2015年7月12日日曜日

この国を憂う2

新国立競技場の予算が決まったらしい。
決まった予算2520億円が、どれだけ割高か書いてみる。
販売価格3500万円、延床面積70㎡のマンションの場合、㎡単価は50万円となる。
新国立競技場の予算を、延床面積210,878㎡で割ると、㎡単価は約120万円となる。

通常、㎡単価は延床面積が広くなればなるほど、少なくなる。
にも関わらず、面積1㎡の空間を作るため、約120万円の費用が必要なのである。
当初の予算1625億円の場合、㎡単価は約77万円。
確かに高いが、特殊なデザインを考慮すると、妥当なラインといえる。

このようになった原因は、設計者でも、審査委員でも、当時の与党でもない。
巨額の利益を得ようと、バカみたいな見積を出してきた大手建設会社にある。
当たり前だが、今回の建設に使われるのは、国民の税金である。
だが、大手建設会社が巨額の利益を得ることが、できないようにする方法はある。

下請けから孫請けに至るまでの支払額を、全て公開させ、原価をオープンにする。
完成後、原価を市場価格と照らし合わせて、必要経費だけ乗せた金額を支払えばよい。
彼らは、企業努力により得た利益だと主張するだろう。
しかし、割高な見積を出して、利益を得ようとする行為は「ぼったくり」というw

彼らは、上記の条件なら、工事を請けないというかもしれない。
その時は、設計を変更すればよいだけであるw