2024年3月4日月曜日

【エッセイ】バブル発生から崩壊の流れを学ぶ

自身はバブル期に株をしていなかったが、好景気と崩壊後の不況は経験してきた。
現在、株式市場は過去最高を更新しているが、いつかは下落する。
バブル発生から崩壊の流れが、下落のトリガーの参考になるかもしれない。
この流れについては、多くの人が記録しているので書いてみるw

1985年のプラザ合意により、ドル高を是正するための円高が各国で合意された。
結果、急速な円高に向かい、ドル円は240円から150円まで急速に下がった。
すると、日本が円高不況になったので、急遽、日銀は低金利政策をとった。
結果、金余り状態になり、余った金が株式と不動産市場に流れたw

このことが、株価と不動産価格に大きく影響することになる。
買えば誰でも儲かる相場となり、株式投資ブームが起こる。
不動産は地上げや土地転がしと呼ばれる価格操作により、適正価格から逸脱した。
これらは、投機的な要素を持つようになり、バブルと呼ばれる現象が起きたw

やがて、日銀の低金利政策が終了、政府による不動産売買の規制が行われた。
低金利政策終了により、上がり続けていた株式が急落した。
資金源であった低金利終了と株価下落により不動産も急落した。
これらの急落が、バブル崩壊とされているw

現在、日銀は低金利政策の見直しを検討している。
バブル当時とは状況が異なるため、見直しが下落のトリガーになるかはわからない。
だが、過去のバブルの際に、いつもいわれてきた言葉がある。
"This TIME is different.(今回ばかりは違うだろう)"w

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