2020年5月31日日曜日

【エッセイ】新たな目標を見つけた話

自身は住宅ローンを一括完済するために株を始めた。
住宅ローンを一括完済してからは、目標がなくなり、趣味で株式投資をしている。
昨年、保有株の配当が、手取りで100万円を超えた。
一月当たりにした配当は109,291円(税抜き87,089円)になるw

自身の毎月の生活費は6万円ほどなので、生活費を賄っても釣りが来る。
最近の自身は、給与振込口座から現金を引き出すことはなかった。
今年に入ってから、給与振込口座から現金を引き出したことはなかった。
よって、給与振込口座の残高は増え続けているw

自身は、所有するマンションを貸す大家でもある。
大家の収支は、大家専用口座にて行っている。
大家専用口座を家賃振込先にし、管理費や税金などを引き落とすようにしている。
よって、給与振込口座ほどではないが、大家専用口座の残高も増え続けているw

漠然と思い描いていた配当生活だが、実際に配当で生活費を賄うと、面白みがない。
配当で生活費を賄うようになってから、自身は新たな目標を探していた。
ようやく、これだという目標が見つかった。
新しい目標については、後日、あらためて記事にさせていただくw

2020年5月29日金曜日

【今後の戦略】5938 ㈱LIXILグループの決算に思うこと

自身の保有株に、昨年、タダ株にした5938 ㈱LIXILグループがある。
5938は、自身が長年、監視してきた銘柄の1銘柄だった。
昨年、5938で経営陣の対立が起こった。
結果、株価は10年来の安値となったw

好機と捉えた自身は、初めて5938に買いで参戦した。
その後、下落する場面もあったが、現CEOの勝利が決まると株価は上昇した。
元々、5938は中期の譲渡益狙いだった自身は、元本引上げの売りを行った。
結果、5938をタダ株にすることに成功したw

今年の自身のトレードプランの1つに、5938の買い増しがある。
5938の2020年3月期の通期決算発表は、5月11日の予定だった。
ところが、新型ウイルスの影響で、5月29日に延期された。
自身はかなりの確率で、バッドニュースが出るのではないかとみていたw

本日、5938の決算発表があった。
詳細は割愛するが、自身からすると予想通りのバッドな内容だった。
今後の株価の動向を見た上で、自身は買い増し時期を決める予定だ。
もちろん、買い増しをする際は、数少ない読者の方には事前にお知らせする所存だw

2020年5月28日木曜日

【現在の株式評価額】20200528~セルインメイは当てはまらない~

Yファンド&Kファンド株式(特定預り)
・取得額合計:26,987,000円
・評価額合計:32,246,000円
・損益額合計:5,259,000円(損益率19%)
・保有銘柄数:5銘柄

Rファンド株式(特定預り)
・取得額合計:1,186,908円
・評価額合計:4,572,000円
・損益額合計:3,385,092円(損益率285%)
・保有銘柄数:1銘柄

Mファンド株式(特定預り)
・取得額合計:9,745,632円
・評価額合計:6,193,550円
・損益額合計:-3,552,082円(損益率-36%)
・保有銘柄数:7銘柄

本日も、Yファンド&Kファンドの評価額が、100万円超、増加した。
確認すると、3日で300万円超の上昇だった。
損益額は、久々に500万円を超えた。
もちろん、含み益は確定利益ではないが、含み損よりは気分的によいw

"Sell in May(株は5月に売れ)"という相場格言がある。
株が5月に売却され、秋に再び購入されるという投資理論に基づいているらしい。
もし、この相場格言が本当ならば、多くの投資家が大金持ちになっているだろう。
少なくとも、自身が運用するファンドには、"Sell in May"は当てはまらないようだw

2020年5月27日水曜日

【現在の株式評価額】20200527~配当以上の評価額増加に思うこと~

Yファンド&Kファンド株式(特定預り)
・取得額合計:26,987,000円
・評価額合計:31,064,000円
・損益額合計:4,077,000円(損益率15%)
・保有銘柄数:5銘柄

Rファンド株式(特定預り)
・取得額合計:1,186,908円
・評価額合計:4,445,000円
・損益額合計:3,258,092円(損益率275%)
・保有銘柄数:1銘柄

Mファンド株式(特定預り)
・取得額合計:9,745,632円
・評価額合計:6,005,650円
・損益額合計:-3,739,932円(損益率-38%)
・保有銘柄数:7銘柄

本日、Yファンド&Kファンドの評価額が、100万円超、増加したので記録しておく。
1日で100万円超の増加は、人によっては、たいした増加ではないかもしれない。
だが、自身にとっては、今回の100万円超の増加には、大いなる意味がある。
なぜなら、自身が受領する3月度配当以上の額だからだw

株には、譲渡益(キャピタルゲイン)と配当(インカムゲイン)がある。
配当を得るには期間を要するが、1日で、株価が配当以上に騰がることもある。
このようにいいことがある株だが、一つだけ困ったことがある。
困ったこととは、時間の対価として得る収入への意欲が低下することだw

2020年5月26日火曜日

【コラム】リーマン・ショックに学ばない投資家に思うこと

リーマン・ショックとは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的によぶ通称である。
2008年9月15日に、リーマン・ブラザーズは連邦倒産法第11章の適用を連邦裁判所に申請するに至る。この申請により、同社が発行している社債や投信を保有している企業への影響、取引先への波及と連鎖などの恐れ、及びそれに対するアメリカ合衆国議会・アメリカ合衆国連邦政府の対策の遅れから、アメリカ合衆国の経済に対する不安が広がり、世界的な金融危機へと連鎖した。
日経平均株価も大暴落を起こし、9月12日の終値は12,214円だったが、10月28日には一時は6,000円台(6,994.90円)まで下落し、1982年(昭和57年)10月以来、26年ぶりの安値を記録した。
リーマン・ブラザーズは、負債総額約6000億ドル(約64兆円)というアメリカ合衆国の歴史上、最大の企業倒産により、世界連鎖的な信用収縮による金融危機を招いた。
日本は長引く不景気から、サブプライムローン関連債権などにはあまり手を出していなかったため、金融会社が倒産したり、大幅な評価損を被ったものの、直接的な影響は当初は軽微であった。しかし、リーマン・ショックを境に世界的な経済の冷え込みから消費が落ち込み、金融不安で各種通貨から急速なアメリカ合衆国ドルの下落が進み、アメリカ合衆国の経済への依存が強い輸出産業から大きなダメージが広がり、結果的に日本経済の大幅な景気後退へも繋がっていった。(Wikipedia「リーマン・ショック」より)

今回の新型ウイルスによる景気後退は、リーマン・ショックを上回るといわれている。
自身の見解も同じで、リーマン・ショックをはるかに上回ると思っている。
リーマン・ショック当初、日本への直接的な影響は軽微であった。
しかし、アメリカ合衆国の経済への依存が強い輸出産業から大きなダメージが広がったw

結果的に、日本経済は大幅に景気後退することになった。
つまり、日本の本格的な景気後退は、まだ始まっていないともいえる。
今、相場で買い向かっている人は、リーマン・ショックから学ばなかった人だろう。
新型ウイルスによる景気後退は、これからが本番なのであるw

2020年5月25日月曜日

【今後の戦略】5938 ㈱LIXILグループについて

ウォール街に「Plan your trades. Trade your plan」という相場格言がある。
トレードをプランし、そのプランでトレードしろという意味である。
自身の保有株に、昨年、タダ株にした5938 ㈱LIXILグループがある。
今年の自身のトレードプランの1つに、5938の買い増しがあるw

5938の2020年3月期の通期決算発表は、5月11日の予定だった。
ところが、新型ウイルスの影響で、5月29日に延期された。
現時点で、決算発表の内容をうかがい知ることはできない。
だが、自身はかなりの確率で、バッドニュースが出るのではないかとみているw

現在、5938の株価は、昨年の自身の買値より高くなっている。
もっとも、自身の保有株はタダ株なので、いくらであろうが評価額はプラスである。
5月29日の内容が、バッドニュースなら、株価は自身の買値より下がるはずだ。
そうなったら、買い増しを行ない、保有株数を増やしてやろうと考えている

もし、バッドニュースがでなければ、次の決算発表まで気長に待つ。
なぜなら、4月以降の新型ウイルスの影響が反映されるのは、次の決算だからだ。
もし、5月29日以降に買う場合、数少ない読者の方には事前にお知らせする。
もちろん、お知らせする際の記事のタイトルは「明日の予告を教えてやる」だw

2020年5月24日日曜日

銘柄を明かさない理由R329 無敗のクイーンと無敗のジャック(後編)

第329話 無敗のクイーンと無敗のジャック(後編)

休日の昼下がり。
"無敗のジャック"ことジョウシマ ユウイチは、河川敷に寝転がっていた。
雲がさまざまに形を変えながら流れていくのを、ジョウシマは見ていた。
そのとき、こちらへ駆けてくる軽快な足音が聞こえてきた。

ジョウシマが足音のする方向を見ると、1人の女性が駆けてくるところだった。
女性は髪を後ろで束ね、トレーニングウェアを着ていた。
トレーニングウェアを着た容姿端麗な女性は、ジョウシマの知り合いだった。
誰かと思えば、"無敗のクイーン"ことクジョウ レイコか、ジョウシマは思った。

「今日も昼寝か」、シャドーボクシングをしながら、クジョウがいう。
「そうだよ」、ジョウシマは寝転がったまま答えた。
「聞きたいことがある」、シャドーボクシングをやめたクジョウがいう。
「何だ」、ジョウシマが寝転がったままいう。

「今回の暴落相場、貴様はどうするつもりだ」、クジョウが横に座りながらいう。
「さて、どうしたものかな」、ジョウシマが空を見ながらいう。
「ところで、何を見ている」、クジョウがジョウシマに聞いた。
「雲を見ている」、ジョウシマがいう。

「雲を見ながら、何を考えている」、クジョウが聞く。
「どうすれば、雲の流れを止めることができるのか考えている」、ジョウシマがいう。
「そんなことを考えているとはな、ホントにヒマだな」、クジョウがいう。
「君は、雲の流れを止めることができるのか」、ジョウシマがムッとしていう。

「当たり前だ、雲の流れなんぞ、いつでも止めることができる。
雲と同じ速度で移動すれば、雲は止まって見える。
等速運動すれば、物理法則は互いに不変という相対性原理だよ。
ここへ来るまで、雲より速く移動したので、雲を追い抜いたがな」、クジョウがいう。

クジョウの言葉を聞いたジョウシマの頭に、あることが閃いた。
そうか、相場は自分と等速運動している、すなわち、時間軸は同一だ。
時間軸が同一なので、自分から見て相場は止まっているようなものだ。
いずれ、相場は自らが下がり、大底を迎える、自分はそのときを待つだけでいいのか。

「さてと、そろそろ行くか」、クジョウが立ち上がった。
「ところで、この近くに住んでいるのか」、ジョウシマが聞く。
クジョウがいった住んでいる街は、はるか遠くの街だった。
そんな遠くから走って来たのか、驚くジョウシマを残し、クジョウは走り去った。

2020年5月23日土曜日

【エッセイ】会社員の未来予想図

新型ウイルスの影響により、多くの会社でテレワークを実施している。
自身の勤め先も、テレワークを実施している。
ちなみに、自身は勤め先まで、比較的、近い距離に住んでいる。
そのため、出社要員になっており、テレワークはしていないw

今回、会社は、テレワークで社員が仕事できることを知った。
オフィスの家賃や光熱費、社員の通勤費等、経費削減できることにも気づいた。
多くの人が意見しているが、今後、テレワークは定着するだろう。
会社が、オフィスなど必要経費の見直しを始めることは、誰にでもわかるw

テレワークでは、過程が見えないため、成果でしか評価されなくなる。
経験年数や地位に関係なく、成果を上げた者が評価される。
誰が仕事が出来て、誰が仕事出来ないかも明らかになる。
仕事が出来ない人は、会社にしがみつくことができなくなるw

ここまでは多くの人が意見しており、自身も同意見だ。
だが、自身はさらに先があると思っている。
仕事が出来る人は年棒制を希望、あるいは個人事業主として仕事を請けるようになる。
年功序列や終身雇用制が完全に崩壊するという、会社員の未来予想図であるw

2020年5月22日金曜日

【エッセイ】谷深ければ山高し

「山高ければ谷深し」という相場格言がある。
相場は暴騰することもあるが、その後反転し、急落する危険をはらんでいる。
「上げ幅が大きいときほど、下げ幅もきつい」ということらしい。
だが、「逆もまた真なり」の通り、「谷深ければ山高し」ともいえるw

自身は住宅ローンを一括完済するため、独学で株式投資を始めた。
当時の自身のスペックは、住宅ローンの負債を抱え、小さな子どもをもつ親だった。
当時の我が家に貯蓄はなかったので、利率の低い子どもの学資保険を解約した。
また、所有していた自家用車を売却し、数百万円の投資資金を捻出したw

株式投資を始めてから、貯まった金を追加していたが、リーマン・ショックが起こった。
あれよあれよという間に、自身の含み損は、これまで見たことのない額になった。
だが、投資先の企業が倒産したり、売らない限り、損失は確定しないと信じていた。
自身は一定額が貯まるたびに、追加投資することを続けたw

やがて、保有株の株価が騰がったので、一部を売却、住宅ローンの一括完済に成功した。
その後、子どもの学費も払い終え、今の自身は生活費を株の配当で賄っている。
現在、自身が保有する株の株価は低迷しているが、自身は全く悲観していない。
なぜなら、リーマン・ショックで、「谷深ければ山高し」を経験しているからであるw

2020年5月21日木曜日

【エッセイ】不動産遊びで考えていること

自身が株式投資を始めたのは、所有マンションの住宅ローンを一括完済するためだった。
2005年から株式投資を始めた自身は、2014年に住宅ローンを一括完済した。
一括完済してから、しばらくの間は空き家にしていた。
2016年、自身は所有マンションで遊ぶことにしたw

具体的には、リフォームして、貸すことにしたのである。
2017年、150万円ほどでリフォームすると、不動産会社に入居者を募ってもらった。
わずか数日で、法人の入居者に貸し出すことになった。
ところが、1年後に法人の入居者が退去、再度、不動産会社に入居者を募ってもらったw

数ヵ月後、新しい入居者が決まり、新たな契約を交わした。
以来、不動産遊びの専用口座には、定期的に家賃が振り込まれている。
専用口座からは、管理費や税金などの必要経費を引き落とすようにしている。
毎月、専用口座の残高は増え続けており、ある程度、貯まれば、株式投資に回しているw

だが、減価償却費分は、株式投資には回さず、専用口座に残すようにしている。
なぜなら、将来のリフォーム費用に充てなくてはならないからだ。
自身は入居の有無に関係なく、定期的にリフォームをする予定でいる。
賃貸中にも関わらず、リフォームの提案をすれば、さぞかし入居者は驚くことだろうw

2020年5月20日水曜日

銘柄を明かさない理由R328 無敗のクイーンと無敗のジャック(中編)

第328話 無敗のクイーンと無敗のジャック(中編)

"無敗のクイーン"ことクジョウ レイコは、勝ち続けてきた。
物心がついたとき、クジョウは自分の家が母子家庭であることを知った。
だが、父親がいる家庭を羨ましく思うことはなかった。
なぜなら、クジョウの周りには弱いものをいじめる男しかいなかったからである。

母子家庭をからかう男子生徒を、クジョウは皆の前で叩きのめしてきた。
勉強だけが取り得の男子生徒には、クジョウは簡単に最高点を取ってみせた。
高校生になったクジョウは、上級生たちに生意気だという理由で呼び出された。
さすがに無傷とはいかなかったが、クジョウは上級生たち全員を叩きのめした。

高校卒業後、クジョウは難関大学に入学した。
難関大学だが、クジョウにとってトップクラスの成績を維持するのは容易かった。
クジョウの就職活動が始まり、ほとんどの企業で彼女は最終面接までいった。
だが、母子家庭のせいか、届くのは不採用の通知ばかりだった。

ある日、面接先の企業へ向かうクジョウの目の前で、男と男の肩が激しくぶつかった。
年配のスーツ姿の男性が勢いよく転び、ぶつかった若い男が転んだ男性にいった。
「ちゃんと前見て歩けよ、おっさん」
「きさま、謝らんか」、正義感の強いクジョウは若い男にいった。

「なんや、ネエちゃん、文句あるんか」、若い男がいった。
「弱い犬ほど、よく吠える」、クジョウはいった。
「なんやと」、若い男がクジョウに近づいてきた。
1分も経たないうちに、若い男は路上に叩きのめされていた。

「大丈夫ですか」、クジョウは年配の男性に駆け寄ると声をかけた。
クジョウが助けた年配の男性は、ある証券会社の社長だった。
助けたことが縁で、クジョウは助けた社長が経営する証券会社へ入社することになった。
その証券会社は、"無敗のキング"ことジツオウジ コウゾウが会長の証券会社だった。

クジョウは入社してから、資産運用のコンサルティング業務を担当していた。
ある日のこと、クジョウは社長から自社の資産運用部署の立ち上げを命じられた。
クジョウは、女性社員10名からなる資産運用部署である"アルカディア"を立ち上げた。
以来、"アルカディア"は連戦連勝、クジョウは"無敗のクイーン"と呼ばれていた。

休日の昼下がり。
髪を後ろで束ねたクジョウは、トレーニングウェア姿でランニングをしていた。
クジョウが河川敷を走っていると、知り合いの男が寝転んでいるのが見えた。
知り合いの男は、"無敗のジャック"ことジョウシマだった。

2020年5月19日火曜日

銘柄を明かさない理由R327 無敗のクイーンと無敗のジャック(前編)

第327話 無敗のクイーンと無敗のジャック(前編)

「ストレートフラッシュ」は、トランプのポーカーゲームの役である。
同じ絵柄のフラッシュの条件と、数字が連続するストレートの条件を満たした役。
「ストレートフラッシュ」には、40通りのパターンがある。
ランダムに選んだ5枚のカードで、この役ができる確率は極めて少ない。

52枚のカードから5枚のカードを選ぶ組み合わせは、2,598,960通りある。
「ストレートフラッシュ」ができる確率は、40/2,598,960の、0.0015%である。
0.0015%の確率を引き寄せるためには、約65,000回のゲームが必要になる。
約65,000回は、不眠不休で1ゲーム10分だったとしても、1年では消化しきれない。

「ストレートフラッシュ」には、ある特別な役がある。
同じ絵柄の10からAまでのカードを揃える「ロイヤルストレートフラッシュ」。
「ロイヤルストレートフラッシュ」ができるパターンは、絵柄別の4通りしかない。
「ロイヤルストレートフラッシュ」ができる確率は、4/2,598,960の0.00015%。

0.00015%の確率を引き寄せるためには、約650,000回のゲームが必要になる。
約650,000回のゲームには、1ゲーム10分としても、実に10万時間以上が必要になる。
10万時間を消化するには、不眠不休で10年以上の歳月が必要になる。
国内には、後に「ロイヤルストレートフラッシュ」と呼ばれる相場師たちがいた。

"無敗の天然(10)"テンマ リナ、"無敗のジャック(J)"ジョウシマ ユウイチ。
"無敗のクイーン(Q)"クジョウ レイコ、"無敗のキング(K)"ジツオウジ  コウゾウ。
"無敗のエース(A)"こと、"天使の笑顔をもつ男"アマネ オトヤ。
彼らこそ、後に「ロイヤルストレートフラッシュ」と呼ばれる無敗の相場師たちだった。

休日の昼下がり。
"無敗のジャック"ことジョウシマ ユウイチは、河川敷に寝転がっていた。
よく晴れた空には、雲がさまざまに形を変えながら流れていた。
ふと、ジョウシマは思った。

雲は自由だ、誰にも邪魔されずに流れていく。
だが、本当に雲は自由なのだろうか。
本当に、雲の流れを止めることはできないのだろうか。
今、相場はNY証券取引所から始まった暴落相場の真っ只中にあった。

リーマン・ショックのとき、ジョウシマは暴落する相場に成す術がなかった。
リーマン・ショックから生還できたのは、大底の局面で買い向かったからだった。
今回の暴落相場の大底はいつなのか、ジョウシマは思考していた。
そのとき、こちらへ駆けてくる軽快な足音が聞こえてきた。

2020年5月18日月曜日

【エッセイ】ピンチをチャンスと捉えることは大事だよ

企業の決算発表時期だが、上場企業の多くが減益らしい。
リーマン・ショックを上回る不景気になるという報道がなされている。
リーマン・ショックは、米国のサブプライムローンに端を発した不景気である。
今回の、新型ウイルスに端を発する不景気とは、全く異なるものであるw

リーマン・ショックのとき、日経平均株価は暴落した。
2008年9月12日の日経平均株価終値は、12,214円だった。
だが、同年10月28日、一時は6,000円台(6,994.90円)まで下落した。
1982年(昭和57年)10月以来、実に26年ぶりの安値を記録したのであるw

自身は住宅ローンを一括完済するため、2005年から株式投資を始めた。
いきなり始まったリーマン・ショックに、自身も問答無用で巻き込まれた。
購入時の株価の半値まで株価が下がり、今まで見たことがない含み損になった。
だが、自身は損したくなかったので、一定額貯まると、ひたすら買い増しを続けたw

やがて、自身が驚くほどの勢いで、保有株の評価額は含み益に転じると、増え続けた。
気づくと、保有株の評価額は、住宅ローンの残債額をはるかに超えていた。
自身は、保有株の一部を売りに出し、住宅ローンの一括完済に成功した。
ピンチをチャンスと捉えることができるか否かが、成否の分かれ目なのかもしれないw

2020年5月17日日曜日

【エッセイ】会社員以外の収入に異常なし

自身は株式投資を始めて15年になるが、昨年の年間配当は過去最高額だった。
2019年7月の配当は、617,000円(税抜き491,658円)。
2019年12月の配当は、694,500円(税抜き553,414円)。
よって、2019年配当は1,311,500円(税抜き1,045,072円)だったw

一月当たりにした配当は、109,291円(税抜き87,089円)。
自身の毎月の生活費は6万円ほどなので、配当で生活費を賄えているw
先日、保有株の企業の決算発表があったので、最新の配当を確認した。
増配した企業もあれば、減配した企業もあったが、いずれも想定内だったw

計算すると、現時点での2020年7月の配当は、1,111,500円(税抜き885,700円)。
一月当たりにした配当は185,250円(税抜き147,617円)。
自身は、娘が1人暮らしを始めてから、家賃10万円超のタワマンに1人暮らしだ。
12月まで、配当で10万円超の家賃を賄えることがわかったw

来月になれば、確定申告した区民税の還付金、約10万円ほどが振り込まれる。
あと、特別定額給付金の10万円も振り込まれる予定だ。
12月までには、保有株の株価も騰がっており、譲渡益も得られることだろう。
会社員の収入は増えないかもしれないが、会社員以外の収入は増える予定だw

2020年5月15日金曜日

【エッセイ】相場師が忙しくなるとき

自身は株式投資を始めて、15年になる。
自身の投資スタイルは、中長期なので、年に数回しか株を売り買いしない。
過去には、一度も売り買いしない年もあった。
年に数回しか売り買いしないので、普段はときおり株価を確認するくらいだw

だが、そんな自身でも、年に2度、忙しくなるときがある。
忙しくなるときは、企業の決算発表時期だ。
決算発表の資料には、1株当たり純資産や配当が記載されている。
それらのデータを、管理するEXCELファイルに落とし込むので忙しくなるのであるw

自身は現在、3つのファンドを運用している。
1つは、自身と嫁のYファンド&Kファンド(保有銘柄数:5銘柄)。
1つは、娘のRファンド(保有銘柄数:1銘柄)。
1つは、知り合い高齢女性のMファンド(保有銘柄数:7銘柄)w

これらのファンドが保有する株の純資産額(定価)は、1億円を超えている。
だが、株とは不思議なもので、定価では売り買いされない。
定価1億円の株が、はるかに安い値段で売り買いされているのだから相場は面白い。
この週末、最新のデータを元に、今後の戦略を考えるのもよいかもしれないw

2020年5月14日木曜日

銘柄を明かさない理由R326 師の教え(後編)

第326話 師の教え(後編)

ジツオウジ コウゾウは、"最後の相場師"是川銀蔵に弟子入りを認められた。
1987年4月、是川は当時、主催していた勉強会で出席者に警告を発した。
「持ち株は売れ、今すぐ売れ、売って売って売りまくれ」と。
そして、是川自身も自らの持ち株を全て手放した。

1987年10月、日経平均株価は1年前の15,000円から、26,000円台に急騰していた。
1987年10月19日、ニューヨーク証券取引所のダウ平均が暴落した。
のちに、"ブラックマンデー(暗黒の月曜日)"と呼ばれる暴落だった。
暴落の原因は、コンピュータのシステム売買ミスだった。

翌1987年10月20日、東京証券取引所には朝から売りが殺到した。
是川はマスコミを通じて「一時的な下げだ、絶対に狼狽売りをするな」と警告を発した。
だが、前日比3,836円安、前日比マイナス14.9%の暴落となった。
東京証券取引所が開設されてから、史上最大の暴落だった。

ジツオウジは今でも、その日に是川からいわれた言葉を鮮明に覚えていた。
「19日のニューヨーク証券取引所の出来高は6億株に達している。
暴落時にこれだけの取引が成立することはない。
すぐに相場は反発するはずだ。

武田信玄の旗指物(軍旗)にある"風林火山"を知っとるか。
"風林火山"は、疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、
侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如しを意味する。
今は、動かざること山の如しの局面だ」

だが、ジツオウジは全財産を投じ、信用取引を使い、大量に株を仕込んだ。
是川の言葉通り、翌10月21日から日経平均株価は反発した。
わずか7ヵ月後の1988年5月には、26,000円台に回復した。
1989年12月29日、日経平均株価は38,915円という史上最高値を記録した。

年明けには40,000円を超えるだろうと、多くの市場関係者が思っていた。
ジツオウジは、史上最高値を記録した日には、所有していた全株の売却を終えていた。
年が明けてからの大発会、ジツオウジは全力で売りに回った。
その後、日経平均株価は下がり続け、ジツオウジの資産は膨れ上がっていった。

そこまで回想したとき、ジツオウジは、是川も動いていたことに気づいた。
ジツオウジは男性秘書を呼ぶと、当時の是川と同じ警告を発信するよう命じた。
翌日の全国紙の朝刊に、ジツオウジ コウゾウの署名入りの広告が掲載された。
広告には「動かざること山の如し、狼狽売りをするな」とだけ書かれていた。

2020年5月13日水曜日

銘柄を明かさない理由R325 師の教え(中編)

第325話 師の教え(中編)

平日の昼下がり、都内にある重厚な門構えの木造家屋。
居間には、"無敗のキング"こと、ジツオウジ コウゾウがいた。
ジツオウジは、戦国時代の武将、武田信玄の好物「信玄餅」を食べていた。
武田信玄の「風林火山」の意味を教えてくれた師のことを、ジツオウジは思った。

ジツオウジは、地方の貧しい農家に生まれた。
ジツオウジは3人兄妹の末っ子で、年の離れた兄と姉がいた。
ジツオウジが小学生の頃、兄が都会へ出ていき、数年後、姉も都会へ出て行った。
都会へ出て行ってから、数年は消息を知らせる手紙や葉書が来た。

いつしか、兄と姉から手紙や葉書は来なくなった。
中学を卒業したジツオウジは、実家の農業を手伝っていた。
ある日、ジツオウジは父親との農作業の間に休憩していた。
父親はキセルに煙草を詰めると火を点けて、美味そうに一服するといった。

「都会に出たいか」
ジツオウジは、何も答えることができなかった。
「都会に出たいと思うんなら、出るがええ」
父親はいい、キセルをふかした。

翌日の夜明け前、ジツオウジは両親への手紙を書いていた。
「都会へ行きます。必ず、成功します。
今まで育ててくれて感謝しています。本当にありがとうございました」
両親が隣の部屋で息を潜めているのが、ジツオウジには手に取るようにわかった。

都会へ出て数年、ジツオウジは、建設会社の寮に住み込みで働いていた。
高度成長の時代、働いた分だけ、収入は増えた。
だが、このままでは一介の労務者で人生終わりだ、とてもじゃないが成功とはいえない。
そんなある日、知り合いから株で財を成した相場師がいることを聞いた。

相場師の自宅の住所を調べたジツオウジは、すぐに相場師の元へ向かった。
あいにく相場師は不在だったが、ジツオウジは相場師の自宅の前で待ち続けた。
「お願いします、株を教えてください」、帰ってきた相場師に、ジツオウジはいった。
相場師はジツオウジを見つめていった、「なぜ株を教えて欲しい」

「成功したいんです、お願いします」、ジツオウジは土下座し、頭を地面につけた。
沈黙があった、数秒足らずの時間だったが、ジツオウジには長く感じられた。
「頭をお上げなさい、中へお入りなさい」
ジツオウジの師となる"最後の相場師"是川銀蔵が、優しい声音で告げた。

2020年5月12日火曜日

【エッセイ】相場師の存在価値に気づいた話

帰宅すると、東京国税局からの通知が届いていた。
確認すると、令和元年分の確定申告の税金を指定口座から振替するとのお知らせだった。
自身の本業は会社員だが、所有するマンションを貸す大家でもある。
マンションを貸す大家になってから、毎年、確定申告を行っているw

今までは、大家業の収支はマイナスだったので、還付金を得ていた。
だが、昨年の収支はプラスだったので、振替納税することになった。
ふと気になって、令和元年分として納める税金を計算してみた。
すると、会社員と大家で納める税金より、株で納めた税金の方が多いことがわかったw

株式投資をしている方は、ご存知だろうが、株の利益は全額が課税所得である。
株の利益に対して、所得税15.315%、住民税5%の計20.315%が徴収される。
会社員の場合、同額の所得でも、様々な控除により課税される所得額は少なくなる。
大家の場合も、減価償却費などの控除により、課税される所得額は少なくなるw

自身は住宅ローンを一括完済するために株を始めた。
住宅ローンを一括完済してからは、目標がなくなり、趣味で株式投資をしている。
過去の株での納税額を確認すると、過去最高の株での納税額は年間100万円超だった。
この先、株の納税額を更新し続けること、これこそが相場師の存在価値かもしれないw

2020年5月11日月曜日

【相場師が買わない銘柄】HOYA株式会社

自身は、2005年から株式投資を始めた。
今年で株式投資歴15年になるが、連戦連勝の無敗である。
GWに、15年の間に手がけた株が、今、どうなっているか確認してみた。
すると、中期で譲渡益を取りにいけそうな株が見つかったw

以来、この銘柄の値動きを監視している。
だが、監視を続けた結果、今回はこの銘柄の購入を見送ることにした。
なぜなら、明らかにこれから株価が下がる値動きをしているからだ。
この銘柄はバリュー株ではなく、典型的なグロース株であるw

バリュー株は割安の銘柄だが、グロース株は業績の伸びが期待できる銘柄だ。
事実、この銘柄は自身が最初に手がけた頃から、5倍以上の株価になっている。
長期チャートでも右肩上がり、財務内容もよく、自己資本率も高い。
買いたい気持ちはあるが、テクニカル的には買いではないと判断したw

この先、いつ買うかはわからないし、買わないかもしれない。
だが、数少ない読者の方には、銘柄を公表すると約束していたので、公表する。
自身が狙っていたのは、7741 HOYA株式会社である。
グローバルな超優良企業だが、今は買われないことをオススメするw

2020年5月10日日曜日

【エッセイ】外出自粛での食生活の変化

緊急事態宣言が延長されたが、自身の生活には大きな変化はない。
平日は、決まった時間に会社へ行き、定時になったら会社を出る。
帰宅すれば、酒の肴を作り、晩酌を嗜みながら、株価を確認する。
家事を終えると、ブログの記事を書いたりするw

休みの日は起きると、朝食を作り、食す。
適当に家事をこなすと、スーパーへ食材や日用品を買いに行く。
平常時なら、プールへ泳ぎに行くのだが、残念ながらプールは閉鎖中。
したがって、部屋で器具を使った筋トレをしているw

プールへ泳ぎに行っていた頃は、食事はまさしく栄養補給だった。
水泳をしたことのある方はご存知だろうが、水泳における体力消耗はハンパない。
水泳は筋トレとは異なり、全身運動なので、全身の筋肉を使用することになる。
よって、疲労度もハンパないので、おのずと質より量の食事になるw

筋トレは水泳と比較すると、疲労度はたいしたことはない。
したがって、食事も量より質になり、手作りすることが多くなった。
出来合いの惣菜よりは、手作りした方が美味だと思うのは、自身だけだろうか。
自身の定年はまだ先だが、将来、総菜屋を始めるのもアリかもしれないw

2020年5月8日金曜日

銘柄を明かさない理由R324 師の教え(前編)

第324話 師の教え(前編)

平日の昼下がり、都内にある重厚な門構えの木造家屋。
居間には、"無敗のキング"こと、ジツオウジ コウゾウがいた。
ジツオウジは、証券業界で伝説になりつつある男だった。
暴落相場の中、ジツオウジは"ブラックマンデー"と呼ばれた暴落相場を思い返していた。

1987年10月、日経平均株価は1年前の15,000円から、26,000円台に急騰していた。
1987年10月19日、ニューヨーク証券取引所のダウ平均が暴落した。
前日比マイナス22.6%、のちに"ブラックマンデー"と呼ばれる暴落だった。
翌1987年10月20日、東京証券取引所には朝から売りが殺到した。

ジツオウジは、全財産と信用取引を使い、狙っていた株を大量に仕込んだ。
翌10月21日から、日経平均株価は反発した。
わずか7ヵ月後の1988年5月、日経平均株価は、26,000円台に回復した。
翌1988年6月には、28,000円の大台を突破、上昇を続けた。

1989年12月29日、日経平均株価は38,915円という史上最高値を記録した。
年明けには40,000円を超えるだろうと、多くの市場関係者が思っていた。
年が明けてからの大発会、ジツオウジは全力で売りに回った。
大発会から日経平均株価は安値スタートとなり、果てしもなく下がり続けた。

ジツオウジは、"ブラックマンデー"で儲けた莫大な金で、都内に証券会社を設立した。
近年、稀な相場師が起業した証券会社で、ジツオウジは会長になっていた。
ジツオウジは、今回の暴落相場の行く末を考えていた。
この先、相場はどう動くのか、今、とるべき行動は何なのか。

「旦那様」、声がしたので見ると、和盆を持った家政婦がいた。
「実家から和菓子が送られてきました。
旦那様のお口に合うかわかりませんが、よろしければお召し上がりください」
家政婦は居間のテーブルに、和菓子と湯飲みを置くと、キッチンへ戻っていった。

ジツオウジはテーブルに置かれた和菓子を見た。
和菓子は、きな粉をまぶした餅菓子で、黒蜜をかけて食べる「信玄餅」だった。
「信玄餅」は山梨の菓子、家政婦の実家は山梨なのか。
ジツオウジは甘い物は好きではなかったが、黒蜜をかけると、付属の楊枝で食べ始めた。

「信玄餅」を食べながら、ジツオウジは思った。
「信玄餅」は、戦国時代の武将、武田信玄の好物だったらしい。
武田信玄の旗指物(軍旗)には「風林火山」と記されていたらしい。
かって、「風林火山」の意味を教えてくれた師のことを、ジツオウジは思った。

2020年5月7日木曜日

【エッセイ】自身の本業は相場師かもしれない

かっての自身は、多額の住宅ローンと小さな子どもを抱える会社員だった。
2005年、自身は住宅ローンを完済するために株式投資を始めた。
2014年、自身は住宅ローンを一括完済した。
2019年、自身は子どもの学費を払い終わり、子どもは無事、社会人になったw

現在、自身には3つの収入がある。
1つは会社員としての給与収入、1つは大家としての家賃収入。
1つは相場師としての譲渡益と配当である。
最近、本業は会社員だと思っていたが、違うのではないかと思い始めたw

近年、自身の支出で最も多くの割合を占めるのが、株の投資資金だ。
ここ数年は、会社員としての給与収入を上回る額を投資し続けている。
会社員の給与収入、大家の家賃収入ともに、一定額貯まれば、投資資金としている。
言い換えれば、投資資金を稼ぐため、会社員と大家をしているともいえるw

自身には会社員としての出世欲はない。
また、大家として家賃収入を増やしたいという欲もない。
今の自身には譲渡益と配当を増やし、税金を多く納め続けたいという欲しかない。
どうやら、いつの間にか、自身の本業は相場師になっていたようだw

2020年5月6日水曜日

【コラム】「新しい生活様式」で社会はどう変わるか

新型ウイルスにより、社会が大きく変わろうとしている。
当初は、いつ元の生活に戻れるかが、関心事だった。
だが、「新しい生活様式」にあるように、新しい生活を送らなくてはならない。
「新しい生活様式」で社会がどう変わるかについて、書いてみるw

感染防止の3つの基本とする、①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗い。
①はいいとして、インフルエンザ等流行時のマスク着用は当たり前である。
外から帰ったあと、食事前に手を洗うのも当たり前である。
手洗いしない人は、親や学校に教わらなかったのだろうかと思うw

移動に関する感染対策、帰省や旅行はひかえめに、出張はやむを得ない場合に。
帰省や旅行はひかえめに、出張はやむを得ない場合のみにするだろう。
今回のGWもそうだが、帰省や旅行をひかえめにできることに気づく。
すると、目的のない帰省や旅行に行かなくなり、家計の支出が削減できるw

働き方のスタイルでの、テレワークやローテーション勤務、時差通勤。
すでに実践している企業もあるが、企業は気づいたはずだ。
いかに必要のない仕事が多く、適材適所に人員が配置されていないことに。
仕事内容や人員配置が見直され、経費が大幅に減り、業績が向上するw

テレワークにより、企業には最低限のオフィスしか必要なくなる。
企業が最低限のオフィスしか必要としないことで、オフィス需要は低下する。
都心で勤務する人が減ることにより、多すぎる飲食店等の数も減る。
したがって、高騰していた都心の不動産価格は、適正価格に戻ることになるw

よいことばかりのようだが、社会が変わるとき、痛みを伴う人がいる。
都心で飲食店等を営んでいる人、都心の不動産に投資している人などだ。
飲食店等は以前のような売上げは期待できず、不動産に投資している人は含み損だ。
これらは誰かに責任がある訳でもなく、単に彼らの運がよくなかっただけであるw

2020年5月5日火曜日

【投資手法】投資スタイルは目的によって変えなくてはならない

自身は、2005年から株式投資を始めた。
今年で株式投資歴15年になるが、連戦連勝の無敗である。
株式投資を始めた目的は、住宅ローンの一括完済だった。
2014年に住宅ローンを一括完済したので、今の自身にとって株式投資は趣味であるw

自身の投資スタイルは、基本、長期の割安株への投資、いわゆるバリュー投資だ。
だが、状況によっては、中期の譲渡益を取りにいくこともある。
近年では、2018年の7321 ㈱関西みらいフィナンシャルグループ。
2019年の5938 ㈱LIXILグループで、いずれも儲けさせてもらったw

長期投資の場合、割安株であることが重要な指標になる。
ところが、中期の譲渡益を取りにいく場合、割安であることは重要な指標ではない。
中期の譲渡益を取りにいく場合、投資する企業の株価を読む必要がある。
読むのは、中期で騰がるのか、騰がらないのかという、シンプルなものであるw

さて、このGW、自身は外出自粛でヒマを持て余している。
ヒマだったので、15年の間に手がけた株が、今、どうなっているか確認してみた。
すると、中期で譲渡益を取りにいけそうな株が見つかった。
もちろん、数少ない読者の方には購入後、銘柄を公表させてもらう予定だw

【コラム】世界最高の投資家の真の間違いとは

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開いた。バフェット氏は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かした。数々の危機を乗り越えてきた「投資の神様」は米国の明るい将来を信じつつも、コロナ後の世界を見据えて動き始めている。
このほど売却したのはデルタのほか、アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空の4社。バフェット氏は2月にデルタ株をいったん買い増したことについて「間違いだった」と認めた。「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示した。
(2020年5月3日付 日本経済新聞より)

ウォーレン・バフェット氏といえば、世界最高の投資家である。
その彼が投資で間違いを犯したことが、ニュースになっている。
ニュースを聞いた方は、世界最高の投資家でさえ損するのだから株は怖いと思うはずだ。
だが、自身が彼の立場なら、彼とは異なる行動をとっており、損することはなかったw

確かに、3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗る確率は低いだろう。
だが、3~4年後に、今のように飛行機に乗らない確率はさらに低いだろう。
ならば、4社の財務内容を調べ、最も倒産の可能性が低い1社を選ぶ。
選んだ1社の平均取得単価を下げるべく、一定のルールでナンピンするのであるw

米バークシャー・ハザウェイの現金比率は高まっており、投資先を探しているらしい。
彼の間違いは、航空株という投資先があったにも関わらず、売却したことである。
えっ、そういうお前はどうなんだって、自身もかって航空株を保有していた。
とっくの昔に利益確定済みなので、彼より投資のセンスがあるのかもしれないw

2020年5月4日月曜日

【コラム】抗体検査結果もSPEEDIの予測結果と同じ扱いなのかもしれない

時事ネタはあまり書きたくないのだが、書きたいことがあるので書いてみる。
GWだが、外出自粛要請により、多くの人が自宅に引きこもっていることだろう。
自身も自宅に引きこもっており、ネットサーフィンなどで一日の大半を過ごしている。
自身は以前から、下記の抗体検査結果が気になっているw

政府は、新型コロナウイルスの感染実態の把握につなげるための抗体検査を始めた。
日本赤十字社が献血者から研究利用への同意を得て献血血液の一部を抗体検査に活用。
東京都内と東北地方で500検体ずつ、今後も複数回採取する。
5月1日にも、過去に新型ウイルスに罹った人の割合を公表する方向で調整している。
(2020年4月24日付 毎日新聞より)

ところが、現時点で政府の抗体検査結果は公表されていない。
自身は、特に大都市圏では、無自覚の感染者は相当数いると思っている。
自身は1月に新型ウイルスのような症状が出て、体調を崩した。
一晩寝ると回復したが、おそらく新型ウイルスに罹ったのではないかと思っているw

日本原子力研究所のSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)。
SPEEDIは、大量の放射性物質が放出された場合、環境への影響を迅速に予測する。
東日本大震災のとき、SPEEDIは正常稼動していたが、予測結果は公表されなかった。
政府の抗体検査結果も、SPEEDIの予測結果と同じ扱いなのかもしれないw

2020年5月3日日曜日

【コラム】苦境にある経営者の的外れな言い分

新型ウイルスの影響により、飲食業や観光業などが苦境に立たされている。
客数が激減し、政府や自治体から営業自粛を求められている。
もちろん、誰が悪い訳でもなく、自然災害と同じ不可抗力である。
だが、不可抗力であることがわかっていない人が多くて驚いているw

先日、ネットで読んで、失礼ながら笑ってしまったコメントがある。
ある会社が緊急融資を申し込んだが、融資を断られたというコメントだった。
融資を申し込んだら、過去3期が赤字だったので融資してくれず困っているとのこと。
過去3期の赤字は、自己責任だということが、わからないのだろうかw

休業要請されている会社は、休業要請するなら補償しろ、と文句をいっているらしい。
休業要請しているのは、感染拡大を防ぐことが目的である。
自社の利益しか考えない会社には、是非とも営業を続けてもらいたいものである。
その代わり、感染拡大するようなことがあれば、損害賠償請求されるだけであるw

自身の廻りにいる自営業者には、私物を会社の経費にしている人が多い。
私物を会社の経費にすることは、明らかな違法行為で脱税である。
本来、納めなくてはいけない税金を納めず、苦境のときに税金による補償を求める。
このような自営業者に商売をする資格はなく、とっとと潰れて欲しいものであるw

2020年5月2日土曜日

【エッセイ】特別定額給付金の使い道

帰宅すると、区役所から封筒が届いていた。
ひょっとして、1人10万円の特別定額給付金かと思った。
封を開けると、確定申告の還付通知書だった。
平成31年度に納めた税金が納めすぎなので、返してくれるらしいw

今年、自身は平成31年度と令和元年度の確定申告を行った。
平成31年度の収支はプラスだったが、税法上はマイナスだった。
令和元年度の収支はプラスで、税法上もプラスだった。
よって、平成31年度の税金が戻ってきて、令和元年度の税金は徴収されるw

当初は、平成31年度と令和元年度分を相殺するのかと思っていた。
ところが、さすがはお役所で、きっちり別々に処理されるようである。
平成31年度の還付金より、令和元年度の徴収額の方が少ない。
よって、最終的に、口座には数万円の金が残ることになるw

特別定額給付金が支給されたら、スマホの機種変更代にする予定だった。
ところが、税金の相殺分で機種変更費用はまかなえそうである。
仕方ないので、10万円の特別定額給付金は株の購入費用の足しにすることにした。
10万円を運用し、譲渡益や配当の税金を納めることにしようと思うw

2020年5月1日金曜日

【エッセイ】テクニカルも大事だよ

相場の分析には、テクニカル分析とファンダメンタル分析という手法がある。
テクニカル分析とは、過去の値動きから今後の株価の動向を予測する。
テクニカル分析では、長期チャートが重要な指標になる。
過去に似たようなチャートがあれば、同じようなチャートになる可能性が高いからだw

今年から、自身は確定拠出年金を外国株、米国株で運用しようと考えていた。
ところが、新型ウイルスの影響で、今は米国株へ投資しようとは思わない。
下図はNYダウの10年チャートだが、ここで買い向かう外国人投資家は凄いと思う
だが、自身は彼らの真似をしたいとは思わないw

では、国内相場はどうなのか。
下図は、TOPIX(東証株価指数)の10年チャート。
NYダウと同じく、暴落中であることがわかる。
この局面で買い向かう人は、凄いとは思うが、真似したいとは思わないw

「相場は明日もある」という相場格言がある。
皆が一斉に買いついているときの相場は、不自然なものだ。
その後に、現れる相場こそ、本来の相場の姿だ。
テクニカル分析は、不自然な相場の状態を教えてくれるのかもしれないw