2015年7月5日日曜日

資産運用に株式投資が有効な理由4

株式投資で、巨額の資産を築いた人は多い。
ところが、投資信託で巨額の資産を築いた人はいない。
個別株への投資で得られる所得は、2つある。
売買による差益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)である。

意外と知られていない中長期投資における配当金の効果について書いてみる。
優良企業の場合、業績に応じた増配、すなわち配当金の増額が実施される。
例えば、誰もが知る世界的な企業7203の場合、配当金は4年間で4倍になっている。
2011年 50円、2012年 50円、2013年 90円、2014年 165円、2015年 200円

自身の保有株の配当利回りは、取得時には平均約3.5%だった。
現在の株価に対する配当利回りは、平均約1.8%にしかならない。
ところが、取得時の株価に対する配当利回りは、増配により平均約5.2%となっている。
つまり保有しているだけで、年間約5.2%の金利がつくのと同じ効果が得られるのであるw

売買しなくても、年間5%を超える配当金を得ることができる。
しかも、優良企業の場合、この先も業績次第で、増配の可能性があるw
大きなキャピタルゲインを狙える銘柄が見つかるまで、保有によるインカムゲインを得る。
個別株への中長期投資では、常にリターンを得ることが可能なのであるw