2022年5月22日日曜日

【エッセイ】昨年までの上昇相場で救いだったこと

今年に入ってから、国内外の相場は下落している。
株式評論家や証券アナリストも、悲観的なコメントが多くなってきた。
上昇相場で更新頻度の多かったブログは、更新されることが少なくなっている。
また、現状を受け入れられない人は、何の根拠もないのに買い向かったりしているw

過去の上昇相場もそうだが、上昇相場ではわかりやすいシグナルが出ていた。
普段は日経平均株価を報道しない番組が、日経平均株価のことを報じる。
経済を扱わない雑誌が投資記事を掲載、書店には投資本が平積みされたりする。
多くの投資本が出版されたが、そのうち古本屋の廉価本として目にするようになるだろうw

今回の上昇相場では、FIRE(Financial Independence, Retire Early)がブームになった。
FIREは年間生活費の25倍の資産を、年利4%で運用するというライフスタイル。
米国インデックスへ投資する商品が人気となり、一時は猫も杓子も米国インデックス。
中には、レバレッジ型の商品に長期投資しようとする強者まで現れたw

東京証券取引所は、個人投資家に向けた参考情報を提供している。
提供している参考情報に、一定の基準に基づいた「長期投資に向いている銘柄」がある。
当たり前だが、上記銘柄に、レバレッジ型の商品は含まれていない。
含まれていないにも関わらず、長期投資しようとするのだから怖いもの知らずであるw

今回の下落過程でも、相場からの退場を余儀なくされる人がいるだろう。
昨年までの上昇相場で救いだったことがあるとすれば、新型ウイルスの感染拡大。
新型ウイルスの感染拡大で、三密を回避する人が多かった。
三密を回避することで、対面式の無料セミナーの開催が少なかったことであるw

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