2021年10月12日火曜日

【コラム】日本の政治に思うこと

自身は政治に関心はないが、最近の政治に思うところがあるので書いてみる。
財務省の事務次官は、政府が行おうとしている巨額の経済対策に苦言を呈している。
経済成長だけで財政健全化するのは「夢物語」だとしている。
「タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなものだ」と警鐘を鳴らしているw

財政状態の確認には、国の経済規模(GDP)に対しての借金(債務残高)が重要らしい。
2021年の推計は、日本:264.0%、イタリア:158.3%、米国:133.6%、フランス:118.6%、カナダ:115.0%、英国:111.5%、ドイツ:72.2%。
日本の債務残高はGDPの2倍を超えており、主要先進国の中で最も高い水準にあるw

財務省の苦言について、政治家たちは取り合おうとしない。
若い人たちへの投資が必要で、財政健全化は凍結すべきだと主張している人もいる。
中には、債務残高が増加しても、日本は破綻することはないという人もいるらしい。
日本より財政状態がよい米国で、債務上限問題があることを知らないのだろうかw

経済界の多くの人は、財政健全化について議論すべきだとしている。
経営者や株主は、長期的な視野に立って物事を考える。
一時的な給付金や補助金は、その場しのぎの政策でしかない。
個人的には、もう少し長期的な視野に立った政治ができないものかと思うw

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