2021年2月28日日曜日

【エッセイ】株式投資で優先度が高いのは心理学かもしれない

"The market is driven by fear and greed."というウォール街の相場格言がある。
直訳すると「市場は恐怖と欲望によって動かされる」である。
下落相場では、資産が減ることに人々は恐怖を覚える。
反対に上昇相場では、人々は少しでも多く儲けたいという欲望にかられるw

自身は理系出身で、仕事や取得した資格も理系だった。
株式投資を始めたとき、経済の基礎知識がほとんどない状態だった。
経済の基礎知識がなかったにも関わらず、株式投資で連戦連勝の無敗である。
個人の見解だが、株式投資で経済知識の優先度は高くないのかもしれないw

英国の経済学者であるジョン・メイナード・ケインズ。
彼は投資を行なっていたが、当初の成績は順調ではなく、散々な結果だったらしい。
金融資産の8割を株式投資していた1929年に起こった恐慌も予想できなかった。
しかし、その後の彼は、中小型の割安株に集中投資するバリュー株投資で成功したw

彼は個々の判断に基づく投資より、投資家集団の好みを考慮すべきであると説明した。
基本的には、ファンダメンタルズが反映され適正な株価が形成される。
だが、実際はファンダメンタルズ以外の要素によって、株価が動くということである。
株式投資で優先度が高いのは、他者の好みを考慮する心理学かもしれないw

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