2021年9月15日水曜日

【エッセイ】今年の相場も個人投資家が勝利するかもしれない

年々、国内相場における海外投資家の比率は高くなっている。
事実、海外投資家の買い越し、売り越しは相場を大きく動かす要因になる。
個人投資家は、海外投資家にはかなわないといわれている。
果たして、本当にそうだろうかw

東京証券取引所の9月第1週(8月30日~9月3日)投資部門別売買状況がある。
海外投資家の現物株と先物合計の売買は、6625億円の買い越しだったらしい。
同期間において、個人投資家は売り越しらしい。
まさしく、売り方の個人投資家VS買い方の海外投資家の相場w

下図は、上が、信用取引の買い残と売り残金額の昨年年初からの推移。
下が、信用取引の含み損益を示す信用評価損益率の昨年年初からの推移。
上からは、信用取引の買い残金額が減少していることがわかる。
下からは、信用取引の含み損が減少していることがわかるw

つまり、海外投資家が買ってくる中、個人投資家は売り抜けているのである。
世界で最も早く先物取引を行ったのは、江戸時代の米相場。
先人たちの相場に対するDNAは、現代人にも受け継がれている。
今年の相場も個人投資家が勝利するかもしれないw

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