2021年9月28日火曜日

【コラム】実体経済とバブル経済

昨年2月下旬、世界の株式相場は急落した。
原因は、新型ウイルスの感染拡大に伴い、各国が移動制限等の感染拡大防止策を実施。
経済活動が停滞するという懸念から、多くの人がリスク回避のため現金化したこと。
その後、各国の金融緩和等により、世界の株式相場は高値圏まで回復したw

現在、国内相場は31年ぶりの高値圏にある。
この数か月、米国の株式相場は過去最高を繰り返し更新している。
だが、商品やサービスなど、金銭に対する具体的な対価が伴う実体経済は回復していない。
今の相場は金融緩和等により、実体経済から大幅に乖離している

バブル経済(Economic bubble)という語句がある。
不動産や株式等の時価資産価格が、経済成長以上のペースで高騰。
実体経済から大幅に乖離、投機等によっても支えきれない経済状態である。
単に、不動産や株式等の時価資産価格が高騰しているから、バブル経済だとは限らないw

では、現在はバブル経済なのか。
株式相場は、経済成長以上のペースで高騰している。
投機に値する各国の金融緩和等は、縮小する方向にある。
したがって、バブル経済であることは明らかで、終わりの日も近いだろうw

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