2022年11月28日月曜日

【小説】暴走している株ブログに思うこと~vol.13~

自身が読むブログは様々だが、株のブログが多い。
リアルタイムの取引内容を発信したり、相場の分析をしているブログは参考になる。
これらのブログは、すでに人気ブログであることが多い。
だが、中には、暴走している株ブログもあるw

ある高齢者の株ブログは、自身もされたが、他の株ブログにダメ出しばかりしている。
しかも、ダメ出しした株ブログへのリンクを貼ったりしている。
ダメ出しされた人の中には、まとめサイトまで作った人がいる。
書きたくないのだが、暴走している株ブログについて書いてみるw

まとめサイトは、この高齢者がインサイダー取引をしていた可能性を指摘している。
この高齢者がインサイダー取引をしていたのか、検証してみることにする。
この高齢者は以前に勤務していた会社で、ある会社の情報を知ったと書いている。
その情報を元に、ある会社の株を買ったと書いているw

金融庁のサイトに、「インサイダー取引規制に関するQ&A【基礎編】」がある。
上記資料にある、株式売買についてのインサイダー取引規制の概要は以下の通り。
① 上場会社の役職員等の会社関係者(会社関係者でなくなった後1年以内の者を含む)が、
② その会社の業務等に関する重要事実(例えば、その会社が新株発行を行うことを決定した事実や、その会社の決算予想値に大幅な修正が生じた事実等)を、
③ 自身の職務等に関して知った場合、
④ その重要事実が公表される前に、
⑤ その会社の株式の売買をしてはならない

自身が知る限り、高齢者が書いていることから、②③⑤には該当する可能性がある。
だが、株を買った時期が書かれていないことから、①と④については確認できない。
例えば、退職して数年後に買ったのであれば、①には該当しない可能性がある。
また、重要事実の公表後に買ったのであれば、④には該当しない可能性があるw

なお、訴訟において、何らかの主張をする場合、主張する側に立証を求められる。
つまり、高齢者は①と④に該当しないことを、自ら立証する必要はないことになる。
高齢者も、まとめサイトを作った人も、この点は理解されているように思う。
まとめサイトを作った人は、高齢者に立証させようとしているように見えるw

余談だが、ある株ブログ(A)は、高齢者のインサイダー取引を断定している。
Aはまとめサイトを引用した上で、この人物がインサイダー取引をしたと断定している。
まとめサイトの相手が高齢者であることから、この人物が高齢者であることは明らか。
Aが①と④を立証できない場合、高齢者への中傷になり、罪に問われる可能性があるw

「予告犯」に、著作権法違反の犯罪者が出てくる。
犯人は、違法なゲームソフトをブログにアップロード、アフィリエイト収入を得ていた。
ゲーム会社から犯人への損害賠償請求額は、450億円。
だが、それだけの額になる前に止められなかったゲーム会社にも責任があるように思う

「予告犯」筒井哲也氏よりw

-------------------------------------------------------
なお、この小説はフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありませんw

0 件のコメント:

コメントを投稿