2022年12月14日水曜日

【エッセイ】「貯蓄から投資」に思うこと

日本の家計が保有する金融資産は、今年6月の時点で2,000兆円を超えているらしい。
「貯蓄から投資」を促すため、国は少額投資非課税制度(NISA)を恒久化。
年間投資枠を360万円、非課税限度額を1,800万円に拡充するらしい。
個人的には、個人株主は増えないのではないかと思っているw

日本証券業協会が、毎年、行っている「個人株主の動向について」がある。
2022年9月21日公表された同調査結果によると、以下らしい。
・2021年度末の個人株主数は、前年度比50万人増の1,457万人。
・日本の総人口(1億2,550万人)に占める個人株主(1,457万人)の割合は11.6%w

日本のスポーツの競技人口の順位は以下らしい。
1位:ウォーキング 約2,000万人、2位:ボウリング 約1,900万人、3位:水泳 1,300万人
個人株主は、水泳人口より多いが、ボウリング人口より少ないことになる。
世間的には、まだまだ少数派ということになるw

欧米では、材料費や人件費が上がれば、即価格転嫁するので、物価や賃金が上がる。
ところが、日本は即価格転嫁しないので、物価や賃金が上がりにくい。
日本は、価格転嫁する企業より、企業努力で値上げしない企業がよく思われる。
そのような価値観の人からしたら、個人株主がよく思われるわけがないw

では、どのようにすれば、「貯蓄から投資」となるか。
時間は要するが、親が投資を学び、学んだことを子に教えていくしかないと思う。
具体的には、勤勉貯蓄も大事だが、投資も大事だと教えていく。
「貯蓄から投資」ではなく、「貯蓄と投資」を教えることが必要だと思っているw

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