2021年6月8日火曜日

【コラム】ワクチン接種後の死亡データで思うこと

5月26日、厚生労働省はワクチン接種後の死亡者に関するデータを公表した。
データ名は「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要」。
上記によると、ワクチン接種後に亡くなったのは85人。
亡くなったのは20代から100代まで、女性が47人、男性38人らしい。

ところが、この件に関して、マスコミはほとんど報道していない。
接種の進捗状況や、接種後の副作用に関する報道が、ほとんどである。
ワクチン接種の安全性については、誰もが知りたいはずである。
過去にあった、ある出来事について書いてみる。

東日本大震災の際、福島原発事故が起きた。
当時、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)が稼働していた。
SPEEDIは原発事故発生直後から、高精度の放射能影響予測をサイトで無料公開していた。
ところが自身の知る限り、SPEEDIの放射能影響予測が報道されることはなかった。

自身は更新されるSPEEDIを見ていたが、なぜ、マスコミが報道しないのか不思議だった。
数日してから、不都合な真実だから報道されないのだと思った。
冒頭のデータについて、マスコミがほとんど報道しない理由はわからない。
すでに接種が進んでいることから、不都合な真実ではないことを願っている。

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