2021年2月27日土曜日

【エッセイ】歳をとったなと思うこと

自身が小学生の頃、父親が宿題をみてくれたことがある。
算数の三角形の面積を求める宿題だった。
「縦の長さに、横の長さを掛けるんだ」と父親がいった。
自身が、三角形の面積じゃないというと、父親は二度と宿題をみてくれなくなったw

当時は、なんて〇鹿な親なんだと思った。
だが、自身が子育てして、父親の気持ちがわかるような気がしている。
自身の娘は医療系の大学を卒業、国家資格を取得し、今は医療機関に勤めている。
学生時代の教科書をチラ見したことがあるが、教えることができるレベルじゃなかったw

親であれば、子どもの手本になりたいと思う人がほとんどだろう。
だが、歳をとるにつれ、記憶力や理解力はどうしても衰えていく。
父親は自身に、三角形の面積の求め方を教えることができなかった。
そのことを指摘した自身は、子どもだったとはいえ残酷なことをしたのかもしれないw

かって、自身の祖母は「外人は全部、同じに見える」と言っていた。
当時、小学生だった自身は、祖母が言っている意味がわからなかった。
自身も歳をとったのか、祖母が言っていた意味がわかるようになった。
なぜなら、最近の自身はアイドルグループのメンバー全員、同じ顔に見えるからであるw

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