2022年4月9日土曜日

【コラム】日本の金融政策に思うこと

今年に入ってから、米国国債10年金利が上昇している。
下図は、米国国債10年金利の10年チャートだが、昨日、2.7%を超えた。
利上げに備えて、国債を売って現金化、国債が安くなっていることが原因らしい。
実際に利上げが始まると、さらに現金化する動きが加速、金利は上昇するかもしれないw

日本では、物価が上昇する中、円安が進んでいる。
ところが、日本銀行は、低金利や金融緩和を維持する方向でいる。
そのような中、日本も利上げして、金融緩和を縮小すべきだという人がいる。
自身は経済に詳しくないが、日本の金融政策に思うところがあるので書いてみるw

1999年2月に、政策金利を限りなくゼロ近くに誘導する、ゼロ金利政策が始まった。
2013年4月には、量的・質的金融緩和を導入、同年10月に拡大している。
上記政策により、企業や個人は低金利で、資金を借り入れすることが可能となった。
高い買い物である住宅も、過去最低水準の住宅ローンを使って購入できたw

金融機関の利ざやが減るという思惑から、金融機関の株価が下がった。
株価が下がったので、配当利回りが5%を超える金融株が現れた。
5%の配当利回りが続けば、20年も経たないうちに、複利効果で投資額は倍増する。
自身は住宅ローンを繰り上げ返済せず、金融株へ投資することで、一括完済できたw

円安になったことで、海外からの観光客が増加した。
観光業界や旅行業界は、多額の利益を得ることができた。
米国では、利上げや金融緩和縮小による景気後退が、懸念されている。
もし、日本が利上げや金融緩和縮小すれば、景気後退する可能性は高いと見ているw

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