【エッセイ】かわいい子には旅をさせない

自身の親が、よくいっていた言葉に「かわいい子には旅をさせよ」がある。

厳しい経験を積むほど成長するため、かわいい子ほど敢えて辛い思いをさせよという意味。

自身の親は裕福ではなかったので、よく上記の言葉をいわれた。

要は、自分たちが苦労したので、同じように苦労しなさいという使い方ｗ

当時、この言葉を言われるたびに違和感があった。

なぜなら、本当にかわいいと思うなら、辛い思いをさせないからである。

よく、自身にも子どもができたら、同じように思うだろうといわれた。

だが、自身に子どもができると、違和感は確信に変わったｗ

当たり前だが、辛い思いをしたから成長するとは限らない。

中には、成長する子どももいるかもしれないが、極めて少数だろう。

多くは成長にとってプラスにならず、場合によってはマイナスになるかもしれない。

個人的には、子どもに辛い思いをさせないのが、親の務めだと思っているｗ

自身が親戚から貰ったお年玉や祝いは、いつも親に没収され、一部しか貰えなかった。

自身は、娘が親戚から貰ったお年玉や祝いは、娘名義で貯蓄、高校入学時に通帳を渡した。

娘が大学生時代には、バイト代相当額で娘名義の株を購入、運用してきた。

「かわいい子には旅をさせない」に、理由は必要ないと考えているｗ