2021年10月16日土曜日

【これから株を始める君へ】上昇局面で優先すべきこと

20世紀の最も偉大な投資家である、サー・ジョン・マークス・テンプルトン。
彼が残した有名な相場格言、「Bull markets are born on pessimism, grow on skepticism, mature on optimism and die on euphoria(強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく)」w

この相場格言では、強気相場を4段階で説明している。
1.市場が悲観となった局面で、強気相場は生まれやすい
2.先行きに警戒感(懐疑)があるうちは、徐々に上昇する
3.市場が楽観的になるにつれ、相場の天井が近くなる
4.幸福感に浸っているときに、上昇相場が終わるw

この相場格言は、株の基本「安く買い、高く売る(Buy low,Sell high)」に通ずる。
市場が悲観となった局面で買い、幸福感に浸っているときに売るのである。
ところが、株式評論家の多くは、年中、買いを推奨している。
しかも上昇相場の終わり近くでは、彼らの買い煽りは激しくなるw

下図は、東京証券取引所の投資主体別売買状況と日経平均株価の比較。
赤の折れ線は海外投資家の売買状況、青の折れ線は個人投資家の売買状況。
個人投資家は安くなりはじめたら買い、高くなりはじめたら売っていることがわかる。
上昇局面では買い煽りが激しくなるが、売ることを優先的に考えなくてはならないw

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