2021年9月23日木曜日

【偉大なる相場師に学ぶ】ウォール街の靴磨き

誰でも「相場師」になることはできる。
「相場師」になることはできても、「相場師」として成功できる人は少ない。
「相場師」として成功するためには、学ばなければいけない。
幸いにも偉大なる相場師達は、我々に数多くの教訓を残してくれているw

「ウォール街のオオカミ」と称されたジョセフ・P・ケネディという偉大なる相場師がいた。
1929年10月24日、ゼネラルモーターズの株価が80セント下落した。
株式市場は11時頃までに売り一色となり、株価は大暴落した。
ウォール街周囲は不穏な空気に包まれ、400名の警官隊が出動して警戒にあたったw

シカゴとバッファローの市場は閉鎖、投機業者で自殺した者はこの日だけで11人に及んだ。
翌25日、ウォール街の大手株仲買人と銀行家たちが買い支えを行うことで合意した。
このニュースでウォール街は平静を取り戻したが、効果は一時的なものだった。
市場が休みの週末、ウォール街のパニックが全米の新聞で報道されたw

10月28日、ダウ平均が1日で13%下がるという暴落が起こった。
10月29日、24日を上回る大暴落が発生、午後には市場を閉鎖する事態となった。
投資家はパニックに陥り、株の損失を埋めるため、様々な場所から資金を引き上げ始めた。
世界恐慌のきっかけとされるウォール街大暴落だったw

ジョセフは暴落の直前に、ほとんどの株を売り払っていたため、被害を受けなかった。
彼の慧眼を示すエピソード(彼の作り話ともいわれている)として、以下がある。
「ウォール街で靴を磨いていたパット・ボローニャなる男までもが株式取引に精通しているのを見て、株式市場はそろそろ危ないと気づいたんだよ」w
(wikipediaより)

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