2021年9月4日土曜日

【エッセイ】昨日の相場上昇は想定内

昨日、相場は大きく上昇した。
株式評論家の見解をいくつか読んだが、大半が下記の内容だった。
「総理が辞意表明、新総理の景気対策への期待高まりから上昇」
「日経平均は再び、3万円の大台を越えるかもしれない」などなどw

前総理が辞意表明したのは昨年8月28日で、取引時間中だった相場は急落した。
だが、翌日以降、何事もなかったかのように、相場は戻った。
昨日の辞意表明では大きく上昇したが、所詮、一時的な上昇とみている。
そもそも、新総理が決まるのはまだ先で、景気対策が出されるかもわからないw

以前から書いているが、今年の相場は2018年のように推移すると見ている。
下図は、日経平均株価の5年チャートだが、今年と2018年はよく似ている。
2018年も9月に大きく上昇(赤丸内)していることがわかる。
昨日の上昇は、9月の権利取りを狙った買いが、辞意表明で早まっただけなのであるw
下図は、日経平均株価の1年チャートに、上値抵抗線と下値支持線を追記した図。
先端部分に下落エネルギーが蓄積される「下向き三角保ち合い」である。
「下向き三角保ち合い」は、急落する可能性が非常に高いことで知られている。
冷静に対応しないと、地獄を見ることになるかもしれないw

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