2015年2月28日土曜日

格差社会と資産運用2

格差社会だといわれているが、果たして、そうだろうか。
明治より前の日本では厳格な階級社会が存在した。
侍の家に生まれた者は侍に、農民の家に生まれた者は農民となる。
だが明治以降の日本には職業の自由があり、公平にチャンスが与えられている。

投資信託は元本が保証されないため、資産を預けるのは極めてハイリスクだ。
損失が出ても彼らは責任を取らない、しかし手数料はキチンと取るw
不動産投資は借金することになるため、中長期的には資産を目減りさせる。
自身は維持費やメンテナンス費用を考えれば、投資には値しないと考えているw

証券会社や不動産会社の商品で資産運用しても、彼らのパフォーマンスを上回れない。
彼らのパフォーマンスを上回る方法は、1つだけであるw
投資信託や不動産投資より大きなリターンを得たいなら、彼らの会社の株を手がけることだ。
彼らの商品に頼っていては、永遠に彼らのパフォーマンスを上回ることはできないw

自身は証券会社や不動産会社の株を手がけたことは一度もない。
何故なら、自身にとって証券会社や不動産会社の株はリターンが低すぎるからであるw

偉大なる相場師に学ぶ ベンジャミン・グレアム

誰でも「相場師」になることはできる。
「相場師」として成功するためには、学ばなければいけない。
学ばずに相場を張っても、失敗することは歴史が証明している。
幸いにも偉大なる相場師達は、我々に数多くの教訓を残してくれている。

ベンジャミン・グレアムという相場師がいた。
彼は相場師ではなく、投資家だという人がいるかもしれない。
自身の定義では、彼は賢明なる相場師である。
彼はバリュー投資理論の考案者であり、彼の著書は多くの実業家に影響を与えている。

自身にとってテクニカル投資手法のベースは、是川銀蔵の投資手法である。
ファンダメンタル投資手法のベースは、ベンジャミン・グレアムの投資手法である。
名著「賢明なる投資家」で、彼が推奨する投資手法はシンプルで明快である。
彼もまた我々に数多くの教訓を残してくれている。

「投資とは、詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、かつ適正な収益を得るような行動を指す」(第1章 投資と投機 賢明なる投資家が手に入れるもの)

「株価が大幅に上昇したすぐ後には絶対に株を買ってはならない。また、大幅に下落したすぐ後には絶対に売ってはならない」(第8章 投資家と株式市場の変動)

「仲買人であれ、証券セールスマンであれ、投機的な利益や大きな利益を約束する人物には注意すべきだ」(第10章 投資家とそのアドバイザー)

「人の意見に惑わされることなく、たったひとつの株に集中せずに分散させなさい」(第14章 防衛的投資家の株式選択)

「割安銘柄は本質的に、株価がその株式の評価価値よりも安い状態にあるわけで、その差がすなわち安全域である。安全域は、計算ミスや運の悪さを十分に吸収する効果がある」(第20章 投資の中心的概念「安全域」)

彼の投資手法は、現在でも色褪せてはいない。
今も我々を堅実で安全な株式投資に導いてくれる。

2015年2月26日木曜日

運用資金を増やす方法4

最初から多額の資金を運用できる人は少ないと思う。
自身も、なけなしの数百万円からのスタートだったw
初期に投資資金を追加したことで、現在は2000万円近い金額を運用できている。
しかも元本は引上げているので、利益分のみでの運用であるw
運用資金を安全に増やすには、割安株への中長期投資しかないと考えている。
もちろん優良成長企業の割安株であるw
割安株への中長期投資による評価損益が、時間軸と比例することは意外と知られていない。
何故なら、優良成長企業の株が割安で放置されてきたからであるw

株価は企業価値を表したものではなく、直近の取引価格にすぎない。
本来の企業価値を表すBPS(一株当り純資産)より、低い価格で取引きされていることがあるw
当たり前だが、優良成長企業では、成長に伴いBPSが高くなっていく。
すなわち、購入した株価とBPSの乖離幅(評価損益)は、時間と共に広がっていくことになるw

PBR(純資産倍率)は、現在の株価をBPSで割った割合で、1より小さければ割安株である。
自身はリーマンショック以降、PBR1倍以上の株を購入したことは一度もないw
現在、保有している5銘柄中、PBRが1倍に満たない銘柄は4銘柄ある。
今期中にPBRが1倍になった場合、評価損益は数百万円増加する計算になるw

2015年2月25日水曜日

中長期運用の心得22

「安易に買うな、安易に売るな、とらわれるな」
中長期運用の心得を「ジョーカー・ゲーム」風にいうと、上の言葉になるw
世の中には、日々、様々な情報が配信されている。
他者の情報に、とらわれないことが重要だと考えている。

日経平均が最高値を更新している状況で、元本回収以外の売りをしてはいけない。
何故なら、中長期のパフォーマンス(利回り)が低下するからであるw
仮に保有株を売却した場合、新たな割安株を見つけることができればいい。
新たな割安株がなければ現金で持たざるを得なくなり、中長期のパフォーマンスは低下するw

真の中長期運用とは、より大きなリターンを狙える銘柄を見つけ買っては売ることを繰り返す。
しかし前提条件には、常に一定割合の株式を保有することがあるw
自身の中長期の定義は、最低でも1年以上である。
1年未満は全て短期と定義しており、「短期は損気」のことわざに習い中長期運用をしているw

以前にも書いたが、自身は東証株価指数(TOPIX)が1700近辺になるまでは放置である。
それまでに暴落相場がくることがあれば、保有株を売却し全力買いするだけであるw

2015年2月24日火曜日

これから株を始める君へ23

君は、日経平均が最高値を更新しているのを知った。
他の個人投資家達は、自身のパフォーマンスを誇らしげに自慢している。
自分は少し乗り遅れただけだ、まだ今から買えば間に合うと君は考える。
翌営業日、君はまだ間に合うと株を買おうとする。

日経平均や他者のパフォーマンスにとらわれてはいけない。
初心者が最も高値掴みをしやすいのが、上昇過程の買いで自身もそうだったw
個別銘柄もそうだが、最高値を更新する上昇過程では、買いは控えなくてはいけない。
「自分が買う銘柄だけは大丈夫」と何の根拠もなく、割高な株を買ってはいけないw

上昇相場は、よほどのことがない限り、予め買ってさえいれば誰でも儲かる相場だ。
買い遅れた君には、冷静に上昇相場の相場師を観察することをオススメするw
数年後、どのような相場師が生き残り、どのような相場師が去っていくのか。
焦ることはない、上昇相場以外でも資産を増やす方法はいくらでもあるw

2015年2月22日日曜日

今後の戦略 第四章「洋上ノ敵ニ警告ス」

本プログは「相場師の相場師による相場師のためのプログ」である。
もちろん、相場師とは国内の相場師であるw
円安により割安になった日本株を買い漁っている外国人投資家達がいる。
今、彼らは東証一部の出遅れ銘柄を買い漁っている。

外国人投資家達に警告しておく。
日本株を買うのなら、覚悟を決めて買うがいい。
何故なら、国内相場師の大半は仕込みが終わっているからである。
我々は7年前とは違い、リーマンショック後の相場で数多くの経験を積んできた。

貴国の強欲者どもが引き起こしたリーマンショックにより、我が国は多大な損失を被った。
我々は我が国が被った経済的時間的損失に利息をつけて、貴国から回収させていただくw
国内相場師にとって、日本株相場はアウェイでなくホームであり地の利はこちらにある。
繰り返しいうが、日本株を買いたいのなら、覚悟を決めて買うがいいw

暴落相場の思い出2

株式投資を始めて、3年目にリーマンショックがあった。
急落する日経平均を見て、日本経済は終わるのではないかと思った。
保有株の株価は急落し、評価損益は全てマイナスになった。
当時の保有株で最も下がった株は、購入価格の1/5になった。

「総悲観は買い」と信じ、取引口座に残っていた現金でナンピンした。
リーマンショックから3年後の2011年に、東日本大震災が起きた。
保有株の株価は急落したが、保有株の評価損益は全てマイナスにはならなかった。
取引口座の現金と利益が出ていた銘柄を売却し得た現金で、全力で買い向かった。

常に相場には暴落のリスクがあり、個人は暴落相場から逃げられないことを学んだ。
いつ訪れるかしれない暴落相場を恐れている個人が、多いのではないかと思っている。
暴落相場は全力買いの好機と捉え、「肉を切らせて骨を断つ」で挑めば勝てる。
常に評価損益を大きくプラスにする運用をしていれば、暴落相場を恐れる必要はないw

2015年2月21日土曜日

これから株を始める君へ22

君は銘柄研究ではなく、投資手法について研究することにした。
どのような本を買えばいいのか、君は思い悩む。
他者が薦めている本は、高額な本が多い。
君は中古なら安く手に入れることができると考え、リサイクルショップへ向かう。

株関連の本が読みたいのであれば、公共の図書館を利用することをオススメする。
リサイクルショップに良書がある確立は低いし、購入した時点で君の資産はマイナスになるw
図書館にある株関連書籍のほとんどが、利用者の要望で取り寄せられたものだ。
読みたい本がないのであれば、取り寄せてもらえば費用はかからないw

「最後の相場師」といわれた是川銀蔵は、図書館で株式取引に必要な知識を習得した。
自身も初心者の頃は、暇を見つけては近くの図書館に通っていたw
当時、図書館にあった資産運用や株式投資の本は読み尽くした。
間違っても、リサイクルショップで買い求めてはいけないw

初期段階では極力、支出を抑え、投資資金を貯めなくてはならない。
日常生活でも、コストパフォーマンスを高める場面はいくらでもあると考えているw

偉大なる相場師に学ぶ 是川銀蔵

誰でも「相場師」になることはできる。
「相場師」として成功するためには、学ばなければいけない。
学ばずに相場を張っても、失敗することは歴史が証明している。
幸いにも偉大なる相場師達は、我々に数多くの教訓を残してくれている。

是川銀蔵という相場師がいた。
彼は高等小学校しか出ていないが、株式投資に必要な知識を独学で習得した。
個人でありながら、数百億円の株式取引に成功し「最後の相場師」と呼ばれた。
多額の税金により巨万の富は残せなかったが、尊敬する相場師の一人である。

彼が最も嫌いな人間は、正義感のない人間だった。
人に迷惑をかけても自分さえ儲かればいいという人間である。
「投資は正々堂々と」を信条に、幾多もの仕手戦で勝利を収めた。
偉大なる先輩が残してくれた教えを書いてみる。

彼が個人投資家へ行った警告は二つある。
第一の警告は「自分の持てる資金の範囲内で投資をすること」
信用取引には、絶対に手を出してはいけない。
たまたま儲かって味をしめた投資家ほど、この危険な信用取引に乗りやすいと彼はいう。

第二の警告は「新聞や雑誌で大見出しにされる材料に飛びつくな」
人の意見や新聞、雑誌の記事で儲けようという精神が失敗の元。
自分で努力せず、勤めの片手間で儲けようとしても上手くいくはずがない。
サラリーマンが二足のわらじを履いて、労せず儲かるほど株の世界は甘くないと彼はいう。

彼の投資人生をまとめた投資五ヵ条は、自身の投資スタイルのベースになっている。
①銘柄は人が奨めるものでなく、自分で勉強して選ぶ。
②二年後の経済の変化を自分で予測し大局観を持つ。
③株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物。
④株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する。
⑤不測の事態などリスクはつきものと心得る。

彼は自伝の中で、大勝負を幾度もしてきたが損をしたことはないと述べている。
彼の教えを守っている自身が損をしていないことが、彼の教えが正しいことを証明している。

2015年2月20日金曜日

騰がる銘柄の見抜き方6

年に数回程度の売買だが、多くの銘柄を手がけてきた。
幸いなことに、手がけた全ての銘柄で利益を確保できている。
初期はファンダメンタル重視だったが、リーマンショック以降、現在のスタイルを確立した。
一言でいうと、ファンダメンタルとテクニカルのいいとこ取りである。

自身が銘柄を選ぶ条件の1つに、「重厚長大」な企業であることがある。
一般的には「重厚長大」な企業は重化学工業等をイメージするが、そうではないw。
「重厚長大」の反対を意味するのは、「軽薄短小」である。
言い換えれば、「軽薄短小」ではない企業を買うのであるw

自身の「軽薄短小」企業の定義は以下である。
株主対応が軽く、社員層が薄く、社歴が短く、規模が小さいw
自身の投資先は「軽薄短小」企業以外の企業と決めている。
数式で表すと、自身の投資先企業≠「軽薄短小」企業になるw

2015年2月19日木曜日

会社員と相場師3

会社員と相場師のどちらがよいかと聞かれたら、今は会社員と答える。
決まった時間に仕事をしていれば、毎月、一定額の給与が支給される。
経営層でなければ、よほどのミスをしない限り、仕事で責任をとらされる事もない。
また職場には人との触れ合いがあり、いい意味での人生経験にもなる。

本業は会社員で、株式投資は資産運用として行っている。
当然だが株式投資に費やす時間は限られ、中長期投資にならざるを得ないw
限られた時間での運用だからこそ、効率のよい運用を行うことが可能になると考えている。
昨年の株式投資での収入を時給に換算すると、手取りで軽く10,000円を超えているw

会社員として働くことで得る経験は、資産運用にはプラスになっている。
自身は会社から要らないといわれるまでは、勤めるつもりでいるw

2015年2月18日水曜日

中長期運用の心得21

「貴様が何を信じていようがかまわん。
ファンダメンタルだろうがテクニカルだろうがイワシの頭だろうが、勝手に信じるがいい。
もし本当に自分の頭で考え抜いたすえに、それを信じているのならな」
中長期運用の心得を「ジョーカー・ゲーム」風にいうと、上の言葉になるw

銘柄選びもそうだが、過去の投資手法をそっくり真似ても大きなリターンは得られない。
相場は絶えず変動しており、過去の投資手法は現在にそぐわないことが多いw
過去の偉大なる相場師達の投資手法を読み解き、今の相場に合わせたアレンジをする。
他者の投資手法をそっくり真似て大きなリターンが得られるのであれば、自身も知りたいw

偉大なる相場師達は、インターネットのなかった時代の資産運用に成功している。
時代を超えた普遍的な資産運用には、参考にすべき点が多いw
自身が保有している株式評価額の増加に伴い、キャッシュ割合が日々、低下している。
今は、いつかくる暴落時に買い向かうための資金を貯めるべく、節約の日々を送っているw

2015年2月16日月曜日

中長期運用の心得20

「諸君の未来に待ち受けている真っ黒な孤独。その中で諸君を支えてくれるのは、
外から与えられた虚構などではありえない。諸君が任務を遂行するために
唯一必要なものは、常に変化し続ける多様な状況の中でとっさに判断を下す能力、
即ち、その場その場で自分の頭で考えることだけだ」 (「ジョーカー・ゲーム」より)

初期の自身の失敗で最も多いのが、株価が上昇する過程での買い増しである。
何故、平均取得単価を高くするようなことをしたのか、未熟だったとしかいえないw
相場を張っているときは、誰もが孤独である。
孤独であるが故、何の根拠もない周囲の情報を自分に都合よく解釈してしまうw

一度、買値を決めたのなら、購入時より高い価格で買い増ししてはいけない。
購入後、株価が下がらないということは、絶好のタイミングで買えたということであるw

2015年2月15日日曜日

休日の過ごし方9

娘が大学の入学式にスーツを着たいらしい。
友達の何人かはすでに購入済らしい。
自身は大学の入学式で、スーツを着た覚えはないが、今はそういう時代らしい。
 「どこへスーツを買いにいくのか調べておいて」といい残し、娘はバイトに出かけた。
娘は、「量販店じゃなく、ちゃんとした店」と条件をつけた。
女性用スーツの品揃えの多い店は、どこにあるのだろうかと考えた。
答えは日本経済の中心地で、ビジネスマンやOLの多い日本橋である。
娘が帰宅後、2人で日本橋へ買い物に向かった。
日本橋に着いてから、遅めの昼食を取るため某チェーン店へ入った。
娘はカツ丼の並、自身はカツ丼のミニであるw
当たり前だが、店員が娘の前にミニを置き、自身の前には並を置いた。
店員が立ち去った後、笑いながらお互いの器を入れ替えたw

案の定、ビジネス街にある店内は空いており、時間をかけてスーツを選ぶことができた。
23区内にお住まいで息子や娘のスーツを買うなら、休日の日本橋をオススメするw
娘が店内で「就活のときは、別のスーツを買ってもいい」と聞いてきた。
これから4年間、今の体型を維持するのは難しいだろうと思ったので「いいよ」と答えたw

さて相場師の視点からみた日本橋について書いてみる。
東京証券取引所の最寄り駅は日本橋駅で、大手企業が数多く集まっている。
高島屋の玄関には係りの者が常駐、駐車場へのタクシー案内を行っている。
まさしくセレブの日常を垣間見ることができるw
駅へ向かう途中、買いたい本があったので、丸善に立ち寄った。
3階のコーヒー1杯の値段は1,000円、販売されている希少本の価格は数百万円だったw
自身とは無縁の世界があることを知り、改めて勉強になった。
帰宅後、各企業の株価情報を調べたのはいうまでもないw

有益な情報の有無3

数え切れないほどの投資に関する本を読んできた。
初期の頃はインターネットの株情報を、暇さえあればチェックしていた。
今はインターネットの株情報はほとんど見ない。
「参考になる情報はあるが、有益な情報はない」からであるw

銘柄のメリットばかりを発信する連中を信用してはいけない。
当たり前だが、全ての銘柄には大なり小なりのリスクが存在するw
保有銘柄のメリットのみを発信する行為は、一種の買い煽りだと考えている。
人に買わせておいて売り抜けることでしか利益を得られない哀れな連中であるw

真の相場師達が、哀れな連中を相場から駆逐せず放置しているのには理由がある。
哀れな連中が自らの行いにより、相場から退場することは歴史が証明しているからであるw
銘柄選びは、数多くある投資手法の一つに過ぎない。
成長銘柄を見つけても、運用を誤ると大きなリターンは得られないw

2015年2月14日土曜日

休日の過ごし方8

今朝6時頃、家の電話が何度も鳴って起きた。
電話は娘からで、今から家に帰るのでドアチェーンを外してとのこと。
昨日から同じクラスの親友と、ネズミの国で遊んだあと近くのホテルに宿泊。
翌日は池袋で遊ぶと聞いていた。

帰宅した娘に事情を聞いた。
一緒にいった親友に、深夜、家族から電話があったらしい。
急用ができたので、始発で帰宅するように言われたとのこと。
事情を聞いて納得、一安心した。


夕方まで帰ってこないだろうと思っていたので、不意をつかれた。
帰ってくるなり、「朝食のバイキングが食べられなかったので、お腹すいた~」であるw
朝食のマフィンを食べると、寝不足だといってベッドへ。
昼頃に起きてきて「何か作って~」で、オムライスを作らされたw


久々に家事から解放される予定の休日が、いつもと変わらぬ休日になってしまった。
夕方、買い物の帰りに、ふと思った。
実は彼氏とお泊りで、朝、帰るようにいわれたのではないかと。
もし、その通りなら男を見る目がなく、相場師の娘としては失格であるw

保有期間の考察2

保有期間の重要性について、気づいていない個人が多いのではないかと思っている。
自身の保有期間は、企業価値が見直され、適正価格になるまでの期間であるw
適正価格になってから売ることで。大きなリターンを得ることができる。
割安株を購入しても適正価格になる前に売ってしまうと、大きなリターンは得られないw

自身の保有期間は、最低でも1年以上としている。
手がけている東証上場銘柄は、比較的、長い期間をかけて騰がっていくことが多い。
市場が本来の企業価値に気づくまでには、時間がかかる。
目先の利益ばかり追いかけている短期筋が集まり、株価が急騰したとき絶好の売り時となるw

自身は今年になってから一度も売り買いをしない「休むも相場」である。
「休むも相場」は、売り買いを控えることでパフォーマンスを向上させる投資手法であるw
良質なウイスキーやワインを製造するには、熟成期間が重要らしい。
割安銘柄にも、熟成期間が重要だと考えているw

下は自身のポートフォリオで、昨年に仕込んだ下方の2銘柄は合計株数10,000株を超えている。
2銘柄とも、まだPBR1倍に達していないので、お楽しみはこれからであるw

2015年2月13日金曜日

売りの手法2

株は「買い」より、「売り」が難しいと考えている。
売った後に株価が騰がれば「売るんじゃなかった。。。」と後悔。
売らずにいて株価が下がれば「売っておけばよかった。。。」と後悔。
どちらにしても、その後の株価が気になって仕方がなくなるw

購入前に売り方を決めておけば、売った後で後悔することはない。
自身にとって、売りの手法は2通りしかないと考えているw
ファンダメンタル重視で売るなら、購入価格の数倍以上になってから売る。
テクニカル重視で売るなら、高値をつけることが多い決算時期に売るw

自身の運用方法は、ファンダメンタルとテクニカルのいいとこ取りである。
売る目的に合わせて、上記の手法を使い分けるようにしている。
元本回収を目的とした売りは、ファンダメンタル重視の売り。
より大きなリターンを狙うための売りは、テクニカル重視の売りと決めているw

2015年2月12日木曜日

これから株を始める君へ21

君が買った株が下がり始めた。
損切りすべきか、保有し続けるか、君は思い悩む。
ついに株価が購入価格の5分の1になった。
君は激しく後悔し、毎日、マイナスの評価損益を見て途方にくれる。

株式投資に必要以上の時間を費やしてはいけない。
マイナスの評価損益を眺めていても、プラスになることはない。
プラスにするために何をすべきかと考えることに、時間を費やすべきだ。
株式投資では時間と成果は比例しない、比例するならミリオネアだらけになっているw

自身の知っている偉大なる相場師達は、全て購入後の大幅下落を経験している。
追加資金を貯め、保有銘柄をナンピンするか、放置して新たな銘柄を購入するか。
損切りしたくないのであれば、君の選択肢は上記の2つに1つしかない。
ちなみに自身も購入価格の5分の1を経験しており、長期ナンピンでプラスにさせて頂いたw

2015年2月11日水曜日

住宅ローンの返済方法

昨年、一括完済した住宅ローンについて書いてみる。
早期に完済するには、繰上返済を繰り返すしかないと考えていた。
周辺には、上記の方法で返済を続けている人が多い。
自身は一括完済するまで、繰上返済は一度も行わなかったw

一定額が貯まる度に繰上返済していると、完済時に金融資産が残らない。
ひょっとすると、子供の教育ローンを組むような羽目になるかもしれない。
ローン返済に追われる生活に陥らないために、どうすればよいか考えた。
たどり着いたのが、ローン返済と並行しての株式投資による資産運用だった。

自身が組んでいた住宅ローンは、35年間の固定金利タイプだった。
ご存知のように、長期住宅ローンの金利は、ローン金利の中で最も低い。
住宅購入のためではなく、株式購入のために借りたのだと考えてみた。
株式購入のために借りたローン金利だと考えれば、大半の配当金の金利より低い。

ファイナンシャルプランナーや金融機関は、無理のない範囲での繰上返済を勧めてくる。
複利の住宅ローンは貯蓄ではなく、複利の株式運用で返すことが正解だと考えているw
住宅ローンの返済で、年間約100万円が口座から引き落とされていた。
子供の学費は確保しているので、これから毎年、口座に100万円ずつ残ることになるw

一括完済をする際、借り入れしていた金融機関に一括返済したいと連絡をした。
担当者が、一括完済の理由を「借り換えですか、売却ですか、手持ちですか」と聞いてきた。
手持ち(現金)で一括返済する人は、少ないのだろうなと思った。
くれぐれも投資は自己責任でお願いするw

2015年2月10日火曜日

中長期運用の心得19

「安易に買うな、安易に売るな、とらわれるな」
中長期運用の心得を「ジョーカー・ゲーム」風にいうと、上の言葉になるw
世の中には、日々、様々な情報が配信されている。
他者の情報に、とらわれないことが重要だと考えている。

中長期運用とは、中長期にわたって同一銘柄を保有し続けることではない。
中長期保有は、配当に頼るしかない投資家の唯一の手法でもあるw
真の中長期運用とは、株式の売り買いにより譲渡所得を得続けることである。
常により大きなリターンを狙える銘柄を見つけ、買っては売ることを繰り返すw

物事全てがそうだが、目的と手法を履き違えてはいけない。
株式投資を始めた目的を忘れなければ、目的と手法を履き違えることはないw

2015年2月8日日曜日

運用資金を増やす方法3

最初から多額の資金を運用できる人は少ないと思う。
自身も、なけなしの数百万円からのスタートだったw
初期に投資資金を追加したことで、現在は2000万円近い金額を運用できている。
しかも元本は引上げているので、利益分のみでの運用であるw
自身が株式投資を始めた目的は、昨年、終えた住宅ローンの一括完済だった。
もし株式投資を行っていなかったら、住宅ローン一括完済後の金融資産はほぼ0だったw
たまに、何を目的に株式投資をしているのだろうかと思う人がいる。
目的さえ明確にしておけば、投資手法がぶれることはないと考えているw

株式投資を始めるにあたって、真っ先に行ったのが株式投資による資産運用の研究である。
資産運用の本を読み、どのように投資すれば運用資金を増やせるのかを研究した。
ベンジャミン・グレアム、ウォーレン・バフェット、本多静六、是川銀蔵、邱永漢・・・
これらの偉大なる相場師達の資産運用は、今でもすごく参考になっている。

いきなり銘柄(企業)選びから始める個人が、意外と多いのではないかと思っている。
銘柄選びは、株式投資による資産運用に数多くある手法の一つに過ぎないw

運用資金を増やす方法2

最初から多額の資金を運用できる人は少ないと思う。
自身も、なけなしの数百万円からのスタートだったw
初期に投資資金を追加したことで、現在は2000万円近い金額を運用できている。
しかも元本は引上げているので、利益分のみでの運用であるw
前回、初期段階で投資額を追加することで、安全に運用額を増やせると書いた。
当たり前だが、投資額を追加するためには、貯蓄しなくてはいけないw
自身が貯蓄のために行ったのは、食費の見直しである。
外食の回数を減らし、昼食を外食から手作り弁当に切り替えたw

小さなことかもしれないが、長期になるとかなりの節約になる。
手作り弁当なら非常に安上がりで、異物が混入することもないw
また自身にとって、外食の一人前は量が多い。
手作り弁当にすることで、楽に体型も維持できるw

歴史に名を残す相場師には、私生活が質素かつ体型がスリムだった人物が多い。
私生活が質素かつ体型がスリムな点では、見劣りはしないかもしれないw

2015年2月7日土曜日

運用資金を増やす方法

最初から多額の資金を運用できる人は少ないと思う。
自身も、なけなしの数百万円からのスタートだったw
初期に投資資金を追加したことで、現在は2000万円近い金額を運用できている。
しかも元本は引上げているので、利益分のみでの運用であるw

自身の運用額と投資額の推移をあらわすと下のグラフになる。
まめに記録を取っていないので、中間年の額は推定であるw
2005年の運用額と比較すると、2013年の運用額は約9倍になっている。
人によって投資金額に違いはあると思うが、信用取引よりは極めて安全に運用できるw
投資資金を追加することは、投資時期の分散になるため、リスク回避にもなる。
あとは割安株を適切な時期に売り買いすれば、運用資金は増やせるw
計算すると、年平均リターン(利回り)30%で運用したのと同じ結果であることがわかった。
国内ファンドを上回る運用ができたことに自身でも驚いているw

今まで通りの運用ができれば、2020年には運用資金が1億円を超える。
簡単にはいかないだろうが、不可能ではないと考えているw

相場師の愛読書2

2012年に発刊された天才相場師を描く歴史ロマン「銭の戦争」
明治21年、三井銀行に勤める井深雄之介に次男 享介が誕生する。
12歳になった享介は、父から5,500円(現在だと約5,500万円)を与えられる。
資金の一部で相場を始めた享介は、天才相場師の才能を開花させる。

元ファンドマネージャーの著者による相場描写には圧倒的な迫力がある。
主人公が「魔王」と呼ばれる点では「ジョーカー・ゲーム」と共通している。
両作品とも勝負においては冷徹だが、周囲の者には時折、優しさを垣間見せる。
偶然だろうが、「ジョーカー・ゲーム」と同じ画家による装画でもあるw

年3冊のペースで発刊されており、現在7作目「紐育の怪物たち」が発刊されている。
相場師なら一度は読んでおいて、損はない作品だと考えているw


2015年2月6日金曜日

中長期運用の心得18

中長期運用では、ファンダメンタル面の確認も欠かせない。
初心者であれば、PBRと配当の有無のみ注視していればよいw
中長期で運用する場合、決算時期に株価が普段とは異なる値動きをするときがある。
その際に決算資料から値動き理由を見抜ければ、慌てることはないw

最近、株価が上昇している保有株がある。
決算資料を読み解き理由がわかったが、先日、決算発表があったことを知らなかったw
「(売り買いを)休むも相場」では、株価を見るくらいで決算資料を確認することはない。
普段とは違う値動きで、初めて決算資料を確認するのは問題かもしれないw

ファンダメンタル投資で著名なベンジャミン・グレアム氏の「賢明なる投資家」
相場師も一度は読んでおくべき名著だと考えているw

2015年2月4日水曜日

中長期運用の心得17

「安易に買うな、安易に売るな、とらわれるな」
中長期運用の心得を「ジョーカー・ゲーム」風にいうと、上の言葉になるw
世の中には、日々、様々な情報が配信されている。
他者の情報に、とらわれないことが重要だと考えている。

それぞれの相場での自身の手法をあらわすと下記になる。
・「上昇相場」・・・「売り」「買い」を繰り返すことで運用額を増やす。
・「下落相場」・・・暴落時のみ「全力買い」で、他は静観。
・「停滞相場」・・・「買い」のみで割安株をこまめに仕込むw

今の日本株相場は、昨年末に書いたように「天気晴朗ナレドモ波高シ」状態。
自身はこのような変動が激しい相場は、「休むも相場」と決めているw
「休むも相場」は、ポジションを解消、現金化することだと思われている。
真の意味は日本証券業協会HPにあるように、「(売り買いを)休むも相場」であるw

2015年2月3日火曜日

騰がる銘柄の見抜き方5

年に数回程度の売買だが、多くの銘柄を手がけてきた。
幸いなことに、手がけた全ての銘柄で利益を確保できている。
初期はファンダメンタル重視だったが、リーマンショック以降、現在のスタイルを確立した。
一言でいうと、ファンダメンタルとテクニカルのいいとこ取りである。

中長期運用で騰がる銘柄の必須条件に、倒産等しないことがある。
当たり前だが、保有中に倒産等されたら、大きな損失を被るw
全ての人が必要とするサービスを提供する会社は倒産する可能性が極めて低い。
選ぶのなら衣食住のサービスを提供し、配当を実施している会社を選ぶことをオススメするw

かってIT企業への投資がブームになったことがある。
その中でもライブドアの株は、株式分割を繰り返し、株価は急騰していた。
2006年にライブドアの粉飾決算が発覚、上場廃止となり、株主は多大なる損失を被った。
当時から情報・通信業の企業は数多くあり、IT企業がなくても衣食住には困らなかった。

以前、今までもこれからもゲーム会社の株は手がけることはないと書いた。
ゲーム会社の株を手がけないのは、ゲームなしでも衣食住には困らないからであるw

2015年2月2日月曜日

これから株を始める君へ20

君は若いので株で運用できる金額が少ない。
一度はあきらめた信用取引が魅力的に思えてくる。
信用取引なら今の何倍もの資金を運用でき、儲けも大きい。
暴落相場がきたら、損切りして撤収すればいいと君は考える。

君は退場はしないかもしれないが、大きなリターンは得られない可能性が高い。
なぜなら暴落相場で仕込まなければ、大きなリターンを得ることはできないからであるw
運用額が少なければ、一定額貯まるたびに取引口座に追加入金することをオススメする。
追加入金することで、投資時期を分散することになり、リスク回避にもなるw

自身は数百万円からのスタートだったが、50万円貯まるたびに追加入金していた。
すでに元本は引き上げたが、追加入金していた日々はいい思い出になっているw

2015年2月1日日曜日

買いの手法3

株式投資は、安値で買って高値で売るのが基本である。
安値で買うために忘れてはならないことがある。
常に取引口座に一定の現金を残しておくことである。
当たり前だが、絶好の買い場がきても、現金がなければ買うことができないw

2008年にリーマンショックが起きたとき、保有株の株価は全て急落した。
取得単価が高かったため、口座の現金でナンピンした。
2011年に東日本大震災が起きたときも、保有株の株価は全て急落した。
口座の現金と利益が出ていた銘柄を売却し得た現金で、全力で買い向かった。

取引口座の現金がほとんどなくなった全力買いは、上記の2回だけである。
このときの全力買いがなければ、住宅ローンの一括完済はできなかったと考えているw

格差社会と資産運用

格差社会だといわれている。
果たして、そうだろうか。
明治より前の日本では厳格な階級社会が存在した。
侍の家に生まれた者は侍に、農民の家に生まれた者は農民となる。

だが明治以降の日本には職業の自由があり、公平にチャンスが与えられている。
チャンスを活かすためには、株式投資による資産運用しかないと考えている。
株式投資で譲渡所得を得て、所得税と住民税を納める。
自身の所得も増加するが、納めた税金は公共サービスの維持に僅かだが貢献するw

2003年に当時の金融担当大臣が「上場投資信託(ETF)は絶対、儲かるから買う」と発言した。
後に野党の追求を受け、この大臣は不適切な発言を認め、謝罪する。
2006年にこの大臣は政界を引退するが、ETFの価格は約2倍となっていた。
首相が米国で「アベノミクスは買い」だといっていたのは記憶に新しいw

定期預金の金利は1%にも満たないが、配当が3%以上の株はゴロゴロしている。
信用取引さえしなければ、2008年のような暴落相場でも強制退場になることはない。
倒産しない銘柄を選び、時期を誤らなければ、株式は最も安全な資産運用だと考えている。
くれぐれも投資は自己責任でお願いするw