2021年9月25日土曜日

【エッセイ】高齢者の相場観が参考にならない理由

自身が運用しているMファンドは、ある高齢女性の資産を運用している。
高齢女性は、証券会社に電話で売買を依頼していた。
ところが数年前、証券会社から電話での売買依頼は受け付けないといわれたらしい。
高齢になってから、ネットで売買ができる訳がないので、自身が運用しているw

最初に運用するとき、保有銘柄の多さと高値掴みが多いことに驚いた。
保有銘柄はグロース株とバリュー株が混在、自身が初めて知るマイナーな銘柄もあった。
聞けば、多くが証券会社の担当者に勧められて、購入したとのことだった。
つまり、証券会社に勧められるままに、売買していたのであるw

高齢女性は、株式投資の基本的な知識を持ち合わせていない。
もちろん、大事な相場観なども持ち合わせていない。
たまたま、材料が出て、少しでも高くなれば売る。
高くならなければ、損切りすることを繰り返していたらしい

当たり前だが、歳をとると、知力や体力などが衰える。
時代の変化についていけず、新しいことは覚えられず、覚えていたことも忘れる。
株の掲示板で、高齢者らしき人が相場観を述べていることがある。
彼らの相場観は時代遅れであり、参考にならないことが多いw

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