株屋のチーフトレーダーである内海には、もう一つの顔があった。
内海のもう1つの顔は、財務省直属の日本証券界の守護者(ガーディアン)だった。

2020年7月29日水曜日

【エッセイ】人生の勝ち組とは資本家である

自身は大学卒業後、会社員として勤めてきた。
会社員は、収入が安定しており、勤務先によっては世間の信用を得ることもできる。
だが、会社員として勤めることができるのは、長い人生の一部分でしかない。
このことに気づいていない人は、意外と多いw

会社員として勤めることができるのは、長い人生の一部分だと気づいていない人。
彼らは会社員でいる間に、できるだけ稼ごうとする。
だが、所詮は雇われている労働者である。
運よく社長になったとしても、社長という肩書きの労働者であるw

やがて、ある程度の年齢になると、役職定年により、年収が大幅に減らされる。
多くの会社では、定年後の再雇用ではさらに年収を減らされるらしい。
だが、会社以外に稼ぐ当てのない人は、減らされた年収で働かざるを得ない。
会社を辞めた後は、年金と貯蓄の取り崩しで、余生を過ごすことになるw

その点、株主や地主のような資本家は、生涯、収入を得ることができる。
もちろん、何もしなくてもよいという訳ではなく、資産運用のスキルが必要になる。
先日、自身はある出資者と契約をし、出資者の資産運用をすることになった。
ちなみに、契約期間は、出資者が存命の期間、かつ自身が75歳になるまでであるw

2020年7月28日火曜日

【エッセイ】会社勤めを辞めてからの心配事

自身は会社員を辞め、個人投資家(相場師)になることにした。
現在は、退職日待ちの状態で、会社には行っていない。
会社に行かなくなってから、あらためて気づいたことがある。
気づいたことは、会社勤めほど効率のよくないものはないということだw

生きていく上で、重要な三要素として、衣食住があるが、会社勤めの場合、以下になる。
衣の場合、会社へいくには、それなりの服を用意する必要がある。
食の場合、食べたくなくても、決められた時間に食事を終えなくてはならない。
住の場合、職場に通える範囲に、住居を構えなくてはならないw

ところが、会社勤めしない場合、以下になる。
衣の場合、会社へいかないので、それなりの服を用意しなくてもよい。
食の場合、食べたくなければ食べなくてよいし、食事をする時間は自由である。
住の場合、住みたいところに、住居を構えることができるw

会社に行かなくなってから、思っていたより、金を使うことがなくなった。
日によっては、1円も使わない日さえある。
そういう日は、近所のプールへ泳ぎにいって、金を使うようにしている。
おかげで、下のように筋肉がつきつつあり、服のサイズが合わなくなるのを心配しているw

2020年7月27日月曜日

【エッセイ】数年前の主治医に感謝すること

自身は医療は専門外なので、医師のアドバイスに素直に従っている。
自身は数年前に、初めて脳ドックを受けた。
脳ドックは、脳の断面を調べるMRIと、血管の状態を調べるMRAだった。
受診後、医師に「あなた、帰りに何があってもおかしくないですよ」といわれたw

医師いわく、脳の画像に異常はないが、血液検査の数値が異常とのことだった。
帰りに何があってもおかしくないといわれて、そのまま帰れるわけがない。
以来、治療と定期的な検査をしてもらっている。
治療と検査のおかげで、数ヵ月後には血液検査の数値も正常になったw

先日、数年ぶりに脳ドックを受診した。
受診後、いつもの医師から、自身の脳の断面画像や3D画像を使った説明があった。
脳には年齢に伴う変化(←老化w)が見られるが、病気ではない。
ただ、血管の一部が狭くなりつつあるので、経過観察しましょうとのことだったw

先日、脳ドックの結果が送られてきたが、今回の受診結果は医師の説明どおりだった。
ところが、横の前回の受診結果を見ると、今回はなしとなっている脳梗塞の文字があった。
おそらく、この数年で、当時の画像は、脳梗塞という判定になったのだろう。
数年前、自身に警告してくれ、治療してくれている主治医には感謝する次第であるw

2020年7月26日日曜日

【エッセイ】新たな副業を考えている話

自身は会社員を辞めて、個人投資家(相場師)になることにした。
だが、自身は中長期投資なので、たまに株価を確認するくらいで、ヒマである。
自身は大家でもあるが、たまに家賃振込口座を確認するくらいで、こちらもヒマだ。
あまり、ヒマすぎるのもよくないので、新たな副業を探すことにしたw

自身は、若かりし頃に、一級建築士の資格を取得している。
一級建築士は、全ての建築物の設計監理ができる国家資格である。
当然ながら、個人投資家や大家にとって、一級建築士の資格は必要ない。
試しに、一級建築士の求人を確認すると、あまりにも多くの求人があることに驚いたw

噂には聞いていたが、建築技術者が不足しているらしい。
リーマンショックの際、建築業界が不景気になり、建築技術者の求人が減った。
以降、景気は回復したが、定年等により、建築技術者の数が少なくなっているらしい。
事実、自身がざっと見ただけでも、建築技術者の争奪戦が行われていることがわかるw

誰もが知っている大手企業が、高給で建築技術者を募集している。
おそらく、自身が応募すれば、どこかは採用してくれるだろうが、応募する気はない。
なぜなら、自身は趣味を副業にしたいと考えており、建築は趣味ではないからだ。
今の副業候補は、自身の趣味である水泳を生かせる、幼児相手の水泳コーチであるw

2020年7月25日土曜日

【コラム】Go Toトラベルより効果的な経済施策

"Go Toトラベル"なるものが前倒しで実施された。
ところが、直前に、東京だけが除外となった。
自身は都内在住なので、当然ながら除外である。
あまり、時事ネタは書きたくないのだが、思うところがあるので書いてみるw

ご存知のように、新型ウイルスの感染者が、過去最高を記録している。
個人的には、今は"Go Toトラベル"を実施すべきではなかったと思っている。
確かに、消費が落ち込んでいる中、経済の回復も重要な課題だ。
だが、経済の回復と感染拡大リスク低減を両立させる施策は、他にもあるだろうと思うw

答えは簡単で、病院の外来診療を増やす"Go Toホスピタル"である。
緊急事態宣言中、多くの病院が新規の外来診療できない状態にあった。
そのため、病院の経営が悪化、医療関係者の収入が少なくなっているらしい。
自身が人間ドックを受診している病院も、緊急事態宣言中は健康診断は予約のみだったw

健康診断を受診すれば、病院の利益が上がるし、自らの健康状態もわかる。
もちろん、病院なので、感染拡大リスクには、どこよりも対策が取られている。
自身は緊急事態宣言解除後、人間ドックとオプションの脳ドックを申し込み、受診した。
先日、結果が届いたが、いつもより、より丁寧な結果報告だったような気がするw

2020年7月24日金曜日

【エッセイ】娘へのお金の教育が終わらない話

日本では、真面目に働いて、お金を稼ぐことが正道とされている。
自身も真面目に働いて、お金を稼ぐことが正道であることは否定しない。
だが、お金は稼ぐだけではなく、殖やすことも大切だと思っている。
自身が娘に行なったお金の教育について書いてみるw

自身は、10年以上前、訳あって、小学生の娘と2人暮らしを始めた。
娘と2人暮らしを始め、自身は娘名義のゆうちょ銀行口座を開設した。
以来、娘への入学祝いや卒業祝いは、娘名義のゆうちょ銀行口座に貯蓄してきた。
娘が高校生になったとき、今までのお祝いだといい、娘名義の通帳を渡したw

通帳の残高では、高校生活の小遣いには足りなかったので、都度、小遣いは渡していた。
やがて、娘が大学生になったので、小遣いはバイトで稼ぐようにいった。
娘は大学生になってから、卒業の年以外はバイトで小遣いを稼いだ。
だが、社会人になるまでは、親が子どもを扶養しなくてはならないw

娘が大学生になってから、娘名義の株式取引口座を開設、毎年、株を買ってきた。
昨年、娘は就職、1人暮らしを始め、なんと、1年で100万円以上貯蓄したらしい。
自身が「貯蓄ではお金は殖えない、株を買いなさい」というと、「買う」といった。
買いの時期は自身に任せるといわれた、まだ娘へのお金の教育は終わりそうにないw

2020年7月23日木曜日

【エッセイ】老後資金2000万円問題の解決法

厚生労働省の令和2年度の年金額がある。
自営業者等の夫婦2人の場合、月額約13万円。
夫(妻)が会社員、妻(夫)が専業の場合、月額約22.1万円らしい。
別のデータによると、ゆとりある生活のためには、月額約34.9万円が必要らしいw

自営業者等の夫婦2人の場合、月額約21.9万円が不足する。
夫(妻)が会社員、妻(夫)が専業の場合、月額約12.8万円が不足する。
仮に、夫婦共に会社員であった場合も、平均額では月額約34.9万円には届かない。
自身は会社員、妻は専業だが、月額34.9万円は確保できる見込みなので書いてみるw

自身と嫁の、現時点での年金受給見込み額は、約23.5万円。
自身は会社員を辞めるので、現在までの納付額による見込み額になる。
自身には、大家としての家賃収入と株の配当がある。
年金に、家賃収入と現時点での株の配当を加算した場合、月額約41万円になるw

もちろん、この先、年金が減り、家賃収入がなくなる可能性がある。
だが、自身の保有株の多くは、右肩上がりの増配株だ。
年金が減ったり、家賃収入がなくなっても、増配分でカバーできる見込みだ。
老後資金2000万円問題があるが、自身には2000万円は必要ないようであるw

2020年7月22日水曜日

【エッセイ】自身は世界一の幸福者なのかもしれない

本多静六という偉大なる相場師がいた。
彼は1866年(慶応2年)に貧農の家に生まれたが、苦学の末、東大教授になった。
「月給4分の1天引き貯金」で得た資金を元手に投資して、巨万の富を築いた。
定年を期に全財産を寄付、簡素な生活を続け、1952年(昭和27年)に85歳で没した。

自身は株式投資を始めた初期に、図書館で彼の著書「私の財産告白」を借りた。
帰って読み始めると、内容に引き込まれ一気読みしたことを覚えている。
その後、書店で「私の財産告白」を見つけたので購入、ときおり読み返している。
「私の財産告白」に「人生の最大幸福は職業の道楽化にある」という言葉がある。

「職業の道楽化は、職業の道楽化それ自体において充分酬われるばかりでなく、多くの場合、その仕事の粕として、金も、名誉も、地位も、生活も、知らず識らずのうちにめぐまれてくる結果となるのだから有難い。(中略)少しその仕事に打ち込んで勉強しつづけさえすれば、必ずそこに趣味を生じ、熱意を生み、職業の道楽化を実現することができる」(「私の財産告白」より)

自身がいうのも何だが、会社員として、勤め先には給与以上の貢献をしたと思っている。
なぜなら、自身は出世や、給与のためでなく、道楽として仕事ができたからである。
自身は会社員で、趣味は株式投資だが、これからは個人投資家(相場師)として生きる。
趣味(道楽)を職業にできる自身は、世界一の幸福者なのかもしれないw

2020年7月21日火曜日

【エッセイ】退職日までにしていること

自身は会社員を辞めて、個人投資家(相場師)として生きることに決めた。
先日、最終出社を終え、あとは退職日が来るのを待つだけである。
今まで、何度か転職したことはあるが、家族を養うための転職だった。
家族を養わなくてもよい、自身のことだけを考えた転職(?)は初めてであるw

自身は結婚してから、子どもができ、住宅ローンで自宅を購入した。
以来、住宅ローンの返済と、子どもの教育費のために働いてきた。
転職する際も、今と同額、もしくは今以上の給与を求めてきた。
やがて、住宅ローンを一括完済、子どもの教育費も払い終えたw

自身の定年はまだ先だったが、ある日、定年までの貯蓄見込み額を計算した。
定年まで勤めた際の年金受給額もそうだが、少なさに愕然とした。
他の人なら、多いと思う金額かもしれない。
だが、一日百万単位で評価額が増減、千万単位で売買する自身には少なすぎたのであるw

さて、退職日が来るまでは、職業としては会社員である。
したがって、今までの休日と同じく、家事やプールへ泳ぎに行くなどして過ごしている。
自身は駅近のタワマン住まいなので、眼下に都心に向かう電車を見ることができる。
朝、起きると、電車を見ては、都心に向かう会社員へ心の中でエールを送っているw

2020年7月20日月曜日

【エッセイ】社会人になった娘の口座開設の話

自身の娘は、昨年、医療系の大学を卒業、就職して、1人暮らしをしている。
娘は1人暮らしを始めてから、家計簿をつけているらしい。
先日、娘から「1年間で100万円以上、貯蓄できた」と連絡があった。
自身は就職したての頃、宵越しの金を持たないタイプだったので、たいしたものであるw

娘が1人暮らしをする際、娘に伝えたことがある。
1.自身が作っておいたゆうちょ口座は貯蓄専用口座にすること。
2.給与振込口座を開設、家賃や光熱費は給与振込口座からの引き落としにすること。
3.給与振込口座の残高がある程度以上になったら、貯蓄専用口座に移すことw

給与振込口座を作る際、家賃振込先の口座と同じ、三菱UFJ銀行で開設するよう伝えた。
娘が口座開設にいくと、紙の通帳は発行できないといわれた。
自身はネットバンキングが好きではないので、銀行に電話した。
娘が株主である銀行で口座開設したこと、紙の通帳発行希望であることを伝えたw

ながらく、待たされたあと、行員が父親である自身の名前を聞いてきた。
自身が名前を伝えると、またしても長い時間、待たされた。
やがて、行員が紙の通帳を発行しますといってくれ、後日、娘は紙の通帳をゲットした。
ひょっとすると、行員は娘と自身の保有株数(計30,000株)を確認したのかもしれないw

2020年7月19日日曜日

【エッセイ】人の行く裏に道あり花の山

自身は会社員を辞めて、個人投資家(相場師)として生きることに決めた。
先日、最終出社を終え、あとは退職日が来るのを待つだけである。
辞める理由は、一身上の都合にしている。
なぜなら、個人投資家になるというと、ギャンブラーだと思われるからだw

親しい何人かには、個人投資家になると伝えたが、彼らにいわれた。
「何台もモニターを並べて、デイトレードするんですね」
「ギャンブルの才能があって、羨ましいよ」などなど。
適当に笑ってやり過ごしたが、やはりギャンブラーだと思われたw

貯蓄の年利は微々たるものだが、株価は一日、数%から数十%で増減する。
確かに、一日の利ざやを抜く短期投資を生業にしている者もいる。
だが、彼らが行っているのは、投資ではなく投機である。
真の個人投資家は、モニターに張り付くような効率のよくないことはしないw

「貯蓄から投資へ」といわれて久しい。
だが、所詮、世間の投資家に対するイメージはギャンブラーである。
投資はギャンブルだと考え、真面目に勤め上げる人生もアリだ。
だが、自身にとって投資はギャンブルではない、花の山にしか見えないのであるw

2020年7月18日土曜日

銘柄を明かさない理由R343 出資者の正体(後編)

第343話 出資者の正体(後編)

「りゅうそうめい?、何者ですか」、ジョウシマが内海に尋ねる。
「知らないのも無理はない、劉は東南アジアの金融施策に多大なる影響力を持つ男だ。
また、東南アジア以外の国とも、独自のネットワークを築いているらしい。
劉のネットワークは、"クーロンズ・アイ(九龍の眼)"と呼ばれている」、内海がいう。

「劉宋明が、暴落を引き起こした目的は何なんですか」、ジョウシマが内海に尋ねる。
「奴は暴落に乗じて、空売りを行い、その後、底値で買い戻したらしい。
おそらく、今回の暴落相場で、奴は巨額の利益を得たはずだ」、内海がいう。
「そのために相場操縦をしたのですか、違法行為ですよね」、ジョウシマがいう。

「ああ、事実なら確かに違法行為だ。だが証拠が掴めていない。
劉が、ニックにどのように売りを指示したのかなど、不明なことが多い」、内海がいう。
「なるほど、今日の本題はそれですね。
劉が、ニックにどのように売りを指示したのか調べろ、ですね」、ジョウシマがいう。

「いつもながら、察しがいいな、よろしく頼む」、内海がいう。
「して、成功報酬は」、ジョウシマが内海に尋ねる。
「融資の上限額を、現在の倍にしよう」、内海がいう。
「ば、倍ということは、億ですか」、ジョウシマが驚いて内海に尋ねる。

「ああ、億だが、足りないなら、更に倍の4倍にしようか」、内海がいう。
「いえ、倍で結構です」、ジョウシマが内海にいう。
「遠慮するなよ。足りないなら、いつでもいってくれ」、内海が涼しい顔でいう。
「劉宋明を潰すんですね、それは日本一の株屋の決定ですか」、ジョウシマがたずねる。

「いや、君が知っている私が本当に属する組織の決定だ」、内海が涼しい顔でいう。
「ま、まさか、あの組織の決定なんですか」、ジョウシマが驚いていう。
「さあ、駅に着いた。ここでお別れだ、吉報を待っている」
内海はジョウシマにいうと、ジョウシマを残し、駅への地下階段を下りていった。

ジョウシマが内海のことを知ったのは、数年前のある調査だった。
外資系保険会社から、日本一の株屋のチーフトレーダー、内海の調査依頼があった。
調査を行ったジョウシマは、内海の正体を知ることになった。
ジョウシマに正体を知られた内海は、ジョウシマにある提案を持ちかけてきた。

外資系保険会社を欺き、内海が属する組織への協力要請だった。
内海が属する組織の強大さを知ったジョウシマに、選択の余地はなかった。
駅への地下階段を下りていく内海を見送りながら、ジョウシマは思った。
日本の証券界は、本気で劉宋明を潰すんですね、内海さん。

【エッセイ】最終出社日の慌しい一日

自身は会社員を辞めて、個人投資家(相場師)として生きることに決めた。
退職することを伝えると引き止められたが、頑として退職すると伝えた。
その後、残務処理を終え、先日、最終出社日を迎えた。
最終出社日は、挨拶だけで済むと思っていたら、想定外の忙しさだったw

朝から、自身にお世話になりましたメールが届き、返信に追われた。
返信していると、他拠点の女性社員から餞別の品が届いた。
同封されていた自筆のメッセージには、自身への感謝が綴ってあった。
もっと早くに送ってくれたら、食事くらい奢ったのに思いつつ、お礼メールを送信したw

その後、社内で世話になった人へ挨拶廻りをした。
席へ戻ると、自身が退職することを知った人たちが、ひっきりなしに挨拶に来た。
ここまで、自身のことを気に掛けてくれていた人が多いことに、正直、驚いた。
中には涙ぐむ人もいて、とてもじゃないが、相場師になるとはいえなかったw

夕刻、部内で退社の挨拶をすると、メッセージや餞別の品や花束を渡された。
内緒で用意してくれるのはよいが、個々にお礼を告げなくてはならない。
お礼のメールを送信していると、定時を過ぎた。
おかげで、最終出社日に、数年ぶりの残業をする羽目になったw

2020年7月16日木曜日

銘柄を明かさない理由R342 出資者の正体(前編)

第342話 出資者の正体(前編)

"ジョーカー"が見えなくなると、物陰にいた1人の男がジョウシマに近づいてきた。
「奴は株式投資の経験がない素人です」、ジョウシマが近づいてきた男にいう。
「だろうな、奴は名のない組織に属する、通称"ジョーカー"と呼ばれる男だ。
名のない組織の活動資金はしれているので、貴様たちに頼ってきたのだろう。

我々が資金を供給するので、力になってやれ、無敗のJこと、無敗のジョーカー」
近づいてきた男がいうと、無敗のジョーカーこと、ジョウシマは不敵な笑みを浮かべた。
「さて、帰るか」、ジョウシマに近づいてきた男がいう。
「そうですね、帰りますか」、ジョウシマが近づいてきた男にいう。

最寄り駅へ歩く道すがら、ジョウシマに近づいてきた男がいう。
「いつ頃、資金が必要だ」
ジョウシマが前を見たまま、近づいてきた男にいう。
「例年通り、外国人投資家の売買が少なくなる夏にお願いします」

ジョウシマに近づいてきた男も、前を見たままいう。
「わかった、いつもどおり、リアルタイムで口座に振り込ませてもらう」
ジョウシマが前を見たまま、近づいてきた男にいう。
「ありがとうございます。日本一の株屋のチーフトレーダー、内海さん」

内海が前を見たまま、ジョウシマにいう。
「話は変わるが、NYダウ暴落の仕掛け人が、判明した。
仕掛けたのは、米国のニック・ライアンというカリスマトレーダー。
ニックは大手証券会社に勤務しており、暴落の発端は奴の売り注文らしい」

「"レッドブル(赤い雄牛)ファンド"の、ニック・ライアンですか。
"レッドブルファンド"は、大きな売りをしたことがないファンドだと聞いています。
まさか、今回の暴落の発端が、"レッドブルファンド"とは、信じられない」
ジョウシマは驚き、思わず内海を見ていう。

内海が前を見たまま、ジョウシマにいう。
「残念ながら、暴落の発端はニックの売り注文で間違いない。
だが、ニックに売りを指示した奴、暴落の首謀者がいることがわかった。
今回の暴落の首謀者は、劉宋明(りゅうそうめい)という名の男だ」

「りゅうそうめい?、何者ですか」、ジョウシマが内海に尋ねる。
「知らないのも無理はない、劉は東南アジアの金融施策に多大なる影響力を持つ男だ。
また、東南アジア以外の国とも、独自のネットワークを築いているらしい。
劉のネットワークは、"クーロンズ・アイ(九龍の眼)"と呼ばれている」、内海がいう。

2020年7月14日火曜日

銘柄を明かさない理由R341 ダブル・ジョーカー(後編)

第341話 ダブル・ジョーカー(後編)

東京証券取引所のすぐ横にある兜神社。
"ジョーカー"が今後のご利益を祈願し終わったとき、背後から男の声がした。
「君がメールをくれた田中さんかな」
"ジョーカー"が振り向くと、どこにでもいそうな会社員風の男がいた。

「あなたがブログの管理人ですか」、"ジョーカー"がたずねる。
「そうだよ。はじめまして、これからは"J(ジェイ)"と呼んでくれ。
願掛けが終わったようだな、俺の行きつけの店へ行こう」、"J"がいう。
"J"ことジョウシマが連れて行ってくれた行きつけの店は、ありふれた定食屋だった。

ジョウシマは手慣れた様子で引き戸を開けると、店の中に入った。
続いて中に入ると、店主らしき女性が「いらっしゃいませ」と笑顔で出迎えてくれた。
壁には、きつねうどんやカレーライスの値札が並んでいる。
"ジョーカー"は思った、庶民的な店だ、しかし居心地はよさそうだと。

「いつものを頼むよ」、ジョウシマは女性店主にいった。
「何がいつものよ、いつ以来だと思っているのよ、あの時のを頼むでしょ」
女性店主は笑いながら、厨房にむかった。
やがて、晩酌セットが運ばれてきて、2人だけの酒宴が始まった。

"ジョーカー"が投資手法をたずね、ジョウシマがわかりやすい例えを用いて解説する。
ジョウシマの解説は、株式投資の経験がない"ジョーカー"にもわかりやすかった。
いつしか、時が経つのも忘れ、"ジョーカー"はジョウシマの解説に聞き入っていた。
「そろそろ、例のやつを頼む」、ジョウシマが女性店主に注文した。

女性店主が持ってきた瓶には、「魔王」というラベルが貼ってあった。
「ロックでいいかな」とジョウシマに聞かれ、"ジョーカー"はうなずいた。
ジョウシマは慣れた手つきで2人分のロックを作ると、"ジョーカー"にグラスを手渡した。
「乾杯だ」、ジョウシマはいい、2人はグラスを合わせた。

やがて、閉店時間になり、2人は店を出た。
「また、いつか飲もう」、ジョウシマがいい、"ジョーカー"は千鳥足で帰っていった。
"ジョーカー"が見えなくなると、物陰にいた1人の男がジョウシマに近づいてきた。
「奴は株式投資の経験がない素人です」、ジョウシマが近づいてきた男にいう。

「だろうな、奴は名のない組織に属する、通称"ジョーカー"と呼ばれる男だ。
名のない組織の活動資金はしれているので、貴様たちに頼ってきたのだろう。
我々が資金を供給するので、力になってやれ、無敗のJこと、無敗のジョーカー」
近づいてきた男がいうと、無敗のジョーカーこと、ジョウシマは不敵な笑みを浮かべた。

2020年7月13日月曜日

銘柄を明かさない理由R340 ダブル・ジョーカー(中編)

第340話 ダブル・ジョーカー(中編)

都内にあるマンションの一室。
その一室は、外資系証券会社に勤務する組織の男、通称"ジョーカー"の自宅だった。
"ジョーカー"は組織のデータベースで、ある男の素性を調べ終えたところだった。
男の名は、ジョウシマ ユウイチ、外資系保険会社の調査を請け負う会社の社員だった。

さて、ジョウシマにどうコンタクトするか。
"ジョーカー"は、PCに表示されたジョウシマのデータを再度、読み返した。
この男、株のブログもやっているのか。
ジョウシマのブログを見つけた"ジョーカー"は、ある方法でコンタクトすることにした。

"ジョーカー"は、ブログの連絡先であるメールアドレスにメールを送ることにした。
「ブログを拝見した田中と申します。
無敗で連戦連勝の投資手法を、是非ともご教示いただきたく思います。
一度、お会いいただけないでしょうか」

2日後、"ジョーカー"がメールを確認すると、ジョウシマからのメールが届いていた。
「来週の土曜、17時に兜神社で待っている」という短い返信だった。
兜神社って、どこだ、"ジョーカー"は、兜神社を検索した。
兜神社は証券界の守り神で、東京証券取引所のすぐ近くにあるらしい。

当日、"ジョーカー"は、兜神社へ向かうべく、自宅を出た。
"ジョーカー"は、電車を乗り継ぎ、兜神社へ向かった。
"ジョーカー"が、兜神社に着いたとき、狭い境内には誰もいなかった。
腕時計を見ると、約束の時間の15分前だった。

早く着きすぎたか、"ジョーカー"は兜神社の由来を記した案内板を読んだ。
狭い神社だが、歴史のある神社なんだな、せっかく来たんだ、賽銭でも投じておくか。
"ジョーカー"は、無神論者で無宗教だった。
だが、賽銭を投じ、今後のご利益を祈願することにした。

"ジョーカー"は水盤に向かうと、右手で柄杓を取り、水盤の水で左手を洗った。
左手を洗うと、柄杓を左手に持ち替え、右手を洗った。
右手を洗うと、柄杓を右手に持ちかえ、左手に水を受け、口をすすいだ。
静かにすすぎ終わると、水をもう一度左手に流した。

手水の作法を終えた"ジョーカー"は神前に進んだ。
銀色の賽銭箱に、"ジョーカー"は賽銭を投じた。
"ジョーカー"が今後のご利益を祈願し終わったとき、背後から男の声がした。
「君がメールをくれた田中さんかな」

2020年7月11日土曜日

銘柄を明かさない理由R339 ダブル・ジョーカー(前編)

本ブログには、自身が初めて書いた小説「銘柄を明かさない理由R」がある。
5人の無敗の相場師、ロイヤルストレートフラッシュの物語である。
もちろん、素人が書いた小説なので、プロの方が書いた小説の足元にも及ばない。
5人の無敗の相場師は、無敗の天然(10)こと、テンマ リナ。

無敗のジャック(J)こと、ジョウシマ ユウイチ。
無敗のクイーン(Q)こと、クジョウ レイコ。
無敗のキング(K)こと、ジツオウジ コウゾウ。
無敗のエース(A)こと、アマネ オトヤである。

ちなみに本編に登場する無敗のジャックのモデルは、自身である。
自身がモデルだが、本名を含め、全ての点が自身と同じではない。
だが、今回、明らかになるジャックの出資者が現れる点は、自身との共通点だ。
それでは、「銘柄を明かさない理由R クーロンズ・アイ編」をお届けするw

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第339話 ダブル・ジョーカー(前編)

今から約100年前、日本を守る組織が誕生した。
その組織は、青島の戦いを指揮した軍人が創設した組織だった。
創設時、その組織はある危機感を持っていた。
ある危機感とは、欧米列強による日本を含む東南アジア各国の植民地化だった。

このままでは、日本も欧米列強に包囲され、やがて植民地となる。
組織が出した結論は、植民地となっている東南アジア各国の独立だった。
最終的に日本は敗れるだろう、だが東南アジア各国を独立させることはできる。
組織は自国を含む東南アジア各国のために、欧米列強に自由の戦いを挑んだ。

敗戦国にはなったが、組織は東南アジア各国を独立させることに成功した。
次は経済発展による国力の増強だ、敗戦下の日本で組織は活動を続けた。
戦後の高度成長は、その組織によるものだったといっても過言ではなかった。
彼らは有望な人材に目をつけると、次々と組織の一員とした。

官公庁や大手企業に自営業の店など、あらゆるところに組織の人間がいた。
この国に進出してきた外資系企業であっても、例外ではなかった。
組織はどこからも資金提供を受けておらず、活動資金は各々が負担していた。
日本を守る、その目的に賛同した者たちが集まった組織に名はなかった。

都内にあるマンションの一室。
その一室は、外資系証券会社に勤務する組織の男、通称"ジョーカー"の自宅だった。
"ジョーカー"は組織のデータベースで、ある男の素性を調べ終えたところだった。
男の名は、ジョウシマ ユウイチ、外資系保険会社の調査を請け負う会社の社員だった。

ジョウシマは、全国に94人確認されている無敗の個人投資家の1人だった。
ウォール街を発端とした暴落は、各国の相場に大きなダメージを残していた。
今回の暴落は、リーマン・ショックをはるかに超える暴落だった。
国内相場も例外ではなく、国内相場は先の見えない状態にあった。

そんな中、組織から"ジョーカー"に、ある指令がもたらされた。
無敗の個人投資家たちに、相場を回復するための協力を仰げとの指令だった。
ジョウシマは、94人中21人目に調べた無敗の個人投資家だった。
これまでに調べた20人と同じく、投資歴が長いにも関わらず、無敗の個人投資家だった。

さて、ジョウシマにどうコンタクトするか。
"ジョーカー"は、PCに表示されたジョウシマのデータを再度、読み返した。
この男、株のブログもやっているのか。
ジョウシマのブログを見つけた"ジョーカー"は、ある方法でコンタクトすることにした。

2020年7月10日金曜日

【エッセイ】相場師として生きることを決めた理由

自身は会社員を辞めて、個人投資家(相場師)として生きることに決めた。
自身は、定年まで会社員として働く予定だった。
なぜ、自身は定年を待たずして、会社を辞めることにしたのか。
また、相場師として生きることに決めたのかについて書いてみるw

会社員の場合、定年まで安定した給与収入を得ることができる。
だが、定年後は再雇用となり、大幅に給与を減額されることが多い。
やがて、再雇用期限を迎えると、年金で暮らさざるを得なくなる。
つまり、給与は目減りし、年金を受給するようになると貯蓄を取り崩す人生になるw

自身は、貯蓄を取り崩すような、先細りの人生を送りたくはない。
会社員の場合、給与の支給期間に制限があり、いやでも先細りの人生になる。
ところが、相場師の場合、相場から退場しない限り、現役でいられる。
事実、偉大なる相場師たちも、生涯、現役だった相場師が多いw

定年までに貯蓄できる額を試算した。
すると、出資者が自身に出資してくれる限度額より少なかった。
出資者は、自身の定年までの貯蓄以上の額を、いつでも出資してくれるのである。
出資者の期待にこたえるためにも、相場師として生きることにしたのであるw

2020年7月9日木曜日

【エッセイ】「魔法のバトン」第2ステージ開幕

自身は会社員を辞めて、個人投資家(相場師)として生きることに決めた。
先日、会社には退職の意思を伝え、現在は残務処理で忙しい日々を送っている。
残務処理と並行で、相場師を本業にするための、準備を進めていた。
先日、ようやく、相場師を本業にするための準備が完了したw

自身には、かねてから試したい投資手法があった。
試したい投資手法は、偉大なる相場師たちも手がけていた投資手法である。
具体的には、他人の金を借りて、運用するのである。
他人の金といっても、証券会社から借金する信用取引ではないw

出資者と契約を交わした上で、金を借りて株を買い、配当を払うのである。
配当は出資者に渡すが、株を売買して得た譲渡益は、自身の報酬になる。
自身は株式投資で無敗の連戦連勝なので、損をすることはない。
よって、出資者も自身もWin-Winの関係になれるのであるw

先日、出資者との契約が終わった。
出資者の身元は明かせないが、かなりの資産家である。
会社員としての安定した収入はなくなるが、出資者がいれば、資金に困ることはない。
例年、相場が底打ちする8月が迫る中、「魔法のバトン」第2ステージの開幕であるw

2020年7月2日木曜日

【エッセイ】会社員卒業に思うこと

先日、自身が定年まで勤めたら、どれだけ年金が増えるか調べてみた。
すると、定年まで勤めても、月額数万円しか増えないことがわかり、愕然とした。
なぜなら、自身の大家としての収入(純利益)より少なかったからだ。
さらに、株の手取り月額配当の10万円超より、はるかに少なかったからだw

年金を月額で数万円増やすために、定年まで働くのは、あまりにも効率がよくない。
したがって、自身は会社員を辞めて、個人投資家(相場師)として生きることに決めた。
相場師のデメリットとして、無職扱いになるので、ローン等が組めないらしい。
だが、もし大きな支出があれば、株や所有不動産を担保にすれば、借り入れはできるw

先日、勤務先に退職の意思表示をした。
なぜか、かなりの引止めにあったが、頑として退職すると伝えた。
引止めの際、もう少し待てないのか、という言葉を何度もいわれた。
今後の生活は何とかやっていけそうなのでと伝えると、ようやく退職を認められたw

この先、一日の大半を会社勤めに費やしても、得られる収入はしれている。
幸いなことに、自身は株式投資等の、資産運用の才能に恵まれているようだ。
これからは、かねてより試したかった新たな投資手法を実践していく予定だ。
会社員を卒業、相場師となる「魔法のバトン」第2ステージの開幕は、近日公開予定だw