2021年11月14日日曜日

【コラム】同調して生きる能力が必要な国

先日、ノーベル物理学賞を受賞した日本人が、下記のコメントをしていた。
「日本に戻りたくない理由の一つは、周囲に同調して生きる能力がないからです」
彼なりのユーモアだろうが、実は本音だったかもしれない。
なぜなら、個人的には、妙に納得できたからであるw

同調とは、大多数の人々のとる態度や意見に順応していくこと。
日本の学校教育で、同調の大切さを教えられたような気がする。
クラスで何かを決める際、意見を募るが、少数意見について議論されることはなかった。
今、思えば、多数意見に合わせるように誘導されていたのかもしれないw

働き出してからの、上司や先輩との話もそうだった。
自身や同期が新しいことを提案しても、一言目には止めておけ。
そのあとは決まって、〇〇はこうあるべき的な、説教じみた話になる。
そのため、若手は提案しなくなり、会議の場でも発言しなくなるw

現在、日本の新型ウイルスワクチン接種が完了した人の割合は、75.04%らしい。
上記割合は、1位のスペイン、2位の韓国に次ぐ3位だが、同調圧力が原因かもしれない。
ちなみに、一時期、感染者が急増したインドの上記割合は、26%。
だが、あるデータによると、インドで自然にできた抗体を有する人は9割以上らしいw

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