2022年11月3日木曜日

【エッセイ】投機的な米国市場に思うこと

現在、世界最高の投資家とされているウォーレン・バフェット氏。
バフェット氏は、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長兼CEO。
今年4月30日に行われたバークシャー・ハサウェイの年次株主総会。
バフェット氏は、金融市場での熱狂的な投機を下記のように批判しているw

 「株式市場は、あるときは投資志向になり、またあるときは投機、つまりカジノや賭博場のようになる。そして過去数年間はウォール街の金融企業によって、異常なまでにその傾向が強かった」(ウォール街は、資本主義のテーブルから落ちるパンくずを拾うことでお金を儲けていると付け加えた)w

また、副会長のチャーリー・マンガー氏は、下記のように批判している。
「株について何も知らない人々が、もっと知識のない株式ブローカーからのアドバイスを受けている。人々は彼らのスキルに課金しているのに、彼らが提供するのはクローゼット・インデックスだ」w

NYダウの10月の月間上昇率は14%に達したらしい。
月間上昇率が14%に達したのは、1976年1月以来のことで、46年ぶりの記録らしい。
下図は、NYダウのチャートに、長期と中期のトレンドと三角持ち合いを追記した図。
10月の上昇が、急ピッチであったことがわかるw

上昇の原因は、投機筋が行った空売りの買戻しらしい。
空売りが多かったため、わかりやすい踏み上げ相場になったらしい。
長期的には下落トレンドにあるため、上昇した以上に下がる可能性が高い。
もしかすると、記録的な下落率になるかもしれないw

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