2021年10月17日日曜日

【コラム】子宮頸がんワクチン再開検討に思うこと

8年前に、国が積極的な接種の呼びかけを中止した子宮頸がんワクチン。
先日、安全性や効果の検討が行われ、積極的勧奨が再開される方向になったらしい。
同ワクチンは、2009年に国内で承認され、2013年4月に定期接種の対象に指定された。
自治体は、対象の小学校6年生から高校1年生相当の女子全員に案内を送ったw

無料接種が始まったが、接種後に頭痛や倦怠感など体の不調を訴える女子が相次いだ。
このことを受け、厚生労働省はわずか2か月後の同年6月に積極的な呼びかけを中止した。
国と製薬会社は、治療費の支払いなどを求める集団訴訟を起こされている。
集団訴訟の原告団や弁護団は、再開に反対する意見書を厚生労働省に提出しているw

意見書では、ワクチン接種に伴う障害認定が、100万人あたり13.72人だとしている。
この数字は、他の定期接種ワクチンと比べ20倍以上だとしている。
また、専門的に治療できる医療機関が、全国的に限られていることなどを指摘している。
この時期に再開検討したのが不思議だったが、もしかしたらと思うデータを見つけたw

新型ウイルスのワクチン接種後に、死亡する事例がある。
同省の資料によると、F社のワクチン接種後に死亡した100万人あたりの報告件数は以下。
米国:20.9件、英国:12.9件、欧州:12.0件、日本:9.4件。
まさかとは思うが、100万人あたり13.72人は異常ではないと思ったのかもしれないw

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