2021年9月11日土曜日

【エッセイ】人が買うとき売れ

日本の相場格言の代表とされるのが「人の行く裏に道あり花の山」である。
皆と違う動きをする人の方が成功しやすいという格言である。
なお、ウォール街にも同じ意味の相場格言がある。
Buy when others sell,Sell when others buy(人が売るとき買え、人が買うとき売れ)w

頭では理解できても、皆と違う動きができる人は少ない。
なぜなら、皆と違う動きをするには、多少なりとも勇気が必要となる。
「多勢に無勢」とあるように、少数の力では、大勢の力にはどうしてもかなわない。
皆と同じ動きをしていれば、ひとまず安心安全だと考えるw

売買の際は、必ず長期チャートを確認すること。
長期チャートを確認すれば、高値圏なのか、底値圏なのかが見えてくる。
もし、チャートが高値圏で、買い方が多ければ、ためらうことなく売り。
反対に、チャートが底値圏で、売り方が多ければ、ためらうことなく買いw

では、現在の国内相場はどうか。
TOPIX(東証株価指数)は31年ぶりの高値圏で、株式評論家たちは買いを推奨している。
したがって、ためらうことなく売りである。
なお、投資判断は自己責任でお願いするw

0 件のコメント:

コメントを投稿