2021年2月28日日曜日

【エッセイ】3月相場に期待すること

昨年、自身は1月に売り、2月に買った。
ところが、3月に相場が急落したため、年間パフォーマンスはイマイチだった。
1月の売りはよかったのだが、2月の買いが早すぎたことが原因である。
よって、今年は3月までに一部を手仕舞い、3月買いと決めていたw

今年に入ってから相場は上昇、先日、大手生保株を売却し、手仕舞いした。
その後も相場は上昇、TOPIX(東証株価指数)は、2月16日にバブル後の最高となった。
ところが、2月26日にTOPIXは大きく下落、調整に入った。
下図はTOPIXの5年チャートだが、2月16日がバブル後の最高だったことが確認できるw
自身は上昇幅の大きさに比例して、調整(下落)幅も大きくなるとみている。
1,700付近まで下がっても、おかしくないと思っている。
相場は、上昇スピードより、下降スピードが速くなることが多い。
自身の読みが正しければ、今回の調整は落ちるナイフになるだろうw

下図は、昨年年初からの月初の株式評価額の推移である。
先日、大手生保株を売却したので、評価額が大幅に少なくなっている。
落ちるナイフを拾うために、大手生保株を売却し、手仕舞いしたためだ。
個人的には、3月相場は落下速度が速い調整月になることを期待しているw

【エッセイ】株式投資で優先度が高いのは心理学かもしれない

"The market is driven by fear and greed."というウォール街の相場格言がある。
直訳すると「市場は恐怖と欲望によって動かされる」である。
下落相場では、資産が減ることに人々は恐怖を覚える。
反対に上昇相場では、人々は少しでも多く儲けたいという欲望にかられるw

自身は理系出身で、仕事や取得した資格も理系だった。
株式投資を始めたとき、経済の基礎知識がほとんどない状態だった。
経済の基礎知識がなかったにも関わらず、株式投資で連戦連勝の無敗である。
個人の見解だが、株式投資で経済知識の優先度は高くないのかもしれないw

英国の経済学者であるジョン・メイナード・ケインズ。
彼は投資を行なっていたが、当初の成績は順調ではなく、散々な結果だったらしい。
金融資産の8割を株式投資していた1929年に起こった恐慌も予想できなかった。
しかし、その後の彼は、中小型の割安株に集中投資するバリュー株投資で成功したw

彼は個々の判断に基づく投資より、投資家集団の好みを考慮すべきであると説明した。
基本的には、ファンダメンタルズが反映され適正な株価が形成される。
だが、実際はファンダメンタルズ以外の要素によって、株価が動くということである。
株式投資で優先度が高いのは、他者の好みを考慮する心理学かもしれないw

2021年2月27日土曜日

【エッセイ】歳をとったなと思うこと

自身が小学生の頃、父親が宿題をみてくれたことがある。
算数の三角形の面積を求める宿題だった。
「縦の長さに、横の長さを掛けるんだ」と父親がいった。
自身が、三角形の面積じゃないというと、父親は二度と宿題をみてくれなくなったw

当時は、なんて〇鹿な親なんだと思った。
だが、自身が子育てして、父親の気持ちがわかるような気がしている。
自身の娘は医療系の大学を卒業、国家資格を取得し、今は医療機関に勤めている。
学生時代の教科書をチラ見したことがあるが、教えることができるレベルじゃなかったw

親であれば、子どもの手本になりたいと思う人がほとんどだろう。
だが、歳をとるにつれ、記憶力や理解力はどうしても衰えていく。
父親は自身に、三角形の面積の求め方を教えることができなかった。
そのことを指摘した自身は、子どもだったとはいえ残酷なことをしたのかもしれないw

かって、自身の祖母は「外人は全部、同じに見える」と言っていた。
当時、小学生だった自身は、祖母が言っている意味がわからなかった。
自身も歳をとったのか、祖母が言っていた意味がわかるようになった。
なぜなら、最近の自身はアイドルグループのメンバー全員、同じ顔に見えるからであるw

【コラム】昨日の相場急落が調整とみている理由

昨日、日経平均株価が、今年最大の下げ幅を記録した。
原因は、米国国債10年金利の急上昇を嫌気した米国の下げ相場らしい。
株式アナリストの見解をいくつか読んだ。
まともな株式アナリストは、自身と同じ「調整」という見解だったw

自身が「調整」とみている理由は、2つある。
1つは、米国下げ相場の原因となった米国国債10年金利が行ってこいだったこと。
急上昇した翌日には、急上昇前の水準まで戻っている。
下図は、金利の3か月チャートだが、戻っていることがおわかりいただけるだろうw
1つは、国内相場が天井に達していないこと。
信用取引を行っている投資家の含み損益を、%で表した評価損益率がある。
下図は、2020年1月から現在までの評価損益率の推移である。
一般的に、評価損益率が-3%に近づくと、相場の天井だといわれているw

2020年1月からの評価損益率は、‐10%を上回ることがなかった。
2月になって、‐10%を上回る-8%台となったが、-3%付近には達していない。
一般的に、評価損益率が-10%を下回ると、「追証」が発生するといわれている。
昨日の急落で「追証」は発生するだろうが、現物取引であれば何ら関係ない話であるw

2021年2月26日金曜日

【エッセイ】アーリーリタイアを検討している方へのアドバイス

自身は、2005年に株式投資を開始した。
当時、貯蓄がなく、このままでは定年後も住宅ローンの返済が続くと思ったからである。
今、思えば、ギリギリのタイミングだったように思う。
もし、開始時期が遅かったら、今も住宅ローンを返済しているかもしれないw

株式投資を始めるには、元手が必要となる。
貯蓄がなかった自身は、自家用車を売却、子どもの学資保険を解約、元手にした。
だが、開始時に用意できた資金は、300万円ほどだった。
あとは、日々の生活の中から、貯めるしかなかったw

娘が中学生になるまでは、毎月、いくらかを貯蓄し、投資に回すことができた。
それでも、娘が中学生になる頃、投資資金は1000万円ほどしかなかった。
子育てされた方はおわかりだろうが、中学以降の学費は想定以上にかかる。
事実、娘が中学生になってから、ほとんど貯蓄できなかったw

やがて、リーマン・ショックにより、評価額が大きな含み損になった。
明日になれば、評価額が1桁増えてますようにと何度、祈ったかわからない。
ところが、当時は気づかなかったが、配当金のおかげで貯蓄できていた。
娘が高校生の頃、アベノミクスにより相場が上昇、含み損は含み益となったw

娘の大学は私立の医療系だったので、学費だけで年間150万円ほど必要だった。
大学の学費と住宅ローンを並行で払うと、月20万円ほど払わなくてはならなかった。
さすがに無理だと思ったので、先に住宅ローンを完済することにした。
娘の大学入学前に保有株の一部を売却、住宅ローンを完済したw

たまに、アーリーリタイアを希望する方のブログを見ることがある。
すでに、アーリーリタイアした自身から、アドバイスするとしたら1つだけだ。
各家庭によって、アーリーリタイアに必要な額は異なる。
もし、アーリーリタイアするのであれば、必要額が最も少なくなってからすることであるw

【エッセイ】今日の相場が面白かった理由

日経平均株価が、今年最大の下げ幅を記録した。
原因は、米国国債10年金利の急上昇を嫌気した米国の下げ相場らしい。
自身は、今日の相場は、寄り天(始値が最も高い)になるとみていた。
ところが寄り付き後、上昇し始めたので、自身の予測はまだまだだなと思ったw

午後、散歩と買い物に出かけ、帰宅後、相場を確認した。
すると、後場はダダ下がりで、日経平均株価は終値が最も安くなっていた。
自身には複数の監視銘柄があるが、いずれの監視銘柄も終値が最も安かった。
買いを控えている自身にとっては、面白い相場だったw

先日、自身は大手生保株を売却し、現金化することでヘッジを行っている。
米国国債10年金利が騰がった場合、保有するメガバンク株が上昇する。
反対に下がった場合、大手生保株を安く買い戻すことができる。
まさしく、騰がってもよし、下がってもよしの状態にしているw

大手生保株を売却してから、米国国債10年金利は騰がり続けた。
よって、先日まではメガバンク株の評価額が増え続けていた。
下図は、上が米国国債10年金利、下が大手生保株の3か月チャート。
この先、金利が騰がるのか、下がるのか、実に楽しみであるw

2021年2月25日木曜日

【エッセイ】投資力の尺度

今年になってから、相場は上昇、日経平均株価は30,000円を超えた。
自身も今年になってから、評価額が600万円超、増加している。
自身が娘の資産を運用するRファンドも、評価額が100万円超、増加している。
また、自身が株を教えている一期生と二期生も、含み損から含み益になっているw

昨年、下図のTOPIXチャートからもわかるように相場は急落した。
相場が急落した中、自身、娘、一期生、二期生は買い増しを行った。
その後、年末へかけて、相場は回復した。
買い増しを行った結果、今では全員、含み益であるw
おそらく、昨年、株を買った人はほとんどが含み益だろう。
反対に、昨年、株を買わなかった人は、まだ含み損かもしれない。
昨年、買った人は気をつけなくてはいけないことがある。
間違っても、含み益が自分の実力だと思わないことだw

現在の含み益は、買った時期がよかっただけに過ぎない。
何事もそうだが、始めることと終えることは易しい。
しかしながら、続けるためには、相応の力が必要になる。
含み益の状態を何年、続けられるかが、投資力の尺度なのであるw

【現在の株式評価額】20210225~集中投資のRファンドが最高評価額更新~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:23,612,500円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:11,746,441円(損益率:99%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,817,200円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:6,017,200円(損益率:752%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,731,200円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,014,432円(損益率:-21%)

本日、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループの株価が上昇した。
今年の高値を更新したことで、Rファンドの評価額が最高額を更新した。
影響を受ける米国国債10年の金利が高止まりしていることが、材料視されたらしい。
同じ銘柄を保有されている方には、おめでとうといいたいw

自身には株を教えている一期生と二期生がいる。
2人とも、8306へ集中投資をしており、昨年、それぞれが買い増しをしている。
今年に入ってから株価が上昇しているので、2人も含み益のはずだ。
2人とはしばらく会っていないが、含み益を見るたびに笑みを浮かべているはずだw

2021年2月24日水曜日

【エッセイ】「山高ければ谷深し」となるか

自身は1年前に、8750 第一生命ホールディングス㈱を購入した。
購入直後、新型ウイルスの影響で、株価は急落した。
8750だけで、700万円を超える含み損となった。
1銘柄の含み損の額としては、過去最高額であるw

先日、ようやく買値を超えたが、買値まで戻るのに1年近くを要した。
だが、買値まで戻る過程で、8750にはある特徴があることがわかった。
大手生保株やメガバンク株は、米国国債10年の金利に影響を受ける。
だが、8750は、米国国債10年の金利に対して、過剰に反応するのであるw

朝一の米国国債10年の金利が騰がっていれば、株価は金利の騰がり幅以上に騰がる。
反対に下がっていれば、株価は金利の下がり幅以上に下がるのである。
この8750の特徴を利用して、自身はスイングトレードを行うことにした。
8750が安くなったら買い、高くなったら売ることを繰り返すのであるw

先日、米国国債10年の金利が1年前と同じ水準まで上昇、8750も年初来高値となった。
自身は8750を売却しており、下がるのを待っている状態である。
下図は、上が米国国債10年の金利、下が8750の3か月チャートである。
「山高ければ谷深し」という相場格言通りとなるか、自身は楽しみにしているw

【エッセイ】ネットと現実の常識は同じ

以前にも書いたが、批判されているブログを見ることがある。
中には、長期間にわたって、批判と反論が繰り返されているブログもある。
現実社会でも、批判と反論がぶつかることはあるが、長期間になることは少ない。
個人的には、ネットと現実の常識が異なる人たちだからではないかと思っているw

例えば、現実社会で批判をする場合、大勢の前で批判する人は少ない。
会社であれば、当事者を個室へ呼ぶなどし、本人だけに伝える。
批判する相手のことを考えれば、本人だけに伝えることが、大人のマナーでもある。
現実社会で、大勢の前で批判するのは、国会の野党議員ぐらいだろうw

反論も同じで、批判した相手にだけ行えばよい。
会議などでは、批判と反論が飛び交うことがある。
だが、会議の参加者は当事者もしくは関係者である。
わざわざ、不特定多数の人に、批判と反論を公開する意味がわからないw

以前にも書いたが、いろいろな意見や考え方があって、当たり前である。
だが、ネットの世界も現実の世界も、常識は同じである。
ネットの世界だからといって、現実の非常識がまかり通るのは、おかしな話である。
もちろん、現実でも非常識な人なら、ネットの世界でも非常識かもしれないw

2021年2月23日火曜日

【コラム】破産した不動産王に思うこと

以前、記事にしたことがある不動産王の会社が、今年になり破産したらしい。
この会社は、個人で始めた不動産賃貸事業を法人化した会社で、2013年に設立された。
著書出版やメディア出演などによる知名度向上もあって収益物件の取得を進めていた。
2019年2月期には、年間収入として約13億7100万円を計上していたw

ところが、賃貸物件の稼働状況が低調だったらしい。
さらに、過剰な広告宣伝費や100億円を超える借り入れに伴う利息負担などが重なった。
結果、同期に約5億9200万円の当期純損失を計上し、大幅な債務超過に転落した。
経営再建を進めていたが、2020年9月に銀行取引停止処分を受けたw

その後、所有不動産の差押え、競売開始を申し立てられ、破産に至ったらしい。
負債は約246億5000万円という、年間収入をはるかに超える金額である。
借りる方も借りる方だが、貸す方も貸す方である。
自転車操業であれば、いつかは行き詰まることがわかっていたはずであるw

個人的には、銀行は金貸しのプロ集団だと思っている。
銀行は、所有不動産を差押え、競売にかけることができるので、損はしていないはずだ。
むしろ、不動産の売却益が出て、儲かっているかもしれない。
今回、メガバンクも貸していたが、メガバンクの株主としては複雑な心境であるw

【エッセイ】投資詐欺の被害者に共通すること

投資詐欺には、以下の手口があるらしい。
1.劇場型:複数の業者が登場し、うまい話を信用させ、金銭を騙し取る。
2.名義貸し型:株や社債の勧誘のために名義を貸してくれと依頼、金銭を騙し取る。
3.被害回復型:詐欺被害の被害者に、被害金額の回復を持ち掛け、金銭を騙し取るw

これらの手口に共通するのは、金銭の要求である。
うまい話のため、名義貸しのため、被害金額の回復のためといいながら、金銭を要求する。
儲け話にも関わらず、金銭を要求するのは矛盾している。
にも関わらず、被害者は儲け話のために、何の疑いもなしに金銭を提供するw

自身は、娘と知人女性の資産を運用している。
親しい間柄だというのもあるが、金を要求したことは一度もない。
自身には株を教えている一期生と二期生がいる。
2人とも他人だが、教えるときに奢ることはあっても、金を要求したことは一度もないw

そもそも、投資で儲けることができる人は、人から金をとろうとは思わない。
投資詐欺の被害者には、共通することがある。
共通することは、投資金額とリターンが比例すると考えていることである。
投資金額とリターンが、必ずしも比例しないことは、投資の歴史が証明済であるw

2021年2月22日月曜日

【エッセイ】高齢のデイトレーダーに思うこと

在宅時間が多くなって、たまに株の掲示板を見ることがある。
株の掲示板には、正常性バイアスに捉われた投稿が多い。
これらの投稿は、自身の投資判断には、何の役にも立たない。
だが、なかには思わず笑えるような投稿もあり、娯楽として読んだりするw

例えば、今まで思わず笑ったのは、以下のような内容だ。
「社名がカタカナだけで、響きもカッコいいから買ったんだ」
「昨日の災害は、半年前から株価に織り込み済みだ」
「明日の朝、アメリカのダウが10%くらい上がってますように」などなどw

このような笑わせてくれる投稿をしているのは、高齢のデイトレーダーに多いようだ。
彼らは、投資するに値しない投機株や仕手株を、頻繁に売り買いしている。
考えてみれば、当たり前で、無職の高齢者は平日もヒマなことが多い。
おまけに、悠々自適の年金生活を送っている人が多いことも一因かもしれないw

自身は、彼らのことを否定するつもりはない。
なぜなら、彼らの売り買いが、相場に与える影響は皆無だからである。
彼らの売り買いは「あなたの損は私の得」というゼロサム・バイアス(zero-sum bias)。
同じ思考の持ち主同士が、同じパイを取ったり取られたりしているだけだからであるw

【エッセイ】他人と過ごす時間はストレスが多い

自身の世代は、20代で結婚、結婚後に自宅を購入する人が多かった。
自身も20代で結婚、結婚後に新築マンションを購入した。
楽しかった思い出もあるが、ストレスを感じることも多々あった。
嫁といっても、所詮、他人だからかもしれないw

諸事情により、嫁と別居してからは、娘と2人暮らしだった。
親子だからか、娘との2人暮らしでストレスを感じることはなかった。
言い争いもしたが、自身にとっては、いい思い出でしかない。
もっとも、娘は一時期、自身のことが大嫌いだったらしいw

一昨年から、娘が1人暮らしを始め、自身も1人暮らしになった。
寂しさを感じるかもと思ったが、寂しさを感じることはなかった。
昨年には会社員を辞めたので、会社で他人と過ごす時間はなくなった。
おかげで、日々の生活でストレスを感じることはなくなったw

生きていくためには、他人と関わらなくてはいけないことが多い。
自身は、他人と関わることで得る楽しさよりも、受けるストレスの方が多かった。
「相場師は孤独を愛す」という相場格言がある。
孤独を愛する自身の天職は、相場師なのかもしれないw

2021年2月21日日曜日

【これから株を始める君へ】分散投資より集中投資を勧める理由

「卵は一つのカゴに盛るな」といわれている。
リスクヘッジのため、分散投資しなさいという意味である。
確かに、運用資金が巨額になれば、分散投資はリスクヘッジになるかもしれない。
だが、運用資金が巨額でない場合、分散投資がリスクになることがあるw

相場が上昇する局面では、分散投資はメリットになることがある。
銘柄数が多ければ、指数のリターンを上回る株を保有できる確率が高くなるからだ。
だが、相場が下落する局面では、分散投資はリスクにしかならない。
なぜなら、平均取得単価を下げたい銘柄数が多くなるからであるw

例えば、自身が運用しているRファンドとMファンドがある。
Rファンドは1銘柄への集中投資、Mファンドは7銘柄への分散投資である。
下落する局面で、Rファンドは1銘柄だけに、買い増し資金を投入すればよかった。
ところが、Mファンドは2銘柄にしか、買い増し資金を投入できなかったw

その結果、どうなったか。
先日、Rファンドは平均取得単価を上回った。
ところが、Mファンドは2銘柄しか平均取得単価を上回れていない。
下落した局面で、効果的な買い増しを行うには、集中投資に軍配が上がるのであるw

【コラム】東京証券取引所の投資リターンについて

「日本株の時代は終わった」、「これからは海外株」などの意見がある。
また、バブル崩壊後の20年間を「失われた20年」だとする意見もある。
果たして、本当にそうだろうか。
自身は経済の専門家ではないが、投資家視点で検証してみるw

下図は、TOPIX(東証株価指数)の長期チャートである。
赤線の始点である1969年のTOPIXは、132.62、
赤線の終点である現在のTOPIXは、1,928.95。
50年間で、1,928.95÷132.62=14.5倍になっているw

50年間で14.5倍を、複利で換算すると、年間5.5%ほどの利回りになる。
仮に、44年前に市場平均の株に1000万円投資したとする。
現在は10倍になっており、1億円に増えていることになる。
つまり、日本株は終わっていないし、「失われた20年」もなかったことになるw

東京証券取引所が他国の市場と大きく異なるのは、1980年代のバブルである。
異常な相場が作られ、TOPIXは2,884.80まで高騰した。
現在のTOPIXと比較すると、2,884.80÷1,928.95=1.5倍。
日経平均株価が、30,000円×1.5倍=45,000円となる異常な相場であるw

異常な相場は、一握りの勝者と数多くの敗者を生み出し、弾けて終わった。
現在はバブルの反省から、相場は本来の右肩上がりの姿となっている。
右肩上がりの相場で儲けることは、誰にでもできる。
図の赤線より下で買い、赤線より上で売るだけでよいからであるw

2021年2月20日土曜日

【エッセイ】備えあれば迷いなし

株式投資で最も大切なことは、売買に際しての確固たる自信と決断である。少しでも迷いがあってはいけない。基盤が軟弱であれば、ちょっとしたことにも動揺しやすくなる。水鳥の羽音に驚き、枯れすすきを幽霊と間違えてギョッとする前に、揺るぎない心の備えを固めておけというわけだ。
同時に、まさかのときにも動じない資力をたくわえておく必要も説いている。ギリギリの資金で株式投資をしていると、常に損をしてはいけないとせっぱつまった気持ちでいるために、わずかのことでも動揺し迷いだす。迷ったら最後、適切な処置はできなくなるのが通例だ。
迷いの最たるものに指し値(値段を指定する注文)の取り消しがある。相場の動きにつれて自分の判断に対する自信が揺らぎだし、つい取り消してチャンスを失うというケースが多い。そこで「指し値を取り消すな」という格言が生まれる。 最初から綿密な調査と冷静な判断があれば、簡単に指し値を取り消すこともないが、一時的な思いつき等で仕掛たものは“根なし草”のようなもので、ちょっとした風で流されてしまうわけだ。むろん、指し値が的確かどうかは別の問題である。
(「備えあれば迷いなし」日本証券業協会ホームページより)

株式投資をする上で、余力資金をどの程度、確保しておくのかは重要だ。
余力資金を多くすれば、得られるリターンが少なくなる。
かといって、余力資金が少なければ、暴落や急落したときに買い向かうことができない。
昨年の急落相場は、余力資金が少なかったので、大きく買い向かうことができなかったw

自身はリーマン・ショックの経験者だが、暴落や急落は突然やってくる。
暴落や急落を、事前に回避することは、まず不可能である。
また、回復するまで、どの程度の期間を要するかもわからない。
自身が出した結論が、信用取引ではない出資者からの借入であるw

普段は、手持ちの資金で最大のリターンを得られるよう運用する。
もし、暴落や急落が発生したら、出資者から資金を借り、底で大きく買い向かうのである。
借り入れた場合、配当を払うことになるが、高配当株を買えば、払ってもお釣りがくる。
昨年、出資者との契約が終わった自身は「備えあれば迷いなし」の状態であるw

【コラム】日経平均株価30,000円超えの今後の相場について

自身は「新春コラム」で、今年は「丑(うし)つまずき」となる相場と予測した。
前半の上昇相場で「売り」、後半の下落相場で「買い」の相場である。
予測通り、現在まで相場は上昇、日経平均株価は30,000円を超えた。
ちなみに自身が知る限り、前半を上昇相場と予測した株式アナリストはいないw

株式アナリストたちは、前半が下落相場、後半が上昇相場という予測だった。
また、もし、日経平均株価が30,000円を超えるとしても、後半としていた。
株式アナリストたちと異なる予測通りになるのは、嬉しいものである。
なぜなら、株で成功するには「人の行く裏に道あり花の山」だからであるw

なぜ、株式アナリストたちは、前半が下落相場、後半が上昇相場と予測したのか。
おそらくだが、昨年の相場イメージが強烈に印象に残っていたためだと思われる。
2020年の日経平均株価は、3月19日に16,552円まで急落した。
だが急落後は堅調に推移、12月30日には27,444円と、10,000円超えの上昇となったw

もし、昨年の相場イメージが強烈に印象に残っているなら、3月に下がるかもしれない。
自身は前半は上昇相場とみているので、前半での押し目買いの機会となるかもしれない。
そうなれば、先日、一部の株を売却している自身にとっては、好機到来である。
なお、参考にしていただいても構わないが、くれぐれも投資は自己責任でお願いするw

2021年2月19日金曜日

【エッセイ】或る個人投資家の日常

昨年、会社員を辞めてから、日常生活から会社の時間がなくなった。
一日の全ての時間を、自由に使えるようになった。
極めて私的なブログなので、今日の過ごし方を書いてみる。
自身の日常に興味がない方は、スルーしていただきたいw

目が覚めたので、枕元のスマホを見ると、朝の4時半。
早すぎると思い、二度寝すると、5時半に起きることができた。
最近の自身の朝食は、和食である。
2日に一度、一合のコメを炊いて、2日分の朝食にしているw

午前中は、家事をしたり、相場を見ることが多い。
毎日のように相場を見ているせいだろう。
最近、寄り天(始値が最も高い)や寄り底(始値が最も安い)がわかるようになってきた。
まだ百発百中ではないが、百発百中になれば、デイトレードを始めるかもしれないw

午後からは、プールへ泳ぎに行ったり、散歩をすることが多い。
今日、散歩していると、近所で早咲き桜が咲いていた。
ここに住んでから10年以上になるが、近所に早咲き桜があることを初めて知った。
ちなみに、他にも撮影している人たちがいたが、おそらく自身が最年少だったと思うw

散歩からの帰りに、スーパーへ立ち寄り、食材などを購入する。
昼のスーパーは空いており、長時間、待たされることはない。
帰宅すると、その日の相場を確認する。
その日の相場を記録すると、ブログの記事を書いたりしているw

夕方になると、酒の肴を作り始める。
1人暮らしなので、そのとき食したい一品を作る。
ちなみに、今夜の酒の肴は、もやし入り焼きそば。
いつも目分量で作るのだが、量が多すぎ、酒の肴ではなく普通の食事になってしまったw

【投資手法】ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析も意外と易しい

株式投資には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析がある。
それぞれについて、様々な書籍が出されている。
中には、有償でセミナーを行っている人もいるらしい。
自身からすると、ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析も意外と易しいw

例えば、ファンダメンタルズ分析は、株の定価であるBPS(1株当たり純資産)を確認する。
現在の株価がBPSより安ければ、割安のバリュー株である。
あとは、倒産する可能性が極めて少なければ、買いを検討する。
いくら現在の株価がBPSより安くても、倒産する可能性が高ければ、買ってはいけないw

テクニカル分析は、過去の取引状況(株価チャート)を用いる。
覚えるのは、下図(日本証券業協会HPより引用)の3パターンだけである。
始値<終値(陽線)、始値>終値(陰線)、始値=終値。
当たり前だが、上昇時は陽線が多くなり、下降時は陰線が多くなるw

テクニカル分析では、株価が影響を受ける指数を見つけることが重要である。
例えば、大手生保株やメガバンク株は、米国国債10年の金利に影響を受ける。
下図は、上が米国国債10年金利、下が大手生保株の3か月チャート。
大手生保株が、米国国債10年金利に影響を受けていることが、おわかりいただけるだろうw

2021年2月18日木曜日

【コラム】国策の対抗勢力かもしれない人たち

一般的に、株式投資はハイリスクハイリターンだといわれている。
また、株式投資で勝ち続けることは不可能だという人もいる。
果たして、株式投資で勝ち続けることは不可能だろうか。
連戦連勝で無敗の自身からすると、何いってんだ、こいつであるw

当たり前だが、含み損を確定しない限り、損失は確定しない。
つまり、投資先の企業が倒産でもしない限り、保有し続けていれば、負けることはない。
株式投資で勝ち続けることができないのは、自らが損失を確定させるからである。
自らが損失を確定させるから、株式投資で勝ち続けることは不可能なのであるw

自らが損失を確定させることは投機、すなわちギャンブラーの思考である。
含み損イコール損失と考える短絡的な思考である。
自身は投機というギャンブルをする人たちを、否定するつもりはない。
損失を確定させる人がいるから、証券会社や自身たちが儲かるからであるw

ただ、株式投資で勝ち続けることは不可能と主張して欲しくはない。
彼らが主張することで、世間は株式投資イコールギャンブルと思う。
株式投資で勝ち続けることは不可能という彼ら。
彼らは、「貯蓄から投資へ」という国策の対抗勢力かもしれないw

【エッセイ】ヘッジファンドの買い戻し時期検討開始

ヘッジファンドとは、さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としたファンドです。ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味で、相場が下がったときの資産の目減りを避けるといったところから用いられています。
普通の投資信託は、運用方法に制限を設定しており、相場が一方向に動いたときのみ利益が出る仕組みのものがほとんどです。一方ヘッジファンドは、比較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得ます。リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本としています。
(SMBC日興証券株式会社ホームページより)

一般的なヘッジファンドは、先物取引や信用取引などを積極的に活用する。
だが、自身のヘッジファンドは、相場の上昇時に株から現金へシフトする。
反対に、相場の下降時には、現金から株へシフトする。
つまり、同じ株を安くなったら買い、高くなったら売ることを繰り返して、ヘッジするw

ヘッジ対象の株は、8750 第一生命ホールディングス株式会社。
8750などの大手生保株やメガバンク株は、米国で資産運用を行っている。
したがって、米国国債10年の金利が上昇すれば、収益増の期待から株価が上昇する。
反対に、金利が下降すれば、収益減の失望から株価が下落するw

先日、8750を全株(10,000株)売却した後、米国国債10年の金利を注視していた。
下図は、上が米国国債10年の金利、下が8750の3か月チャートである。
昨日から、ようやく下降局面に入ったようなので、これから買い戻し時期の検討に入る。
もちろん、数少ない読者の方には、買い戻し前に事前予告する予定だw

2021年2月17日水曜日

【エッセイ】資産のボラティリティーが大きくなると働けない

「ボラティリティー(Volatility)」とは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉。
「ボラティリティーが大きい」という場合は、価格変動が大きいことを意味する。
「ボラティリティーが小さい」という場合は、価格変動が小さいことを意味する。
当然ながら、運用する資産額が多くなると、ボラティリティーは大きくなるw

自身は、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループを25,000株、保有している。
株価が1円騰がれば、評価額が25,000円増加する。
株価が10円騰がれば、評価額が250,000円増加する。
株価が100円騰がれば、評価額が2,500,000円増加するw

25,000円を、時給1,000円で働いて稼ぐには、25時間働かなくてはならない。
250,000円を、時給1,000円で働いて稼ぐには、250時間働かなくてはならない。
2,500,000円を、時給1,000円で働いて稼ぐには、2,500時間働かなくてはならない。
2,500時間働くには、1日8時間労働で300日以上、働かなくてはいけないことになるw

こうなってくると、自身にとって働くことは、ボランティアみたいなものである。
だが、働くことは、ボランティアと異なり、感謝されないことが多い。
感謝されないどころか、「生産性を上げろ」、「成果を出せ」などといわれる。
この先、自身はボランティアをすることはあっても、働くことはないだろうw

【現在の株式評価額】20210217~またも誤算で最高評価額更新~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:23,622,500円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:11,756,441円(損益率:99%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,793,200円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:5,993,200円(損益率:749%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,740,700円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,004,932円(損益率:-21%)

Y&Kファンド、Rファンド、Mファンドの評価額が、今年の最高額を更新した。
昨日、下降中とした米国国債10年の金利が反転し、高水準の上昇となった。
これにより、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループの評価額が増加した。
同じ銘柄を保有されている方とは、引き続き、喜びを分かち合いたいw

今年に入ってからの増加額は、Y&Kファンドは650万円、Rファンドは100万円を超えた。
さて、メガバンク株や大手生保株へ影響を与える米国国債10年の金利。
また読みが外れて、オオカミ少年、いや、オオカミおじさんになってもいけない。
よって、お伝えしないことにするので、気になる方は「米国国債10年」で検索をw

2021年2月16日火曜日

【コラム】20世紀の最も偉大な投資家の格言からみる今の相場

20世紀の最も偉大な投資家である、サー・ジョン・マークス・テンプルトン。
彼は、米国生まれの英国人で、投資家、銀行家、篤志家の顔を持っていた。
1954年にファンドを設立すると、38年間に渡り、平均年率15%のリターンを記録した。
彼は"バリュー投資の父"と呼ばれる、ベンジャミン・グレアムの門下生でもあった。

1930年代の世界恐慌。
彼はニューヨーク証券取引所の銘柄で、株価が1ドル以下の企業104社の株を買い占めた。
それらの株は、第二次世界大戦後の米国の産業復興により、何倍にも膨れ上がった。
このときの買いにより、テンプルトンは大富豪となった。

彼が残した有名な相場格言に、以下がある。
"Bull markets are born on pessimism, grow on scepticism, mature on optimism and die on euphoria.The time of maximum pessimism is the best time to buy, and the time of maximum optimism is the best time to sell."
(強気相場は悲観のもとで生まれ、疑いの中で育ち、楽観の中で成熟し、熱狂とともに終わります。したがって、最も悲観的なときが買い時であり、最も楽観的なときが売り時です)

今の相場は、彼の相場格言のどの段階だろうか。
個人的には、"grow on scepticism(疑いの中で育ち)"ではないかと思っている。
なぜなら、多くの人は、この相場は実際の景気と合っていないと疑いを持っている。
にも関わらず、海外市場も含め、相場は騰がり続けているからであるw

新型ウイルスの影響で、世界経済は大きな打撃を受けた。
打撃を受けた中、"Bull markets(強気相場)"が生まれた。
今が、"grow on scepticism(疑いの中で育ち)"なら、一抜けするのはまだ早い。
なぜなら、まだ"mature on optimism(楽観の中で成熟)"があるからだw

【現在の株式評価額】20210216~本日天気晴朗ナレドモ浪高シ~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:23,449,000円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:11,582,941円(損益率:98%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,741,600円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:5,941,600円(損益率:743%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,609,800円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,135,832円(損益率:-22%)

Y&Kファンド、Rファンド、Mファンドの評価額が、今年の最高額を更新した。
メガバンク株や大手生保株に影響のある、米国国債10年の金利が高水準となった。
これにより、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループが上昇したことが原因である。
同じ銘柄を保有されている方とは、引き続き、喜びを分かち合いたいw

Y&Kファンドの増加額は、本日だけで80万円、今年に入ってからは600万円を超えている。
だが、米国国債10年の金利は、大きな窓を開けて上がっている。
下図は、同金利の3か月チャートだが、窓埋めするため、下降中である。
これから、しばらくの間は、最高評価額更新とはいかないかもしれないw

2021年2月15日月曜日

【エッセイ】社員持株会で大損しそうな人の話

自身が勤めていた会社には、社員持株会があった。
毎月一定額を拠出すれば、ドルコスト平均法で自社株を買い付けてくれる。
会社からの補助もあり、大部分の社員は加入していた。
だが、自身はドルコスト平均法は効率がよくないので、一度も加入しなかったw

ある日、年配の方と話す機会があった。
その方は、新卒で入社してから、社員持株会に加入している方だった。
自身が、かなり儲かっているでしょうと聞くと、その方がいった。
1000万円ほどの含み損だよとw

驚いた自身は、その方に含み損になった理由を聞いた。
その方いわく、入社後、バブル景気により自社株の株価が高騰した。
バブル時代に買い付けた自社株が、平均取得単価を引き上げているとのことだった。
つまり、バブル時代に高値掴みをし、その後、ナンピンし続けているのであるw

現在も、自社株はバブル時代の株価には戻っていない。
その方は、バブル時代の株価に戻るのを、気長に待つよといっていた。
だが、バブル時代の日経平均株価の最高値は38,957円である。
定年になると、社員持株会を退会になることから、含み益にするのは難しいとみているw

【現在の株式評価額】20210215~最高評価額更新だからこそ調整に備えたヘッジ~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:22,643,500円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:10,777,441円(損益率:91%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,498,000円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:5,698,000円(損益率:712%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,460,450円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,285,182円(損益率:-23%)

自身が株式投資を始めてから、初めて日経平均株価が30,000円を超えた。
また、Y&Kファンド、Rファンド、Mファンドの評価額が、今年の最高額を更新した。
各ファンドの主力である8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループが連騰したからである。
同じ銘柄を保有されている方とは、先週末に引き続き、喜びを分かち合いたいw

Y&Kファンドの増加額は、本日だけで60万円、今年に入ってからは550万円を超えている。
上昇スピードが速いので、いつ調整が入っても、おかしくない局面だとみている。
先日、Y&Kファンドは一部を現金化、調整に備えたヘッジ(回避)を行っている。
もし、可能であれば、一部を現金化し、ヘッジされるのもいいかもしれないw

2021年2月14日日曜日

【投資手法】正常性バイアスに捉われない

正常性バイアス(Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
被害が予想される状況下にあっても、日常生活の延長上の出来事として捉えてしまう。
「自分は大丈夫」、「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。
(Wikipediaより)

たまに、株の掲示板を見るが、正常性バイアスに捉われている人が多いように思う。
正常性バイアスに捉われると、都合のよくない情報を過小評価するようになる。
「この情報は株価に織り込み済みだ」、「災害が起きたが株価には影響ない」など。
株価にとって、明らかによくない情報にも関わらず、楽観的な見方をするw

含み益の場合、都合のよくない情報を過小評価し、何もせず保有し続ける。
すると、そのうち株価は下がり始め、気づくと含み損になっていたりする。
含み損の場合、都合のよくない情報を過小評価し、無計画にナンピンする。
すると、そのうち株価は下がり始め、気づくと含み損が多くなっていたりするw

これらを回避するには、都合のよくない情報を過大評価することである。
簡単にいえば、都合のよくない情報が1つでもあれば、下がると考えるのである。
あと、下がり幅は翌日より、翌々日の方が大きくなると考えておくことだ。
なぜなら、外国人投資家が売るのは、日本との時差で、翌々日からになるからであるw

【エッセイ】大きな地震があると思い出すトレード

地震の被害に遭われた皆様へ
被害に遭われた皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。

大きな地震があると思い出すのが、東日本大震災後のトレード。
2011年3月11日(金)14時46分、東日本大震災発生。
大引け間近だったため、日経平均の終値は前日比179円安の10,254円だった。
自身は徒歩で帰宅しながら、週明けの相場のことを考えていた。

2011年3月14日(月)、自宅待機だった自身は、朝からPCを起動した。
東京証券取引所には、朝から投資家の売り注文が殺到した。
自身は、買値から3倍になっていた7202 いすゞ自動車㈱の全数、売り注文を出した。
指値を低くした売り注文を出すと、瞬く間に約定した。

前場が終わると、簡単な昼食をとり、後場に臨んだ。
目的は、含み損になった8411 ㈱みずほフィナンシャルグループの買い増しだった。
大引け間近で買い注文を出し、約定したが、その後も株価は下がり続けた。
日経平均の終値は、前週末比633円安の9,620円と、1万円の大台を割り込んだ。

2011年3月15日(火)も、東京証券取引所には、朝から売り注文が殺到した。
投資家が保有株の換金売りを急ぎ、午後に入ると日経平均の下げ幅は1,400円に迫った。
東京証券取引所第1部上場銘柄の97%が値下がりし、終値は1,015円安の8,605円。
買いを1日遅らせておけばと後悔したが、時すでに遅しだった。

下落率は、1987年ブラックマンデー、2008年リーマン・ショックにつぐ過去3番目。
東証1部の出来高は、約57億7700万株と過去最高を記録した。
この記録は、2013年4月5日の約64億4900万株まで破られなかった。
2013年、8411が平均取得単価の1.5倍になったので、3分の2を売却、タダ株にした。

2021年2月13日土曜日

【投資手法】長期チャートの底付近への急落は買い

株には、譲渡益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)がある。
配当金は無配にならない限り、誰でも手に入れることができる。
だが、配当金の年間利回りは、一桁%しかない。
したがって、大きく資産を殖やすのであれば、譲渡益は欠かせないw

譲渡益を得るために必要なのは「Buy low,Sell high(安く買って、高く売る)」。
小学生でもわかることだが、高く買って、安く売る大人は意外と多い。
では、安く買うためには、どうしたらよいか。
株価が長期チャートの底、過去の最安値付近まで下がったら買えばよいw

ただ、気をつけなくてはいけないのが、倒産する可能性が低いこと。
最安値付近まで下がった原因が、一時的であること。
あと、底へ向かうスピードが速い、つまり急落していることである。
間違っても、だらだらと長期間、下がり続けている株を買ってはいけないw

下図は、自身が過去に手がけた銘柄の30年チャートである。
上が7202 いすゞ自動車㈱、下が5938 ㈱LIXILで、縦の赤線が購入時期。
7202はリーマン・ショック、5938はお家騒動が、急落の原因だった。
その後、売り抜けたが、底付近で買えば、いつでも高く売ることができるw

【投資手法】高値掴みに最も効率よい無限ナンピン

かって、自身が高値掴みをした銘柄がある。
安く購入したつもりが、リーマン・ショックにより高くなってしまったのである。
購入した後、リーマン・ショックにより株価は下がり続けた。
下がり続ける株価を見ながら、最も効率よいナンピンについて、考えていたw

無計画にナンピンしていては、いくら資金があっても足りなくなる。
ある日、ふと閃いたことを、手書きでメモ用紙に書いてみた。
こうして、最も効率よい「無限ナンピン」が誕生した。
「無限ナンピン」は、買値の半値以下になるたびに、同数の株をナンピンするw

例えば、最初に1,000円の株を1,000株買ったなら、1,000円×1,000株=100万円。
1,000円の半値になってから買えば、500円×1,000株=50万円。
500円の半値になってから買えば、250円×1,000株=25万円w
(※注:わかりやすいように、手数料や税金は含めていない)

すると、ナンピンの合計額は、50万円+25万円+12.5万円・・・=100万円となる。
つまり、最初の購入額と同額があれば、無限にナンピンできることになる。
下図は同銘柄の20年チャートで、赤の縦線が購入時期とナンピン時期である。
もし、高値掴みで、ナンピンされるのであれば、半値以下でされることをオススメするw

2021年2月12日金曜日

【相場師が買わない銘柄】2914 JT(日本たばこ産業株式会社)

先日、配当減額を発表、株価が下落した2914 JT(日本たばこ産業株式会社)。
自身は保有したことはないが、監視している銘柄の1つである。
自身が監視銘柄としている理由。
あと、保有していない理由について書いてみるw

ご存じの方も多いだろうが、2914には以下の特徴がある。
1.全株式の3分の1以上を、日本国政府(財務省)が保有と定められている。
2.国内で唯一、たばこの製造を行っている。
3.M&Aなどにより、たばこ事業を積極的に世界展開しているw

自身が監視銘柄としている理由は以下である。
1は、国が大株主であることから、倒産する可能性は極めて低い。
2は、たばこ事業法で、煙草製造の独占権が認められており、国内に競合相手がいない。
3は、たばこ事業の世界シェアが首位でなく、成長余地が残されているw

監視銘柄にしているのに、なぜ、保有していないのか。
答えは簡単で、人気がある銘柄のため、割高だからである。
2914の定価であるBPS(1株当たり純資産)は1,421.92円だが、株価はBPS以上である。
自身はバリュー投資なので、定価以上の株価では買わないと決めているからであるw

【現在の株式評価額】20210212~嬉しい誤算で最高評価額更新~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:21,991,000円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:10,124,941円(損益率:85%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,343,200円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:5,543,200円(損益率:693%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,369,800円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,375,832円(損益率:-24%)

本日、Y&Kファンド、Rファンド、Mファンドの評価額が、今年の最高額を更新した。
各ファンドの主力株、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループが上昇したからである。
米国国債10年の金利が下降に転じているにも関わらず、嬉しい誤算である。
自分自身と、同じ銘柄を保有されている方に、おめでとうといいたいw

確認すると、ようやく、昨年2月の暴落前の水準まで回復していた。
特に、Y&Kファンドが、今年になってから、500万円超増加したことが大きい。
まさしく、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んだ1年間だった。
あとは、全ての投資家にとって平穏な相場が続くことを願うばかりであるw

2021年2月11日木曜日

【エッセイ】人生に必要なスキルは1つだけ

結論から書くと、資産運用のスキルである。
自身は大学卒業後、住宅建築業界で働いてきた。
一級建築士などの資格も取得し、仕事に必要なスキルを身につけてきた。
仕事を辞めると、これらのスキルが役に立つことはほとんどないw

特に、建築関係のスキルは、他のスキルより役に立たない。
当たり前だが、何度も自宅を建てる人は極めて少ない。
毎年のように、自宅をリフォームする人も極めて少ない。
せいぜい、不具合があった場合、施工不良か、経年劣化か、わかることぐらいであるw

仕事を辞めても、生活するには金が必要になる。
ファイナンシャルプランナーは、将来に備えて貯蓄しましょうという。
だが、物価の上昇や平均寿命が延びることから、本当に必要な貯蓄額はわからない。
したがって、資産を殖やし続けるための、資産運用のスキルが必要になるw

ところが、多くの人は、資産運用のスキルが必要なことに気づいていない。
事実、自身の周囲でも、資産運用をしている人は少ない。
彼らは貯蓄しかしておらず、定年後は年金があれば、何とかなると思っている。
そんな彼らに、年金も株式などで運用されているんだよと教えてあげたいw

【コラム】「節分天井・彼岸底」の2つの予兆

よく知られている相場アノマリーに「節分天井・彼岸底」がある。
節分時期(2月初旬)に天井となり、彼岸時期(3月中旬)に底を打つという意味。
多くの方が、過去データを検証しているが、あまり関係はないらしい。
このアノマリーは米相場に由来していることから、真の意味は以下だといわれているw

節分の寒い時期は、食料が不足するため、米価格が高騰しやすい。
秋の彼岸は、米の収穫時期なので、米価格が安くなることが多くなる。
つまり、相場は2月に天井となり、9月に底打ちすることになる。
ひょっとすると、今年の相場は「節分天井・彼岸底」になるかもしれないw

なぜなら、2月が相場の天井であることを推測させる、2つの予兆があるからだ。
1つは、外国人投資家の日本株買いに大きな影響を与える米国国債10年の金利。
金利が上昇すれば相場は上昇、下降すれば相場は下落することが多い。
下図は、同金利の6か月チャートだが、2月上旬に上昇から下降へ転じているw

1つは、信用取引を行っている投資家の含み損益を、%で表した評価損益率。
下図は、2020年1月から現在までの評価損益率の推移である。
2020年1月から、一度も‐10%を上回ることがなかった。
だが、直近(2/5)では初めて‐10%を上回る、-8.33%となっているのであるw

2021年2月10日水曜日

【投資手法】株価下落を楽しめるスイングトレード

自身は、8750 第一生命ホールディングス㈱で、スイングトレードを行っている。
スイングトレードとは、数日から数週間の間で行う取引になる。
一般的には、一度、取引を終えたら、銘柄を変えることが多い。
だが、自身は8730が安くなったら買い、高くなったら売ることを繰り返すw

8750などの大手生保株やメガバンク株は、米国で資産運用を行っている。
したがって、米国国債の金利が上昇すれば、収益増の期待から株価が上昇する。
米国国債の金利が上昇すればドルが買われ、円安となり、日本株が上昇しやすくなる。
反対に、米国国債の金利が下降すれば、収益減の失望から株価が下落するw

したがって、米国国債の金利が上昇に転換すれば、買い。
米国国債の金利が下降に転換すれば、売るだけで、比較的、容易に勝てるとみている。
上昇や下降の転換は、チャートから推測する。
このチャートは需給のみによって決まるため、比較的、テクニカル分析が容易だw

下図は、3か月チャートだが、一昨日、長いひげを伴った「宵の明星」が確認できる。
天井圏での「宵の明星」は、下降の転換サインであることが多い。
株価が下落すると、安く買い戻せるため、手元に残る現金が多くなる。
これからは、下落する株価を見るたびに、笑いが止まらないかもしれないw

【現在の株式評価額】20210210~年初来高値更新で含み益でも売れない銘柄~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:21,564,500円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:9,696,441円(損益率:82%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,207,600円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:5,407,600円(損益率:676%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,321,300円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,424,332円(損益率:-25%)

知人女性から運用を任されているMファンドの評価額が、今年の最高額を更新した。
Mファンドの保有銘柄が、年初来高値を更新したからである。
年初来高値を更新したのは、9101 日本郵船㈱である。
下図は9101の10年チャートだが、先日の大幅な増配発表後、株価が上昇しているw

すでに、平均取得単価を上回っており、含み益だが、まだ売ることができない。
なぜなら、数年前、知人女性が、当時の保有株数の4分の1を損切りしているからである。
したがって、含み益が損失額を上回るまで、ストロングホールドである。
9101の借りは、9101で返すのが、ファンドマネージャーである自身の方針であるw

2021年2月9日火曜日

【エッセイ】自称プロ業者のサイトについて

在宅時間が多くなったので、株のサイトを見ることが多くなった。
株のサイトには、よく自称プロ業者サイトへのリンクがある。
たまに誤って、自称プロ業者のサイトへのリンクを、クリックしてしまうことがある。
読みたくもないのに読んでしまう、彼らのサイトにある共通点を書いてみるw

1.強調したい部分のフォントを大きくしている。
 通常のサイトは、タイトル以外の本文のフォントサイズは統一されている。
 自称プロ業者のサイトは、強調したい部分のフォントを大きくしていることが多い。
 だが、本文中でフォントを大きくされても、読みづらいだけであるw

2.内容が矛盾している。
 例えば、「相場の先行きは誰にもわかりません。
 今なら騰がる銘柄情報を、特別価格でご提供します」など。
 誰にもわからないのに、なぜ、騰がる銘柄情報を提供できるのだろうか、不思議だw

3.投資の勝ち負けを理解していない。
 例えば、「現物を買うと同時に、信用でも売れば、絶対に勝てます」など。
 この場合、株価が騰がれば信用売り、株価が下がれば現物買いが負ける。
 これらのサイトを運営している方は、投資をよくわかっていないのかもしれないw

彼らは投資で勝てないので、投資以外で儲けようとしているのだろう。
考えてみると、可哀そうな人たちかもしれない。
自身は、彼らが収入で、広告費などをペイできるのだろうかと心配になる。
彼らには、連戦連勝で無敗の自身の投資手法を、参考にしてもらいたいものであるw

【エッセイ】バブルだという人がいるうちはバブルじゃない

たまに、株式アナリストが、今の相場はバブルだと投稿している。
だが、記事を読んでも、バブルだとする客観的な根拠は見当たらない。
結局は、個人的な見解であることが多い。
いつも読み終わってから、時間を無駄にしたなと思うw

現在、自身は米国国債10年の金利を監視している。
なぜなら、金利が下降すれば、メガバンクや大手生保の株価が下落する。
下落すれば、先日、売却した大手生保株を、安く買い戻すことができる。
下図は、米国国債10年の3か月チャートだが、いつ下降し始めてもおかしくないw

ところが、ネットでは、米国国債10年の金利は騰がり続ける、という意見をよくみる。
確かに、長期的には、騰がり続けるだろう。
だが、上昇と下降を繰り返しながら、騰がり続けるのである。
なお、冷静に見ることで、上昇と下降の転換は、かなりの精度でとらえることができるw

ふと思ったが、金利が騰がり続けるという人がいるうちは、騰がり続けるのかもしれない。
誰もが、騰がり続けるといわなくなったときが、上昇の終りだろう。
バブルも一緒で、バブルだという人がいるうちは、バブルじゃないのかもしれない。
誰もが、バブルだといわなくなったときがバブルで、終りのときだろうw

2021年2月8日月曜日

【エッセイ】おじさんたちの醜い争いに思ったこと

自身が就職した頃、会社はピラミッド構造だった。
学卒の新入社員が最も多く、上の年代の人は少なかった。
やがて、就職氷河期が訪れ、ピラミッドでなくなった。
学卒の新入社員が最も少なくなり、上の年代の人が多くなったw

時が経ち、自身と同世代は、中高年のおじさんになった。
自身と同世代の彼らは、会社にとって明らかに多すぎる。
当然ながら、会社は彼らに早期退職などを促す。
だが、彼らの多くは、必死で会社にしがみつこうとするw

その結果、何が起こるか。
起こるのは、同世代のおじさん同士の、低レベルな争いである。
「あいつより俺の方が経験が豊富だ」などの、くだらないアピール合戦である。
次世代の社員からすると、おじさん同士で何を争っているんだという話であるw

自身が、かって勤務していた会社もそうだったが、おじさんはおじさんとしか争えない。
なぜなら、次世代の社員には、頭脳や体力で勝てないからである。
おじさんたちの争いは醜く、見るに堪えないことが多い。
自身が株主の会社には、次世代社員以外は、とっとと早期退職させろといいたいw

【現在の株式評価額】20210208~直近の天井で最高評価額更新かもしれない~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:21,604,000円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:9,737,941円(損益率:82%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,235,200円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:5,435,200円(損益率:679%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,317,750円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,427,882円(損益率:-25%)

Y&KファンドとRファンドおよびMファンドの評価額が、今年の最高額を更新した。
米国国債10年金利の上昇に伴い、メガバンク株が上昇したためである。
ただ、米国国債10年金利は、近々、下降するとみている。
したがって、今回の上昇は、直近の天井になるかもしれないw

今までは、米国国債10年金利が下降すれば、上昇するのを待つしかなかった。
だが、今回は、8750 第一生命ホールディングス㈱を売却した現金で、ヘッジしている。
ある程度、金利が下がれば、8750の株価が下がり、安く買い戻すことができる。
上昇してもよし、下降してもよし、どちらになろうがウェルカムであるw

2021年2月7日日曜日

【今後の戦略】今年のトレードプランについて

自身は3ファンドの運用を行っている。
Y&Kファンドは、自身と嫁の資産運用。
Rファンドは、社会人2年目の娘の資産運用。
Mファンドは、知人女性の資産運用w

各ファンドの、今年のトレードプランについて書いてみる。
Y&Kファンドが保有する3銘柄は、保有継続。
ただし、メガバンク2銘柄については、時期を見て買い増し。
あと、先日、売却した8750 第一生命ホールディングス㈱のスイングトレードを行うw

Rファンドは、1銘柄への集中投資なので、保有継続。
娘が追加したいのであれば、時期を見て買い増し。
Mファンドは、保有銘柄が7銘柄と多いため、保有銘柄を少なくする。
具体的には、含み益になった銘柄を手仕舞い、他の保有銘柄の買い増しw

最後に、各ファンドの今年の目標を記録しておく。
Y&Kファンド:譲渡益200万円(現在38万円)、配当金200万円。
Rファンド:娘と要相談。
Mファンド:保有銘柄7→6銘柄、月3万円の配当希望なので配当金36万円w

【エッセイ】批判されたブログに思うこと

アメリカの心理学者、アブラハム・マズローは、欲求を5段階の階層で理論化している。
5段階の1つに、「承認(尊重)の欲求 (Esteem)」がある。
具体的には、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。
「承認の欲求」は、一般の動物にはなく、人間だけの欲求らしいw

今までに何度か、批判されたブログを見ることがあった。
多いのが、ある日、突然、批判に対する反論が投稿されるパターンである。
すると、反論に対して批判があり、再度、反論が投稿される。
それが数日にわたって、延々と繰り返されたりするw

自身が見てきた限り、批判されたブログには共通点があるように思う。
批判されたブログの共通点は、承認(尊重)の欲求が強いことである。
それまでの投稿を読むと、尊重の欲求がうかがえる投稿があることが多い。
簡単にいうと、自分は〇〇なので凄いだろう的な投稿であるw

もちろん、批判する側を擁護するわけではない。
批判が相手の主張への反論で、建設的な指摘やアドバイスであれば問題ないだろう。
だが、人を傷つけるような内容であれば、到底、許されるものではない。
ただ、批判されるような投稿をしていたブログにも、一因があったのではないかと思うw

えっ、偉そうに解説している、お前のブログはどうなんだって。
本ブログは上から目線だが、気にいらない方は読まないようにと案内している。
数少ない読者も良識のある方ばかりなので、批判されたことはない。
もしくは、批判されているが、自身が気づいていないだけかもしれないw

2021年2月6日土曜日

【エッセイ】新型ウイルスで唯一よかったこと

「価値観(sense of values)」とは、何に価値があると認めるかに関する考え方。
好ましいことや好ましくないことといった価値を判断するときの根底となる見方。
当たり前だが、価値観は人によって異なる。
世の中には、「金が大事」という人もいれば、「愛が大事」という人もいるだろうw

自身は、様々な価値観があっていいと思っている。
「金が大事」、「愛が大事」、どのような価値観があっても、その人がよければよい。
自身にも、自身なりの価値観がある。
金は大事だが、株なども大事という、一言で説明できない価値観であるw

自身の親戚もそうだが、世の中には、自分の価値観を押し付けようとする人がいる。
それらの人にとっては、自分の価値観が絶対であり、妥協することをしない。
例えば、自身の場合だと「嫁と別居するなんて考えられない」
「安定した給与を貰える会社員を辞めるなんて考えられない」などであるw

たまに、帰省すると、価値観の異なる親戚連中から、あれこれいわれる。
何いってんだ、こいつらという連中と過ごさなくてはならない。
同じ立場になったことがないのに、よくいえるもんだと思う。
新型ウイルスで唯一よかったことは、帰省しない口実ができたことであるw

【エッセイ】8750 第一生命ホールディングス㈱を手仕舞いした理由

結論から先に書くと、8750でスイングトレードを行うためである。
スイングトレードとは、数日~数週間の間に購入と売却を行う取引である。
昨年2月、8750 第一生命ホールディングス㈱10,000株を、@1,742円で購入した。
その後、新型ウイルスの影響により、株価1,018円まで急落、含み損は700万円を超えたw

買値の半値になれば、ナンピンするつもりだったが、さすがに半値にはならなかった。
その後、約1年がかりで、買値付近まで戻って来た。
一昨日の夜遅く、あるサインを確認したので、@1,780円で全株を売却した。
あるサインとは、米国国債10年チャートのサインであるw

この1年、8750の値動きを観察していて、米国国債10年との相関を確認した。
下図は、上が米国国債10年、下が8750の1年チャートである。
米国国債10年の金利が上昇すれば、運用益の期待から、8750の株価も上昇する。
反対に、金利が下がれば、8750の株価も下落していることがわかるw

下図は、上が米国国債10年、下が8750の3か月チャートである。
米国国債10年と8750の相関が、より詳細におわかりいただけるだろう。
8750のスイングトレードは、米国国債10年チャートのテクニカル分析がベースになる。
前日までの米国国債10年チャートから、8750の買い時と売り時を判断するw

昨日、8750を売却したのは、一昨日の米国国債10年チャートに陰線が出たからである。
陽線が続いた後の陰線は、下落に転じるサインであることが多い。
よって、一旦、手仕舞い、下落後に陽線が出てから、買い戻すことにした。
なお、参考にしていただいても構わないが、くれぐれも投資は自己責任でお願いするw

2021年2月5日金曜日

【エッセイ】医療の進歩に思うこと

数年前、自身はかっての勤務先近くの病院で、人間ドックと脳ドックを受診した。
受診したあと、医師から「あなた、帰りに何があってもおかしくないですよ」といわれた。
以来、この医師が自身のかかりつけ医になっている。
医師は、定期的に自身の検査を行ってくれているw

定期的な検査は、血液検査、心電図、頸動脈エコーなどである。
自身は医療の知識がないので、素直に医師の指示に従って、検査を受けている。
医師によると、自身の頸動脈の壁の一部には、わずかな膨らみがあるらしい。
定期的に検査することで、膨らみが大きくならないか診てくれているらしいw

頸動脈の壁の一部に膨らみがあるが、自身には全く自覚症状がない。
エコーの画像を見せられて、本当にあるなと思うだけである。
昨年、数年ぶりに脳ドックを受診した。
すると、前回にはなかった3D画像で、脳の血管状態を詳細に説明してもらったw

このまま、医療が進歩すると、ますます平均寿命が延びるのではないかと思う。
人生100年時代といわれているが、本当に平均寿命が100歳になるのではないかと思う。
現在のライフプランに、100歳まで生きることを前提としているものはない。
これからのライフプランは、人生100年時代を前提とする必要があるかもしれないw

【現在の株式評価額】20210205~1銘柄1780万円の今年の初売り~

Y&Kファンド(3銘柄)
・取得額合計:11,866,059円
・配当金合計:1,037,000円(配当利回り:8.74%)
・評価額合計:20,945,000円(BPS:51,616,320円)
・損益額合計:9,078,941円(損益率:77%)

Rファンド(1銘柄)
・取得額合計:800,000円
・配当金合計:300,000円(配当利回り:37.50%)
・評価額合計:6,060,000円(BPS:15,374,640円)
・損益額合計:5,260,000円(損益率:658%)

Mファンド(7銘柄)
・取得額合計:9,745,632円
・配当金合計:321,300円(配当利回り:3.30%)
・評価額合計:7,088,850円(BPS:15,041,891円)
・損益額合計:-2,656,782円(損益率:-27%)

Y&KファンドとRファンドおよびMファンドの評価額が、今年の最高額を更新した。
あと、Y&Kファンドで、1銘柄1780万円の今年の初売りをさせてもらった。
初売りは、8750 第一生命ホールディングス㈱で、保有していた全株10,000株。
@1,780円で売れたので売却額は1780万円、1銘柄の売却額では過去最高額であるw

事前予告したかったが、あるサインの確認が昨夜遅くなので、朝一で売り注文を行った。
下図は、8750の本日の値動きで、始値は1,760円、終値は1,759円とほぼ同額。
おそらく、中期チャートには、転換のサインとされている「十字線」が現れるはずだ。
昨夜遅くのサインも含め、8750を売った理由については、後日、記事にする予定だw

2021年2月4日木曜日

【エッセイ】器が小さいと思う株ブログとは

ブログを始めたときに、他の株ブログをよく見ていた。
自身が見た限り、全てが後出しじゃんけんのブログだった。
自分が自信を持って選んだ銘柄であれば、事後報告する必要はない。
よって、自身は本ブログで、前代未聞の予告買いを行っているw

たまに、会員限定でしか銘柄を公開していないブログがある。
もしかすると、会員から金をせしめることが、目的かもしれない。
だが、自分が儲かっているなら、他人から金をせしめようとは思いもしないはずである。
仮に、金をせしめていないのなら、自分に自信のない、器が小さい人かもしれないw

会員限定でしか銘柄を公開していないブログは、中身が薄いことが多い。
大半の記事が、誰でも入手できる内容であることが多い。
あと、主催する有償セミナーへの参加を募っていることもある。
無償オンラインにせず、有償セミナーへの参加を呼び掛ける意味がわからないw

会員限定や有償セミナーへの参加を呼び掛けるブログを見るたびに思う。
株で儲けることができないので、株以外で儲けようとしているのかもしれないと。
株で儲けることができる人は、株以外のことで儲けたいとは思わない。
よって、誰にでも情報をオープンにできるのであるw

【エッセイ】効率のよくない短期投資の人を見て思うこと

自身は基本、中長期投資である。
株取引は年に数回、過去には1回も取引しない年もあった。
在宅時間が多くなったので、たまに株の掲示板を見ることがある。
ほとんどの掲示板に、短期投資の人がいるw

彼らは一日に買ったり、売ったりを繰り返している。
最初に、彼らの投稿を見たとき、自身はネタだと思った。
だが、なかには取引画面をアップしたりする人もいる。
どうやら、本当に一日に買ったり、売ったりしている人もいるようであるw

彼らは取引のたびに、一喜一憂している。
予定通りにいかなければ、損切りして損失を確定する。
予定通りにいけば、売って儲かったと喜んでいる。
彼らは儲けた金で再投資するが、損切りすれば儲けは失われるw

株取引には手数料がかかる。
取引回数が多くなればなるほど、手数料も多くなる。
彼らは、中長期投資なら買いと売りの2回で済む手数料を増やしている。
効率のよくない取引をする彼らを楽しそうだとは思うが、真似したいとは思わないw

2021年2月3日水曜日

銘柄を明かさない理由R 「第30章 伝説の仕手戦」うら話

自身のオリジナル小説「銘柄を明かさない理由R」。
現在、新章を執筆中だが、うら話を書いてみる。
うら話は、先日、書き終わった「第30章 伝説の仕手戦」である。
「第30章 伝説の仕手戦」は、実在したある天才を思いながら書いていたw

実在したある天才は、映画監督の川島雄三(1918年2月4日 - 1963年6月11日)。
彼は、青森県下北郡田名部町(現在のむつ市)生まれ。
家は代々伝わる商家(酒屋)で、もともとは近江商人の出だった。
彼は、運動は駄目だったが、成績優秀で本を読むのが好きな子供だったらしいw

青森県立野辺地中学校(現:青森県立野辺地高等学校)卒業、明治大学文芸科に入学。
学生時代は映画研究部に在籍、大学卒業後、松竹大船撮影所監督部に入社する。
撮影所前の松尾食堂に入り浸り、居候となる。
食堂の娘と縁談話が持ち上がったが、子供を作れない体であることを理由に断るw

初の助監督公募で、2000人中8人の採用に選ばれる。
島津保次郎、吉村公三郎、小津安二郎、野村弘将、木下惠介らの助監督を経る。
1944年、監督昇進試験主席合格の後、織田作之助原作の「還って来た男」で監督デビュー。
「第30章 伝説の仕手戦」の初回タイトル「還って来た男」は、デビュー作からお借りしたw

1946年、「追ひつ追はれつ」では日本初のキスシーンを撮った。
松竹時代の彼は、コメディ映画を多く撮っていた。
1952年には、神楽坂はん子の歌である「こんな私じゃなかったに」を撮っている。
「第30章 伝説の仕手戦」のラストで「こんな私じゃなかったに」を使わせていただいたw

彼は家を持たず、浅草や新宿など、都内の行きつけの宿を家替わりに泊まり歩いていた。
銀座の小料理屋「菊川」で働く中村八重司に惚れこむことになる。
当時高級住宅だった日活アパートで、彼は八重司と一緒に暮らし始める。
八重司は、幼い頃亡くなった彼の母にそっくりだったらしいw

やがて、八重司は妊娠したが、彼は出産を許さなかった。
夜ごとスタッフと飲み明かす日々を送り、飲み代は当時の金で毎月50万円に達した。
助監督の給料が1万円の時代に、5万円の舶来の洋服を着ていた。
「第30章 伝説の仕手戦」の主人公である淀屋勝利の身なりは、彼のイメージであるw

1954年、松竹で23本の映画を撮った彼は、日活へ移籍「幕末太陽傳」などの傑作を残す。
1957年、東宝系の東京映画へ移籍、「しとやかな獣」などの作品を残す。
遺作「イチかバチか」公開の5日前に、芝にある日活アパートの自室にて急死、享年45。
墓所はむつ市新町の徳玄寺、監督作品51本、待機作3本は未完となったw

当時の弟子だった今村昌平について、彼は映画評論家の白井佳夫に言っている。
「メシのためより自分が納得したシャシン撮るまで何もしない。
(こういう今村を)白井佳夫さん、支えてやってください」
「第30章 伝説の仕手戦」の白井は、映画評論家の白井佳夫から名字をお借りしているw

彼の弟子だった今村は、1983年に東映との共同製作で「楢山節考」を発表する。
今村は、「楢山節考」でカンヌ国際映画祭最高賞(パルム・ドール)を受賞する。
衣笠貞之助監督「地獄門」、黒澤明監督「影武者」に続く、三度目の日本作品受賞だった。
受賞効果もあり、1億7千万円で制作した同作は、12億円を稼ぎ出したw

彼の傑作「幕末太陽傳」には、幻のラストシーンがある。
主人公が、江戸時代のセットから外に出て、現在の町中に走り出すというラストである。
このラストシーンは、俳優やスタッフなどからの反対で、実現しなかった。
後に、主人公役のフランキー堺は「監督の言う通りにしておけば良かった」と語っているw

幻のラストシーンは、後に様々な映画人によって、意識的、無意識的に踏襲されている。
今村は、自身の「人間蒸発」のラストで、部屋がセットだという事を観客に明かした。
「新世紀エヴァンゲリオン」の製作者である庵野秀明も影響を受けた1人らしい。
庵野は、各媒体に「『幕末太陽傳』をやりたかった」と語っているw
(Wikipediaより)

【エッセイ】株の収入で生活できるようになってからの欲求

アメリカの心理学者、アブラハム・マズローは、欲求を5段階の階層で理論化している。
1.生理的欲求 (Physiological needs)
 食事・睡眠・排泄など、生命を維持するための本能的な欲求。
2.安全の欲求 (Safety needs)
 安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持など、秩序だった状態を得ようとする欲求。
3.社会的欲求と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
 自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割を求める欲求。
4.承認(尊重)の欲求 (Esteem)
 自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。
5.自己実現の欲求 (Self-actualization)
 自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、なりえるものになりたいという欲求。

最初の4つの欲求は、欠乏欲求 (Deficiency-needs)とされている。
4つの欲求を満たした後の自己実現の欲求は、存在欲求 (Being-needs)とされている。
アルバイトで芸能界などを目指す人は、3、4を飛び越えて自己実現を目指している。
これら全ての欲求を満たした人は少ないが、「自己実現者」とされているw

自身は、株の収入で生活できるようになって、1と2の欲求を満たすことができた。
3も、株や大家業の税金を納めているので、満たせているのかもしれない。
だが、4の尊重されることを求める欲求は、跡形もなくなった。
5の自己実現の欲求も、株の収入で生活できるようになったので、満たせているだろうw

マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると発表した。
それが、自己超越 (Self-transcendence)の段階で、人口の2%ほどらしい。
自身が満たされていないのは、自己超越の段階への到達だけかもしれない。
自身は世界で一番、幸福者で偉いと思っているので、超越したら宇宙一かもしれないw

2021年2月2日火曜日

【投資手法】投機が運でしか勝てない理由

結論から先に書くと、プロスペクト理論通りの判断行動をしているからである。
同理論では、多くの人の判断行動が、現実に即した形で解明された。
多くの人は、収益が出ている場合、損失回避的な利益確定に走りやすい。
一方、損失が出ている場合は、それを取り戻そうとしてより大きなリスクを取るw

同理論で解明された判断行動は、運でしか勝てないようになっている。
同理論の判断行動に、「損失が出ている場合」とある。
すなわち、投機を行う人は、含み損イコール損失という思考なのである。
含み損イコール損失という思考のため、損切りして損失を確定するw

どれだけ含み損が多くなろうが、確定しない限り、損失とはならない。
にも関わらず、含み損が多くなれば、損失が多くなると考える。
かたや、投資する人は、含み損の場合、含み益になるまで保有し続ける。
大幅に下落したなら、ナンピンで平均取得単価を下げることができる好機と考えるw

当たり前だが、株の売買は自分に決定権がある。
決定権があるにも関わらず、投機する人は、自ら損失を確定させているのである。
含み損になるたびに、損失を確定させていれば、損失が膨らみ続ける。
損失が膨らみ続けると、冷静な思考ができなくなり、運頼みになるのであるw

【エッセイ】いろいろな人生があるように、いろいろな意見があっていい

在宅時間が多くなってから、ネットニュースを見ることが多くなった。
ネットニュースに対して、いろいろな意見がある。
なかには、なるほどと納得できる意見がある。
反対に、何いってんだ、こいつ、というような意見もあるw

だが、これまでの境遇が異なれば、いろいろな意見があって当たり前である。
例えば、自身は会社員だったので、自営業の方の気持ちはわからない。
若くに結婚したので、同世代で未婚の方の気持ちはわからない。
株式投資で損切りしたことがないので、損切りする方の気持ちはわからないw

本ブログは、2014年から始めた私的なブログである。
私的なブログなので、法に抵触しない範囲で好き勝手なことを書いている。
自身は、自分が世界で1番、幸福者で偉いと思っている。
したがって、上から目線が気に入らない方は読まないようにと、何度か案内しているw

たまにだが、本ブログの記事に対して、否定的な意見を目にすることがある。
自身は、それらの意見に対して、反論等を行ったことは一度もない。
いろいろな人生があるように、いろいろな意見があっていいからである。
共通点があるなら、お互いに、自分が世界で1番、幸福者で偉いと思っていることだろうw

2021年2月1日月曜日

【エッセイ】新築住宅を購入する人がやりがちなこと

自身は長年、住宅業界で働いてきた。
最先端の知見を有する人から、現場で作業する職人まで、多くの人と仕事をしてきた。
比較的、合格者が少ないとされている一級建築士の有資格者でもある。
新築住宅を購入する人がやりがちなことについて書いてみるw

やりがちなことは、生活レベルを上げることである。
具体的には、車や家電品の買い替えである。
特に、車は隣近所への見栄からか、新車に買い替える家庭が多い。
あるいは、新築住宅には新車という安易な発想かもしれないw

住宅もそうだが、車も時が経てば、劣化する。
当たり前だが、1年もすれば、新車でなくなる。
新築時に、車の買い替え時期を迎えていた家庭はわずかだろう。
にも関わらず、住宅に合わせて、新車に買い替えるほど、無計画なことはないw

自身が知る限り、新築時に新車にした家は、その後、なかなか車を買い替えない。
おそらく、住宅ローンの返済に追われているのだろうなと思う。
しばらくすると、その中の何軒かには、ある看板が設置される。
設置される看板は「売家」、もしくは「FOR RENT(貸家)」であるw

【エッセイ】働き続けることのリスク

4月から改正「高齢者雇用安定法」、いわゆる70歳就業法が施行される。
全ての企業に対して、希望する社員が70歳まで働けるよう、努力義務を課すものらしい。
年収が激減しても、70歳まで働きたかった人にとっては、朗報だろう。
70歳まで働く人のために昇給が遅くなる現役世代にとっては、悲報かもしれないw

様々な事情があるだろうから、70歳まで働くことを否定するつもりはない。
だが、働き続けることで生じるリスクがあるのも事実である。
知人から聞いた、働き続けることのリスクについて書いてみる。
知人の会社が業務委託していた、ある個人事業主の身に起こった話であるw

知人が、個人事業主へ業務に必要なデータを送信する。
個人事業主は業務が終わったら、成果物を知人に送信するという流れだった。
個人事業主が65歳になってからも、業務委託は続けられていた。
ある日、納期の日になっても、個人事業主から成果物が送られてこなかったw

知人が個人事業主に電話しても出ないため、1人暮らしの自宅まで様子を見にいった。
すると、個人事業主は認知症を発症しており、働ける状態ではなくなっていた。
もちろん、認知症の原因が、働き続けたことによるストレスなのかはわからない。
だが、個人事業主は認知症で余生を過ごすことになるとは思っていなかったはずであるw