2020年5月5日火曜日

【コラム】世界最高の投資家の真の間違いとは

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開いた。バフェット氏は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かした。数々の危機を乗り越えてきた「投資の神様」は米国の明るい将来を信じつつも、コロナ後の世界を見据えて動き始めている。
このほど売却したのはデルタのほか、アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空の4社。バフェット氏は2月にデルタ株をいったん買い増したことについて「間違いだった」と認めた。「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示した。
(2020年5月3日付 日本経済新聞より)

ウォーレン・バフェット氏といえば、世界最高の投資家である。
その彼が投資で間違いを犯したことが、ニュースになっている。
ニュースを聞いた方は、世界最高の投資家でさえ損するのだから株は怖いと思うはずだ。
だが、自身が彼の立場なら、彼とは異なる行動をとっており、損することはなかったw

確かに、3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗る確率は低いだろう。
だが、3~4年後に、今のように飛行機に乗らない確率はさらに低いだろう。
ならば、4社の財務内容を調べ、最も倒産の可能性が低い1社を選ぶ。
選んだ1社の平均取得単価を下げるべく、一定のルールでナンピンするのであるw

米バークシャー・ハザウェイの現金比率は高まっており、投資先を探しているらしい。
彼の間違いは、航空株という投資先があったにも関わらず、売却したことである。
えっ、そういうお前はどうなんだって、自身もかって航空株を保有していた。
とっくの昔に利益確定済みなので、彼より投資のセンスがあるのかもしれないw

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