2022年2月23日水曜日

【コラム】日銀のゼロ金利政策に思うこと

自身は経済に詳しくなく、国の政策にもあまり関心がない。
最近、値上げが多く、買い物に行っても、値上げを実感することが多い。
ところが、定期預金の金利はゼロに等しく、一向に騰がる気配がない。
日銀のゼロ金利政策には思うところがあるので書いてみるw

ゼロ金利政策は、日銀が政策金利をゼロに誘導し、景気や物価を押し上げる金融政策。
政策金利は、日銀に口座を持つ金融機関が短期資金を貸し借りする際の指標となる金利。
金利が下がれば、個人や企業は利子が減るため、資金を借りやすくなる。
個人や企業の資金を消費や設備投資などに回すよう促すことで経済の活性化を狙うらしいw

確かに、借りる側からすると、ゼロ金利政策は歓迎だろう。
だが、全体に占める借りる側の割合は少ないので、効果は限られると思っている。
日銀は、消費者物価の前年比上昇率が2%になるまで、ゼロ金利政策を続けるらしい。
個人的には、最近の物価の前年比上昇率は、2%を超えているだろうと思っているw

ゼロ金利政策には、金融機関の利ざやが減って、経営が悪化するなどの副作用がある。
下図は、主力株の8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループの上場来のチャート。
ゼロ金利政策により、リーマン・ショック以降、3~6%の配当利回りで推移している。
8306の定期預金の金利より、配当利回りの方がはるかに高いのだから、おかしな話であるw

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