2020年5月22日金曜日

【エッセイ】谷深ければ山高し

「山高ければ谷深し」という相場格言がある。
相場は暴騰することもあるが、その後反転し、急落する危険をはらんでいる。
「上げ幅が大きいときほど、下げ幅もきつい」ということらしい。
だが、「逆もまた真なり」の通り、「谷深ければ山高し」ともいえるw

自身は住宅ローンを一括完済するため、独学で株式投資を始めた。
当時の自身のスペックは、住宅ローンの負債を抱え、小さな子どもをもつ親だった。
当時の我が家に貯蓄はなかったので、利率の低い子どもの学資保険を解約した。
また、所有していた自家用車を売却し、数百万円の投資資金を捻出したw

株式投資を始めてから、貯まった金を追加していたが、リーマン・ショックが起こった。
あれよあれよという間に、自身の含み損は、これまで見たことのない額になった。
だが、投資先の企業が倒産したり、売らない限り、損失は確定しないと信じていた。
自身は一定額が貯まるたびに、追加投資することを続けたw

やがて、保有株の株価が騰がったので、一部を売却、住宅ローンの一括完済に成功した。
その後、子どもの学費も払い終え、今の自身は生活費を株の配当で賄っている。
現在、自身が保有する株の株価は低迷しているが、自身は全く悲観していない。
なぜなら、リーマン・ショックで、「谷深ければ山高し」を経験しているからであるw

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