2022年1月9日日曜日

【エッセイ】真のバリュー株とは

2020年の国内相場は、ハイテクなどのグロース株が買われた。
2021年の国内相場は、グロース株が売られ、バリュー株が買われた。
今年も、昨年の流れを受け、グロース株が売られ、バリュー株が買われている。
そのためか、バリュー株を推奨する株式評論家が増えてきたw

自身は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を併用している。
ファンダメンタルズ分析では、バリュー株であるか否かを重視している。
具体的には、株の定価であるBPS(1株当たり純資産)より安いか否かである。
仮に、株価が年初来安値であっても、BPSより高ければ買わないことにしているw

では、BPSより安ければ買うのかといえば、そうでもない。
バリュー株は、将来利益や純資産などの企業価値に比べて、株価が割安の銘柄。
買う判断基準として、将来利益となる成長性も重視する。
具体的には、配当金が増配されているか否かであるw

自身は、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループが、真のバリュー株だと思っている
現在のBPSは1,386.27円だが、先週終値は685.8円で、BPSの半値にもなっていない。
上記はマイナス金利による業績悪化懸念が理由で、8306の業績がよくない訳ではない。
事実、下図の配当金推移からもわかるように、10年で配当金は2倍以上になっているw

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