2021年11月23日火曜日

【エッセイ】今後の相場を示唆する値動き

昨夜、米国大統領が、次期FRB議長にパウエルFRB現議長を指名した。
関係者の間では、パウエルFRB現議長とブレイナードFRB理事の2択といわれていた。
ブレイナードFRB理事が指名された場合は、利上げが先送りになる可能性があったらしい。
つまり、パウエルFRB現議長なら早期利上げされる可能性が高くなったことになるw

昨夜のNYダウは、今後の米国相場を示唆するような値動きだった。
下図は、NYダウの10日間の値動きだが、昨日は取引開始後に急騰している。
だが、米国国債10年金利が上昇したため、大引けにかけて急落している。
なお、早期利上げされる可能性が高いことから、ドルが買われ、ドル高が進んでいるw
自身は経済に詳しくないが、確認したところ、利上げされると下記のようになるらしい。
金利の上昇→新規発行国債の金利上昇→既発行国債の価格低下→既発行国債の利回り上昇。
新規発行国債の金利が上昇すると、既発行国債の取引価格が低下する。
すると、既発行国債の金利に譲渡益を加えた実質利回りが上昇するらしいw

昨夜の会見で、パウエルFRB現議長は、物価対応を優先する姿勢を示したらしい。
物価対応には早期利上げが必要であることから、既発行国債の利回りは上昇するだろう。
すると、米国株や海外株から、既発行国債への資金シフトが始まることになる。
事実、NYダウ先物、日経平均先物などが下落しつつあるw

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