2015年7月31日金曜日

銘柄を明かさない理由26

都内某所にて
「どうぞ、お掛けください。
今回の依頼、ある個人投資家のプログを読んで、持ち株を推測して欲しいとの件。
お約束の期日は、本日まででしたね。
残念ながら、彼の持ち株はわかりませんでした。

なぜなら、彼のプログの内容は信用できないからですよ。
この10年は、プロでも、勝ち続けることは難しい相場でした。
米国みたいな市場環境であれば、買いだけで勝てたかもしれません。
国内の市場で、買いだけで勝ち続けるなんてことは不可能です。

そもそも、彼はなぜ、銘柄を明かさないのか。
本当に勝ち続ける自信があるなら、銘柄を明かせるはずです。
投資手法に関心をもってもらうためとか、もっともらしいことを書いています。
ところが、儲け話を他人に教える人はいないとも書いている。

彼のプログは全くもって、論理的ではない。
内容や実績も、胡散臭いといわざるを得ませんな」

2015年7月30日木曜日

これから株を始める君へ32

世の中には、投資詐欺に遭う人が後を絶たない。
他人に儲かる話を勧める奇特な人が、いないことをわかっていないw
他人に騙されないためには、どのようにしたらよいか。
答えは簡単で、他人の儲け話に、耳を貸さないことであるw

「○社の商品がオススメです」等のプログがある。
その多くが、ご丁寧にリンクつきで商品を宣伝しているw
自身は保有株を明かさないし、安易な銘柄推奨もしない。
儲かるかわからない商品を、よく人に勧めることができるなと、ある意味、感心しているw

日本証券業協会が行っている「証券投資に関する全国調査」で、下記の結果が出ている。
これまで株式を持ったことがない理由のトップは以下で、55.7%を占める。
「買えるほど十分な知識をまだ持っていないと思ったから」
自身は経済学を専攻したことはないし、証券会社に勤務している訳でもないw

だが、株式投資では連戦連勝の無敗で、今まで一度も損失を確定したことはない。
購読紙は東京新聞で、テレビの番組欄は見ても、経済欄は見ないことが多いw
株式投資に経済学の知識は不要だと考えており、投資基準は至ってシンプルである。
PBR1倍未満、すなわち定価未満で、倒産しない企業の株を中長期で保有するだけであるw

2015年7月29日水曜日

会社員と相場師8

給与振込口座の残高を、久々にチェックした。
思っていた以上に、増えていたので驚いたw
考えてみれば、今月は給与に賞与、株の配当金もあり、1年で最も収入の多い月である。
もし今月の残高が先月よりマイナスになるようであれば、毎月の収支は赤字であるw

住宅ローンを一括完済してから、今までのローン返済分が全て貯蓄されている。
貯蓄が増えるのはわかってはいたが、貯蓄の増加速度に驚いているw
会社員のいい点は、毎月の収入が安定していることである。
特に子育てをしている自身にとって、安定した収入があるのは心強いw

株式投資での運用額は2000万円超にすぎないが、日々の増減額は数十万円になる。
「今日は数十万円増えたな」「今日は数十万円減ったな」の世界であるw
しかしながら、自身も含め、大多数の会社員にとって、数十万円は大金である。
数十万円の増減を何とも思わないことに、ときおり怖くなるときがあるw

2015年7月28日火曜日

緩やかな上昇相場に思う8

自身が保有する5銘柄中4銘柄は、PBR1倍未満、すなわち定価未満である。
最近、保有株の株価が面白い値動きをしているw
一時的に大きく下げるが、終値は前日とそんなに変わらない。
明らかに個人が売って下がったところを、プロが買っていることに他ならないw

なぜ、定価未満の株を買ったのに、定価にならないうちに売るのか、理解できない。
おそらく、投資判断基準が確立できていないのだろうと思うw
何度も述べてきたが、自身の最も重視する株価指標はPBR、すなわち株の定価である。
この指標は、偉大なる相場師の1人であるベンジャミン・グレアム氏の著書から学んだw

株式投資には、高度な経済学の知識は必要ない。
だが、論理的思考(ロジカルシンキング)は必要だと考えているw
論理的思考は「Aならば、Bになる」、これだけである。
つまり、「今の株価が定価未満なら、(いつかは)定価になる」であるw

「○社と業務提携した」「新しい商品を開発した」「経営者が交代した」
「だから株価が騰がる」という思考は、全くもって論理的ではなく、願望に過ぎないw
夏は個人投資家が、プロにいいように踊らされるシーズンである。
自分にとっての投資判断基準を考え直すには、よいシーズンといえるかもしれないw

2015年7月26日日曜日

これから株を始める君へ31

君は貯蓄してきたが、貯蓄では資産がなかなか増えないことに気づく。
株式投資を始めようかと思うが、上手く運用できるか自信がない。
始めるにあたっては、株式投資のリスクを把握しておくことが重要になる。
株式投資におけるリスクは3点しかなく、リスク回避は比較的、容易である。

まずは、株価が値下がりして、評価損益がマイナスになった場合。
評価損益がマイナスになること自体は、リスクではない。
評価損益がマイナスのときに売る、すなわち損切りするから、リスクになるのである。
つまり、評価損益がマイナスのときには、決して売らないことで、リスク回避できるw

次に、投資先の企業が倒産した場合。
倒産すると上場廃止により、株価は0円になるため、大きなリスクとなる。
回避するには、およそ倒産しそうもない、国が倒産させないような企業の株を買えばよい。
つまり社歴の長い東証第一部の大型株を買えば、倒産のリスクは大幅に少なくできるw

最後は、長期保有により株価が暴落した場合。
リーマンショックのように相場全体が暴落した場合、評価損益のマイナス期間が長期になる。
売りたくても売れない、俗にいう塩漬け状態になるのを、回避するにはどうすればよいか。
答えは簡単で、あらかじめ元本を引き上げておけばよいのであるw

元本を引き上げれば、ノーリスクハイリターンの資産運用が可能になる。
君の当面の目標は、いくら儲けるかではなく、いかに早期に元本を引き上げるかなのであるw

2015年7月25日土曜日

買いの手法6

株を仕込むのに最適な季節は夏である。
仕込むのであれば、7月中旬から9月上旬の間に仕込まなくてはならない。
東京証券取引所の売買で、6割超を占める外国人投資家達がいる。
短期のヘッジファンドから、欧米の投資信託、中国の政府系ファンドなどである。

彼らが好んで売買するのは、時価総額の大きい東証第一部の大型株である。
彼らの多くは、7月中旬から9月上旬の間、バケーションシーズンに入る。
バケーションシーズンに入る前、彼らの多くが一旦、株を売る。
彼らが売って割安になった大型株を、7月中旬から9月上旬にかけて仕込むのであるw

気をつけなくてはいけないのは、真の割安株を仕込むことである。
真の割安株とは、PBRが1倍未満で配当を実施している東証第一部の大型株である。
バケーションシーズンが終わった彼らが、真っ先に買い戻す株である。
事実、夏に仕込んだ割安株は、評価損益のマイナス期間がわずかであることが多いw

自身は昨年の夏から秋にかけて、保有している2銘柄の入れ替えを行った。
入れ替えようと思ったきっかけは、なんだ、これ安いと思う銘柄を見つけたからであるw
大きなリターンを得たければ、夏の割安株をリターンの少ない銘柄と入れ替えることである。
くれぐれも投資は自己責任でお願いするw

2015年7月23日木曜日

人生最大の投資は結婚2

昨日、件名の内容を投稿したら、なぜかPV数が多かった。
ただ、人によっては、誤解をされるかもしれないと思ったので、内容を補足するw
この先、結婚投資はしないと書いたが、結婚自体を否定するものではない。
自身が結婚して最もよかったことは、子育てできる機会を得られたことであるw

休日に、同じような家族連れの多い場所へ出かけたことは、いい思い出になっている。
また子供の授業参観や運動会の応援なども、いい思い出になっているw
自身が、株式投資による資産運用を始めたのも、子育てのためだといえる。
子供が望む教育を、経済的な事情で諦めさせることは、したくないという思いからであるw

10年前に株式投資による資産運用を始め、子供が望む教育を受けさせることができている。
自身の株式投資による資産運用の原動力は、子育てだったのかもしれないw
結婚できる相手がいるのなら、結婚するべきである。
結婚することによって、得られるメリットは数多くあるw

2015年7月22日水曜日

人生最大の投資は結婚

人生で一番、高い買い物はマイホームだといわれている。
自身は人生で一番、高い買い物は、結婚だと考えているw
結婚して家庭を持った場合、日々の生活費に加え、子供の教育費、住居費などが必要になる。
おそらく大半の家庭は、定年までに軽く億を超える金額が必要になるw

そう考えると、結婚相手は人生を賭けた投資先ともいえる。
結婚相手の男性に、資産もしくは資産運用力を求める女性が多いらしいが、正解だと思うw
ところが、女性に資産もしくは資産運用力を求める男性は、ほとんどいない。
俺が稼ぐから、君は家のことだけしてくれればいい、事実、自身もそうだったw

もちろん、人生、金銭だけが全てではないと思う。
しかし、金銭に事欠くようなことになっては、人生の愉しみも見出せないw
結婚相手は、人生を賭けた投資先である。
これから結婚する方には、一時の感情だけで結婚相手を決めないことをオススメするw

なぜ、お前がそんなに偉そうにいうのかって。
人生で一番、高い買い物は結婚だと、自身が身をもって味わったからであるw
ちなみに、自身はこれから先、結婚に投資する機会があっても投資しない。
なぜなら、株式投資で勝つ自信はあるが、結婚投資では勝てる気がしないからであるw

2015年7月21日火曜日

資産運用力が高いプログの共通点

ときおり、他の資産運用プログを拝見することがある。
資産運用力が高い人のプログは、例外なく読みやすい。
シンプルなレイアウトに、広告等のアフィリがない。
考えてみれば当たり前のことで、資産運用力が高いのでアフィリに頼る必要がないのであるw

資産運用力が高い人のプログが読みやすい理由は、もう一つある。
投資方法や考え方の記事を主にしており、特定の銘柄や商品を勧めることはないw
世の中には様々な投資方法があり、考え方も十人十色である。
だが、資産運用力が高い人のプログは、例え投資方法は違えど、非常に参考になるw

自身が株式投資を始めてから、開始したプログがあった。
毎日のように収支をアップしては、評論家じみた投稿をしていたw
今のプログは、株式投資における投資手法の紹介に重点をおいている。
住宅ローンを一括完済してから、よい意味での余裕ができたのかもしれないw

2015年7月20日月曜日

休日の過ごし方15

娘が試験前なので、連休は自宅で過ごした。
朝から晩まで、召使い状態だったw
机に向かって、腹が減ったら「お腹すいた~ごはん、まだ~」
昼食を食べ終わったら、「晩ごはん、何~?」であるw

あまりにも暑かったので、今日の昼食は、ひやむぎにした。
撮影しようとしたら、すでに娘に食われていたw
ちなみに夕食は、冷しゃぶだった。
こちらは一部が、すでに食われていたが、かろうじて撮影できたw

先日、会社にいると、娘から「今夜、何が食べたい」とラインがあった。
「肉じゃが」と返信すると、帰ると、肉じゃがが用意されており、なかなか美味だったw
娘いわく、いいオンナになるため、料理を覚えるらしい。
心の中で「家事は料理だけじゃないぞ」と思いつつ、「頑張れよ」と言っといたw

さて、「銭の戦争 第九巻 世界壊滅計画」が発売された。
早速、購入して、いつものように一気読みした。
今回も面白かったが、残念ながら、次回が最終巻らしい。
以前も書いたが、世代を替えた第二部を執筆して欲しいものである。

株式投資で最も重要な指標

株式投資で最も重要な指標は、PBR(株価純資産倍率)である。
企業の純資産を発行済み株式数で割った指標をBPSといい、株の定価である。
PBRの計算式は、株価÷BPS(1株当たり純資産)となる。
つまり、現在の株価が定価に対して、割高なのか割安なのかがわかる指標となる。

PBRが低ければ低いほど、トータルリターンが多くなることをわかっていない個人が多い。
なぜ、PBRが低ければ、トータルリターンが多くなるのか、実際の指標を使って解説する。
下図は2005年からのPBRとTOPIX(東証株価指数)の10年チャートである。
PBRは、東証第一部と東証第二部の平均PBRである。

2005年の東証第一部の平均PBRは1.8倍、現在の東証第一部の平均PBRは1.3倍。
東証第一部の平均PBRは、まだ10年前の水準になっていないのである。
2013年から2014年にかけて、東証第一部の平均PBRは、わずか0.1倍しか増えていない。
仮に2020年まで毎年、平均PBRが0.1倍ずつ増えていった場合、下図のチャートとなる。

東証第一部、第二部とも、2020年にようやく平均PBRが2005年と同じ数値になる。
なお、以前にも書いたように、平均PBRはTOPIXとも連動している。
2015年から2020年の、東証第一部平均PBRのトータルリターンは、以下になる。
(2020年の平均PBR÷2015年の平均PBR)-1=(1.8÷1.3)-1=38%。

ちなみに2015年から2020年の、東証第二部平均PBRのトータルリターンは、以下になる。
(2020年の平均PBR÷2015年の平均PBR)-1=(1.4÷0.9)-1=56%。
東証第一部、第二部とも、上昇する平均PBRは、0.5倍と同じである。
当たり前だが、分母が小さい方が、トータルリターンは多くなるのであるw

事実、優れたリターンを出している個人の多くは、PBR1倍未満で株を購入している。
PBR1倍未満の株を購入することで、資産が増加するスピードを加速させているのであるw
自身が株式投資を始めた2005年は、PBR1倍未満の銘柄はほとんど見当たらなかった。
今の時期に株式投資を始められる方を、少しばかり羨ましく思うw

2015年7月19日日曜日

銘柄を明かさない理由25

都内某所にて
「どうぞ、お掛けください。
今回の依頼、ある個人投資家のプログを読んで、持ち株を推測して欲しいとの件。
依頼を受けて、まず考えたのは、本当に持ち株を明かしていないのかということです。
投資家というものは、自己顕示欲が強いので、実は明かしているのではと考えました。

残念ながら、予想は見事に外れました。
プログの中で、持ち株がわかるようなヒントは見当たりませんでした。
私は株には詳しくない、ただの物書きです。
他の方に依頼されることを、お勧めします。

しかし、このプログの筆者は、なかなかユニークな思考の持ち主とみえます。
あるカテゴリの投稿では、頻繁に天才トレーダーを登場させています。
天才とか英雄を登場させる場合、普通は自分の憧れを対象にするものです。
その天才トレーダーが女性であるということは、プログの筆者は実は女性かもしれませんね」

2015年7月18日土曜日

強いポートフォリオの作り方2

強いポートフォリオを作るには、適切な銘柄入れ替えが必要になる。
銘柄入れ替えの際、ほとんどの個人投資家は、リターンの多い銘柄から売るw
前回も書いたが、リターンが多いということは、長期的な底値で買えているのである。
入れ替えのために売るのであれば、リターンの少ない銘柄から売るのが正解なのであるw

上記の方法が、どれだけ有効なのか、自身のポートフォリオを例に解説する。
下記は2013年7月のポートフォリオである。
保有銘柄数5、取得額16,275,000円、評価額26,795,000円、評価損益率65%
その後、元本引き上げの売りと、リターンの少なかった2銘柄の入れ替えを行った。

現在のポートフォリオは以下になる。
保有銘柄数5、取得額8,369,600円、評価額19,460,600円、評価損益率133%
優良企業の成長に伴い、PBR(株価純資産倍率)1倍の価格(BPS)は、年々、騰がり続ける。
底値で買えた銘柄を残すようにすれば、自ずと強いポートフォリオができるのであるw

もし元本引き上げの売りをせず、同じ銘柄を保有し続けた場合を試算してみる。
2013年7月のポートフォリオに、現在の株価を当てはめてみる。
保有銘柄数5、取得額16,275,000円、評価額37,502,000円、評価損益率130%
あれっ、銘柄入れ替えしなくても、評価損益率はほとんど同じだったw

ただ、株価の上昇余地という点でみると、大きく異なる。
銘柄入れ替えしていなければ、5銘柄中、3銘柄がPBR1倍を超えでいる。
現在のポートフォリオは、5銘柄中、1銘柄しかPBR1倍を超えでいない。
株価の上昇余地は、現在のポートフォリオの方が大きいのであるw

2015年7月16日木曜日

相場師が買わない銘柄(神戸物産2)

仕手株を、ご存知だろうか。
意図的に株価を吊り上げ、売り抜けられる株のことである。
仕手株を買ってはいけないし、仕手株だと気づいたら、早目に手放すことをオススメする。
とくに経験が浅ければ、仕手株で利益を出すのは、至難の技だ。

ときおり、過去の保有株の値動きを見ることがある。
その中で、かなり異常な値動きをしている株があった。
証券コード3038である。
下図は3038の10年チャートだが、異常な値動きは一目瞭然であるw

仕手株の特徴として、急騰時に出来高を伴わないことがある。
上図のチャートでも、急騰しているにも関わらず、出来高を伴っていないw
出来高の少ない株を、買っては売り、また自分たちで買っては売りを繰り返すからである。
まさしく、意図的な株価操縦なのであるw

このような仕手株を買わないためには、どうしたらよいか。
繰り返し伝えているように、PBR1倍以上の株を買わなければよいw
事実、現在の3038のPBRは7倍超、つまり定価の7倍超なのに騰がり続けている。
短期で急騰した株は下落幅も大きい、保有中の方は気をつけられることをオススメするw

2015年7月15日水曜日

賽は投げられた2

「賽は投げられた」とは、既に始まっているのだから、考えている余裕はない。
もはや断行するしかないということ。
簡単にいうと、勝負を決めるさいころは、既に振られてしまったことをいう。
本日、まさしく自身にとっての賽は投げられた。

私生活でも仕事でも、戦いの日々である。
映画「アベンジャーズ」のハルク風にいうと、下記の言葉になるw
「私はいつも怒っている」ではなく、「私はいつも戦っている」と。
自身にとって、株式投資が最も気の休まる一時かもしれないw

今回の戦いは、詳しくは書けないが、私生活の戦いである。
今の心境を最も表しているのが、下記の唄かもしれないw

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「賽は投げられた」 唄:大事MANブラザースバンド

「悪い」という意味を知っている
でもまわりのことに左右される
まだまだ恥ずかしい自分は 君に素直になる事で生きている

なんでんかんでん 他人のせいにして 流れてゆく
それではダメだと 自分でわかっている
辛いけれど 乗り越えてく

その気になって 腹くくらなきゃ 将来だってない
君はみていてよ
やる気になって 乗り越えなきゃ 前進だってない
賽は投げられた

2015年7月14日火曜日

銘柄を明かさない理由24

登場人物紹介
・先輩:Yの取引口座があるA証券の長期運用部門を担当する天才女性トレーダー
・後輩:先輩の後輩w
・上司:YとA証券を目の敵にするB証券のトレーダー
・担当:上司の部下w
・先生:「売り」「買い」のどちらもとれる大物相場師
・Y:運用額は小額ながら、無敗の個人投資家、当プログの管理人w

A証券会社での会話
後輩 「先輩、ウチのファンドは、なぜYの保有株の割合が多いんですか
先輩 「一昨年のある出来事がきっかけだよ」
後輩 「一昨年っていうと、軽減税率が廃止になった年ですよね」
先輩 「そうだ、翌年から株の譲渡益の税金が10%から20%になった年だ」

後輩 「そのときに、何があったんですか」
先輩 「無敗の個人投資家たちでさえ、多くが一昨年に利益確定の売りをした」
後輩 「そりゃ、そうですよね、なんたってプラス10%ですから」
先輩 「ところが中には、売らない個人たちもいた」

後輩 「その中の1人がYってことですか、今も保有を続けているとか」
先輩 「違う、軽減税率が廃止になり、多くの買戻しがはいったとき、Yは大きく売った」
後輩 「どれくらい売ったのですか」
先輩 「Yがそれまでに投資した元本に相当する1000万円を超える売りで、しかも1日だ」

後輩 「それだと、Yは儲からなかったのでは」
先輩 「計算すると、軽減税率廃止によるマイナス分より、値上り益のプラス分が上回っていた」
後輩 「信じられない・・・」
先輩 「私もそんな売り方をする奴を見たことはない、奴こそは真の相場師かもしれない

その頃、会社を定時に退社したYは、自宅で過去の最大取引きを思い出していた。
軽減税率廃止前に売るのを忘れていたら、その後に想定以上に値上りし、慌てて売ったことをw

2015年7月13日月曜日

銘柄を明かさない理由23

登場人物紹介
・先輩:Yの取引口座があるA証券の長期運用部門を担当する天才女性トレーダー
・後輩:先輩の後輩w
・上司:YとA証券を目の敵にするB証券のトレーダー
・担当:上司の部下w
・先生:「売り」「買い」のどちらもとれる大物相場師
・Y:運用額は小額ながら、無敗の個人投資家、当プログの管理人w

B証券会社での会話
担当 「ギリシャといい、中国といい、予想以上の影響がありましたね」
上司 「A証券の奴らは、必死になって明日の戦略を考えているに違いない」
担当 「明日は、どのような戦略で動かれますか」
上司 「そうだな、まずは皆の今日の戦績を聞くとしよう」

その頃、A証券の長期運用部門は定時で退社、会社近くのビアガーデンで盛り上がっていた。
彼女達のもっぱらの話題は、どこの国にいいオトコが多いかだった。
Yは会社を定時で退社すると、自宅で直近の大きな問題に取り組んでいた。
明日の弁当のオカズを何にするかだったw

2015年7月12日日曜日

緩やかな上昇相場に思う7

あまり時事ネタは扱いたくないが、目に余るので書いてみる。
最近、近隣諸国をよく思っていない的な報道が多い。
やれ日本のマネばかりする、歴史を歪曲するだけの三流国家等々。
同じ東洋人同士が、お互いを悪くいっていては、欧米諸国の笑いものであるw

日本も、かっては欧米から、サルマネの人種と呼ばれていた。
東洋人に限らず、人種や国家の優劣を競い合っても、何のメリットもない。
島国の日本とは違い、大陸国家には数千年にわたる歴史が存在する。
自身は日本人だが、他国の歴史には敬意を払うべきだと考えている。

家電については、隣国の製品の方がコストパフォーマンスが高いと思っている。
事実、自身の自宅の家電製品は、大半が隣国の製品であるw
マスコミは某国の個人投資家が、乱高下する株価に混乱している様子を報道している。
自身からすると、某国の株価変動に右往左往した国内の投資ファンドも彼らと変わらないw

この国を憂う2

新国立競技場の予算が決まったらしい。
決まった予算2520億円が、どれだけ割高か書いてみる。
販売価格3500万円、延床面積70㎡のマンションの場合、㎡単価は50万円となる。
新国立競技場の予算を、延床面積210,878㎡で割ると、㎡単価は約120万円となる。

通常、㎡単価は延床面積が広くなればなるほど、少なくなる。
にも関わらず、面積1㎡の空間を作るため、約120万円の費用が必要なのである。
当初の予算1625億円の場合、㎡単価は約77万円。
確かに高いが、特殊なデザインを考慮すると、妥当なラインといえる。

このようになった原因は、設計者でも、審査委員でも、当時の与党でもない。
巨額の利益を得ようと、バカみたいな見積を出してきた大手建設会社にある。
当たり前だが、今回の建設に使われるのは、国民の税金である。
だが、大手建設会社が巨額の利益を得ることが、できないようにする方法はある。

下請けから孫請けに至るまでの支払額を、全て公開させ、原価をオープンにする。
完成後、原価を市場価格と照らし合わせて、必要経費だけ乗せた金額を支払えばよい。
彼らは、企業努力により得た利益だと主張するだろう。
しかし、割高な見積を出して、利益を得ようとする行為は「ぼったくり」というw

彼らは、上記の条件なら、工事を請けないというかもしれない。
その時は、設計を変更すればよいだけであるw

2015年7月11日土曜日

証券投資に関する全国調査

日本証券業協会のホームページを見ると、件名の調査が実施されているらしい。
2015年6月19日から、平成27年度の調査が実施されているとのこと。
初回の調査は昭和37年で、昭和39年以降は3年間隔で実施されている。
日本証券業協会が、民間の調査会社に委託、調査員が訪問した上で聞き取りをしている。

本調査は個人を対象としており、さまざまなことが見えてくる。
前回の平成24年度の調査結果で、なるほどと思った点をいくつか挙げてみる。
対象者の住まいは、「戸建ての持ち家」が、74.1%と最も多い。
平均世帯年収(税込み)は、546.3万円である。

証券の保有状況は、株式 12.1%、投資信託 7.7%、公社債 4.2%
推計保有者数を、株式 約1,261万人、投資信託 約802万人、公社債 約438万人としている。
保有株式の銘柄数は「1銘柄」が最も多く、平均は3.4銘柄となっている。
「1銘柄」が最も多いのは、社員持株会などで保有する人の割合が多いからだと思われる。

株式投資の不満点は、「値下がりで損をした」が、50.3%と最も高い。
年代別にみると、「値下がりで損をした」は、男女とも高齢層で比較的、高い。
一方、「不満に思ったことはない」は、20.2%となっている。
株式投資を行っている5人に1人は、不満に思っていないのである。

投資信託の不満点は、「値下がりで損をした」が、51.5%と最も高い。
ついで「期待したほどの分配金がなかった」が、47.6%となっている。
一方、「不満に思ったことはない」は、13.2%となっている。
不満に思ったことがない人の割合は、株式投資より投資信託の方が低いということがわかる。

これまで株式を持ったことがない理由のトップは以下で、55.7%を占める。
「買えるほど十分な知識をまだ持っていないと思ったから」
もし、同じ理由で、株式を買いたいのに買えない方には、オススメのホームページがある。
日本証券業協会ホームページの「学ぶ」→「証券投資の基礎知識」である。

株式投資に関する基礎知識を、わかりやすく解説しており、内容も充実している。
ちなみに自身は、日本証券業協会とは何の関係もないw

相場師が買わない銘柄(トヨタ新型株)

金融商品には、どこにメリットがあるのか、わからない商品が多い。
某大手自動車メーカーの新型株が人気らしいが、なぜ人気があるのかわからないw
5年間は売却できないが、実質、元本保証、発行価格は市場価格の2割増し。
発行価格が市場価格と同額以下ならわかるが、2割増しはないw

5年間は売ることもできない上、配当利回りも決められており、5年目以降はわずか2.5%。
某メーカーはグローバルな超優良企業で、長期保有すれば元本割れはあり得ないw
元本保証以外の条件が、資産運用にとって不利な条件ばかりである。
おそらく取り扱う証券会社が考えたのだろうが、とんでもない金融商品であるw

メーカーは個人株主から多額の資金を調達でき、証券会社は手数料で大儲けである。
もし自身が何かを買うとしたら、メーカーの普通株か取り扱う証券会社の株を買うw
大体において、証券会社が考案するモノは、ろくでもないモノばかりである。
投資信託やNISA(小額投資非課税制度)など、例を挙げればきりがないw

2015年7月10日金曜日

銘柄を明かさない理由22

都内某所にて
「どうも、すみません。
お待たせして、申し訳ない。
いやあ、最後にもう一度、読もうとしたら、意外と時間がかかってしまいましたよ。
しかし、最初に依頼があったときには、驚きましたよ。

ある個人投資家のプログを読んで、持ち株を推測して欲しいですからな。
しかも、謝礼まで出るというから、驚きましたよ。
やはり、あれですか、証券業界の方ですか?
あっ、そうでしたな、職業等は詮索しない約束でしたな。

結論からいうと、彼の持ち株を推測することは不可能です。
なぜなら、彼は銘柄を明かさないのではなく、明かせないのです。
住宅ローンで資産を増やすという内容を、読んだ時には、ひょっとしてとは思いましたよ。
住宅ローンの金利が実質ゼロ、場合によってはマイナスになるのですからな。

しかし、10年間の平均利回りが、20%を超えているという投稿を読んで、ウソだと確信しました。
プロの国内株式の10年間平均利回りが、10%そこそこなのに20%超えはありえないですよ。
ネットの匿名性を利用して、虚位の投稿をするプログはよくあります。
あなたも彼のプログを真に受けて、貴重なお時間を費やされないことをお勧めしますよ」

2015年7月9日木曜日

銘柄を明かさない理由21

登場人物紹介
・先輩:Yの取引口座があるA証券の長期運用部門を担当する天才女性トレーダー
・後輩:先輩の後輩w
・上司:YとA証券を目の敵にするB証券のトレーダー
・担当:上司の部下w
・先生:「売り」「買い」のどちらもとれる大物相場師
・Y:運用額は小額ながら、無敗の個人投資家、当プログの管理人w

B証券会社での会話
担当 「荒い値動きでしたね、まさかプラス引けとは予想外でした」
上司 「A証券の奴らだけで、そんな芸当はできない筈だ
担当 「『先生』が動かれたのでしょうか」
上司 「かも、しれんな。とにかく油断大敵だ。明日も気を引き締めていくぞ」

その頃、A証券の長期運用部門のフロアは、全員が定時で退社したため、誰もいなかった。
Yも会社を定時で退社すると、自宅でいつものごとく、プログを更新していたw

2015年7月8日水曜日

銘柄を明かさない理由20

B証券会社での会話
担当 「さすがに、今日ばかりは売り方の完全勝利ですね」
上司 「ギリシャに中国、売り方には絶好の環境だ
担当 「YやA証券の連中は、今ごろ、気が気ではないでしょうね」
上司 「奴らが慌てふためいている姿が、目に浮かぶな」

A証券会社での会話
後輩 「先輩、ヒマですね」
先輩 「ああ、こう値動きが激しいと、無敗の個人投資家たちは誰も動かんからな」
後輩 「そういえば、前に社内表彰でもらった旅行券、もう使われました」
先輩 「いや、まだ使っていない」
後輩 「今、ギリシャへいけば、金に困ったイケメンたちが、そこら中にいるんじゃありませんか」
先輩 「そう思って、昨日、ギリシャ旅行を申し込んできた」
後輩 「いいな~連れて行ってくださいよ」
先輩 「連れて行ってやってもいいが、ワリカンだぞ」

2015年7月7日火曜日

中長期運用の心得33

「安易に買うな、安易に売るな、とらわれるな」
中長期運用の心得を「ジョーカー・ゲーム」風にいうと、上の言葉になるw
世の中には、日々、様々な情報が配信されている。
他者の情報に、とらわれないことが重要だと考えている。

相場の値動きが激しいときは、決して相場に手を出してはいけない。
売りも買いも、相場が落ち着くまで待つことだ。
落ち着いてから、あのときの値動きが異常だったのだと分かる。
明日も相場はある、激しい値動きが落ち着いてから、冷静に売り買いすればよい。

最近、保有株の評価損益の変動が激しい。
欧州や中国の報道を受けて、狼狽している投資ファンドのせいではないかと考えているw
ここ最近の自身の評価損益の増減幅は、数十万円単位である。
特に、ここ数営業日における1日あたりの増減額は、月給をはるかに超えているw

毎日、売り買いするのが、相場師だと思われがちだが、真の相場師は違う。
真の相場師は、大勢が買わないときに仕込み、大勢が買うときに売るのであるw
自身は、今月中に保有銘柄を示唆する投稿をする予定だ。
だが相場の値動きが激しいときには、示唆する投稿をしないので安心していただきたいw

2015年7月6日月曜日

【不定期連載】相場の世界へようこそ7

その奇妙な現象は、米国から始まった。
個人投資家たちの夢に東洋人らしき男が出てくる。
男は深く帽子をかぶっているため、口元しか見えない。
男はゆっくりとした口調で、「米国株を売れ、日本株へ投資しろ」と繰り返す。

次は、中国の個人投資家たちが、同じ夢を見るようになった。
細身の男は穏やかな口調で繰り返す、「中国株を売って、日本株を買え」
朝、目覚めたときには、彼らには夢の記憶はない。
なぜだか分からないが、自国の株を売って、日本株を買わなければという思いになる。

その頃、日本の個人投資家たちは、別の夢を見ていた。
本多と名乗る天才相場師による株式指南の夢である。
本多の語る貯蓄法や投資手法は、実にわかりやすかった。
まさしく、彼こそは日本一、いや世界一の相場師といっても過言ではないであろう。
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って、何を勝手にプログ更新しているんですか、本多先輩。
先輩たちが、自分が世界で一番、偉いと思っているのは分かっていますから。

そんなことより、重大なお知らせですよ。
google+(グーグルプラス)のアクセスが5万を超えました。
事務局は、読者の方にささやかなプレゼントを贈ることを決めました。
今月中に投稿の中で、自身の保有銘柄がわかるヒントを明かす予定ですw

皆様の投資先の参考にしていただけたらと思います。
もちろん投資は自己責任でお願いしますw
なお保有銘柄のヒントとなる投稿は、24時間後には改稿もしくは削除させていただきます。
さてと、本多先輩、明日の講義も、よろしくお願いしますよw

2015年7月5日日曜日

休日の過ごし方14

大学生の娘は、レポート作成に追われている。
パソコンが欲しいというので、買いにいくことにした。
いつものことだが、娘は出かける前に何度も「もう用意できた?」と聞いてくる。
ほとんどの場合、聞いてきたときに出かける用意ができていないのは、娘であるw

街へ出て、遅めの昼食をとる。
今日は気温が低かったので、お好み焼きともんじゃ焼きであるw
鉄板系の料理は、ウチで作るよりも店の方が美味いと思っている。
この店も美味かったが、いい値段がした、だが株の配当金での支払いなので懐は痛まないw


家電量販店で、娘がいう「これ友達が持ってる、こんなに高いんだ」と。
実にわかりやすい「これが欲しい、これじゃなきゃイヤ」作戦であるw
店員の念仏みたいなセールストークを長時間にわたって聞かされたあと購入した。
自身のパソコンより高かったが、株の配当金での支払いなので悔しくはないw

美容院へいくという娘と別れて、帰途につく。
髪の色が明るすぎて気に入らないので、黒くするそうだw
帰り道の本屋で、「ULTRAMAN」の新刊を購入。
少し待てば古本屋で購入できるのだろうが、支払いは株の配当金なので惜しくはないw


賞与のシーズンのせいか、小雨にも関わらず、街は多くの人で賑わっていた。
自身は今回の賞与も、来るべき仕込み時期に備えて、全て貯蓄であるw
自身の投資先である東証上場優良企業の経営陣へ告ぐ。
今期も業績を向上し、ご自分の家族、従業員、社会、株主に利益を還元できるよう励まれよw

資産運用に株式投資が有効な理由4

株式投資で、巨額の資産を築いた人は多い。
ところが、投資信託で巨額の資産を築いた人はいない。
個別株への投資で得られる所得は、2つある。
売買による差益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)である。

意外と知られていない中長期投資における配当金の効果について書いてみる。
優良企業の場合、業績に応じた増配、すなわち配当金の増額が実施される。
例えば、誰もが知る世界的な企業7203の場合、配当金は4年間で4倍になっている。
2011年 50円、2012年 50円、2013年 90円、2014年 165円、2015年 200円

自身の保有株の配当利回りは、取得時には平均約3.5%だった。
現在の株価に対する配当利回りは、平均約1.8%にしかならない。
ところが、取得時の株価に対する配当利回りは、増配により平均約5.2%となっている。
つまり保有しているだけで、年間約5.2%の金利がつくのと同じ効果が得られるのであるw

売買しなくても、年間5%を超える配当金を得ることができる。
しかも、優良企業の場合、この先も業績次第で、増配の可能性があるw
大きなキャピタルゲインを狙える銘柄が見つかるまで、保有によるインカムゲインを得る。
個別株への中長期投資では、常にリターンを得ることが可能なのであるw

2015年7月4日土曜日

格差社会と資産運用6

東京スター銀行のホームページに、興味深い調査データがある。
2011年の「日本、米国、中国の貯蓄に関する意識調査」である。
生活資金とは別に貯蓄がある人の割合は以下になっている。
日本 74%、米国 75%、中国 93%

運用や投資を行っている人の割合は以下になっている。
日本 36%、米国 54%、中国 83%
貯蓄のある人の割合と、運用や投資を行う人の割合は比例していることがわかる。
中国では日本の倍以上の割合の個人が、運用や投資を行っている。

投資を行っている人の中で、株式投資を行っている人の割合は、中国が最も多い。
日本 65%、米国 74%、中国 93%
FXを行っている人の割合は、日本が最も多い。
日本 31%、米国 2%、中国 9%

投資信託を行っている人の割合は、米国が最も多い。
日本 37%、米国 65%、中国 16%
日々の暮らしのなかで、定期的に貯蓄をしている割合は米国が最も多い。
日本 43%、米国 66%、中国 50%

ちなみに1ヶ月の月収に占める貯蓄額の割合が、最も多いのは以下である。
日本 10%以上15%未満、米国 5%以上10%未満、中国 20%以上30%未満
アンケート結果から感じた各国のイメージを表すと、下記のイメージになる。
日本 無計画で消極思考、米国 計画性があり堅実思考、中国 勤勉貯蓄で積極思考

日本人の割合が最も多いのが、FXだけとは予想外だった。
資産運用に関しては、米国や中国の方が、個人の意識が高いと認めざるを得ないw
国内の貧富の格差より、国家間の貧富の格差の方が大きくなっているのかもしれない。
資産運用に対する個人の意識を高めなければ、この先も格差が広がり続けるだけであるw

格差社会と資産運用5

国内では、生活苦による事件が後を絶たない。
かたや日本を訪れる外国人観光客は、増加の一途をたどっている。
この差は、どこにあるのか原因を調べることにした。
経済学の視点ではなく、相場師の視点で調べたのはいうまでもないw

先ずは、日本、米国、中国の株価指数の10年チャートで比較分析してみる。
日本(TOPIX)
リーマンショック以降、停滞していたが、2013年から上昇過程にある。

米国(NYダウ)
リーマンショック以降、安定感のある右肩上がりの上昇過程にある。

中国(上海総合指数)
リーマンショック以降、長い間、停滞していたが、今年になってから急激に上昇している。

各国とも上昇過程にあり、株価指数の10年チャートからは原因は見当たらない。
中国のチャートは、日本や米国と大きく異なっている。
市場規模が小さいこと、個人投資家の割合が約80%と多いことが原因である。
そのため国内の新興株と同じで、急騰、急落しやすくなっているw

次に個人レベルでの比較分析を行ってみる。
長くなったので、続きは「格差社会と資産運用6」でw

2015年7月3日金曜日

【不定期連載】相場の世界へようこそ6

登場人物紹介
・福澤先輩、是川先輩、本多先輩:相場の世界の講師で、世界旅行中
・野村先輩:相場の世界の資料室管理人
・Y:相場師見習いで、相場の世界の案内係で、当プログの管理人

今日も忙しかったな・・・受講者が多過ぎる。
まだ、当分はこの忙しさが続きそうだな。
先輩達はいいよな、原稿だけ置いて、あとはよろしくだもんな。
しかたない、今日もプログ更新するか。

今日は、この原稿にするかな。
いつもながら、本当に上から目線の原稿だな、先輩達らしいや。
訪問者が少ないなって?
いいんです、当プログはマニアックな少数ファンのためのプログです。

プログのタイトル変えたなって?
ちゃんと括弧で残しているでしょ、少しは好きにしてもいいでしょう。
昨年、仕込んだ株はどうかって?
今の損益は約25%ですがって、さっきから何をゴチャゴチャと・・・。

げっ!本多先輩、いつお戻りに!!!
お帰りなさいませ、福澤先輩と是川先輩もお戻りなのですか。
福澤先輩は、国内の株式市場に資金を呼び込むため、米国で売りを仕掛けている?
はははっ、そんなことできる訳がないでしょう。

米国の株式市場は巨大です。
いくら黄金の化身と呼ばれた相場師でも、ムリに決まっています。
是川先輩も、米国にいらっしゃるのですか?
是川先輩は中国ですか、まさか是川先輩は中国で売りを仕掛けているとかいわないですよね。

なんですか、そのドヤ顔は。
明日からは、休みなしで受講者のために講師として働いてもらいますからねw

2015年7月1日水曜日

配当金の使い方5

配当金は株式投資には使っていない。
年に2回、郵便局へ足を運び、現金で貰っている。
株式評価額の数%だが、ちょっとした小遣いにはなる。
基本的には自分、家族、友人達への投資に使うようにしているw

全ての保有株の期末配当金領収証が届いたので、昼休みに郵便局で換金した。
受領日を記入、押印し、提出して待つ。
ほどなく名前を呼ばれ、窓口へ向かった。
窓口の女性が言った、「合計で○○○○○○円になります」

えっ、そんなにあるのかと内心、驚いた。
事前に計算していれば、驚くことはなかったのだろうが、計算していなかったので驚いたw
表情にでていたのか、窓口の女性が「封筒に金額を控えましょうか」と言ってきた。
帰って配当金計算書を見ればわかるので、丁重にお断りさせていただいたw

ちょっとした小遣いレベルではなく、自身にとっては生活費レベルである。
月々に換算すると数万円の増収になるw
さすがに、持ち歩くには多すぎる金額だった。
受け取ると、局内のATMで口座に入金したのは言うまでもないw

優良企業の配当金は、時間と共に増加する。
長期になればなるほど、預金金利との差は大きくなるw
まだまだ国内の預金は低金利である。
なぜ、資産を優良企業の株にシフトしない個人が多いのか、いつも不思議に思っているw