2022年1月10日月曜日

【エッセイ】米国インデックスの不毛な争い

2021年のNYダウの騰落率は19%ほど、ナスダックは21%、S&Pは27%ほどだったらしい。
米国インデックスがブームとなり、猫も杓子も米国インデックス状態だった。
日本株には先がないので、米国インデックスを買うべきだという人もいた。
自身は日本株への集中投資だが、何いってんだコイツ、と笑える話もあったw

最も笑えたのが、ウォーレン・バフェット氏も米国インデックスを推奨したという話。
確かに、世界最高の投資家である彼は、米国インデックスを推奨した。
だが、彼が米国インデックスを推奨したのは、投資経験のない彼の奥さんである。
彼自身は米国インデックスを買わず、米国株への集中投資を継続しているw

そもそも、米国インデックスは市場平均を目指した金融商品で、株式投資ではない。
もし自身が米国へ投資するなら、バフェット氏と同じ投資先へ集中投資するだろう。
異なる価値の物について議論しても、「不毛な争い」にしかならない。
にも関わらず、上昇相場では、このような「不毛な争い」が繰り返されるw

バフェット氏のポートフォリオで投資割合が最も多いのが、アップルである。
先日、アップルの時価総額が、瞬間的に3兆ドルを超えたと報じられた。
3兆ドルは東証1部時価総額の半額であることから、今の米国相場はバブル状態といえる。
個人的には、今年の米国インデックスは、昨年のような騰落率は難しいと見ているw

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