2023年2月26日日曜日

【エッセイ】投機では考えすぎないこと

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になるかもしれないので、短期売買(投機)について書いてみるw

江戸時代に大坂堂島の米相場で活躍した相場師の牛田権三郎氏。
彼が書いた相場の秘伝書「三猿金泉録」で、最も親しまれているのが下記の二首。
「野も山も皆一面に弱気なら 阿呆になりて米を買うべし」
「万人が万人ながら強気なら たわけになりて米を売るべし」w

二首は、下がったら買え、上がったら売れ、という当たり前のことを書いている。
だが、自身もそうだったが、これができない人が多い。
では、どうすれば下がったら買い、上がったら売れるのか。
答えは二首のように、さらに下がるのでは、上がるのではなどと考えすぎないことw

具体的には、機械的に一定額下がれば買い、平均取得単価より上がれば売ればよい。
下図の上は日経平均先物のチャートで、下はY&Kファンドの推移(配当金除く)。
日経平均先物が上がれば、インバース型ETFが下がるので買っている。
反対に下がれば、上がるので売っていることがおわかりいただけるだろうw

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