2022年5月29日日曜日

【エッセイ】理解できないものに投資しない

「何に投資すればよいかと絶えず質問を受ける。それに対する答えは、誰の言うことも信じてはいけない。あなた自身がよく知っているものだけに投資するのが、成功への道である。」
上記は、世界最高の投資家であるウォーレン・バフェット氏の言葉。
最近、理解できないものに投資する人が多いと思うので書いてみるw

1990年代前期から2000年代初期の米国で、IT企業が異常な高値となったITバブル。
バフェット氏はIT企業に投資しなかったので、その後の暴落でノーダメージだった。
現在、バフェット氏のポートフォリオの4割以上を占めるのはアップル。
おそらく、ITバブルの頃は、ITバブルが理解できなかったので投資しなかったのだろうw

4月30日、バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイの年次株主総会があった。
バフェット氏は、以下のように金融市場での熱狂的な投機を批判している。
 「株式市場はあるときは投資志向になり、またあるときは投機、つまりカジノや賭博場のようになる。そして過去数年間はウォール街の金融企業によって、異常なまでにその傾向が強かった」w

自身は、昨年の上昇相場から、インバース型ETF(上場投資信託)を手がけ始めた。
手がけるにあたって、様々な情報を収集、商品内容を理解することに努めた。
たまに掲示板などを見ることがあるが、インバース型ETFを理解していない人は多い。
中には、投資信託の仕組みさえ理解していない人もいるのだから驚きであるw

現在、自身が保有するリユース企業の株が、年初来高値を更新している。
下図は、リユース企業の上場来のチャートだが、急騰していることが確認できる。
腕時計やスニーカーなどの中古品が、異常な高値で取引されていることが理由らしい。
自身からすると、中古の日用品が異常な高値で取引されることが理解できないw

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