2022年2月12日土曜日

【コラム】ウクライナ問題は大いなる試練かもしれない

昨日の米国相場は続落、日経平均先物も大きく下がっている。
米国国債10年金利も下がり、日本株のADR(米国預託証書)もほぼ全面安。
地政学的リスクが高まると買われる原油先物や、有事に買われる金先物は上昇している。
わかりやすいウクライナ問題からのリスクオフの動きであるw

ウクライナの首都キエフとモスクワ間の直線距離は約760kmらしい。
この距離は、カナダの首都オタワとワシントンD.C間の直線距離(約1,040km)より短い。
マッハ5以上の超音速ミサイルなら、数分間でモスクワを攻撃できる距離らしい。
迎撃できない可能性が高く、ロシアがウクライナに侵攻しようとするのは理解できるw

ウクライナ問題については、リアルタイムで情報が発信されていた。
だが、侵攻しないという先入観(正常性バイアス)から、行動を起こさない人が多かった。
下図は、NYダウの6か月チャートだが、天井のサイン(青丸)が確認できる。
先日もサインが出ていたが、あえて見ないようにしていた人が多かったのだろう
個人的には、ロシアによるウクライナ侵攻は、オリンピック閉会式以降だと思っている。
ただ問題なのは、金融緩和施策により、国内外の相場が高値圏にあること。
もし、ウクライナ侵攻が始まれば、記録的な下落幅になる可能性がある。
個人投資家にとっては、大いなる試練になるかもしれないw

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