2021年2月27日土曜日

【コラム】昨日の相場急落が調整とみている理由

昨日、日経平均株価が、今年最大の下げ幅を記録した。
原因は、米国国債10年金利の急上昇を嫌気した米国の下げ相場らしい。
株式アナリストの見解をいくつか読んだ。
まともな株式アナリストは、自身と同じ「調整」という見解だったw

自身が「調整」とみている理由は、2つある。
1つは、米国下げ相場の原因となった米国国債10年金利が行ってこいだったこと。
急上昇した翌日には、急上昇前の水準まで戻っている。
下図は、金利の3か月チャートだが、戻っていることがおわかりいただけるだろうw
1つは、国内相場が天井に達していないこと。
信用取引を行っている投資家の含み損益を、%で表した評価損益率がある。
下図は、2020年1月から現在までの評価損益率の推移である。
一般的に、評価損益率が-3%に近づくと、相場の天井だといわれているw

2020年1月からの評価損益率は、‐10%を上回ることがなかった。
2月になって、‐10%を上回る-8%台となったが、-3%付近には達していない。
一般的に、評価損益率が-10%を下回ると、「追証」が発生するといわれている。
昨日の急落で「追証」は発生するだろうが、現物取引であれば何ら関係ない話であるw

0 件のコメント:

コメントを投稿