2020年3月13日金曜日

【エッセイ】暴落相場で個人投資家が考えるべきこと

暴落相場になると、慌てて損切りする人がいる。
中には、ここが買い時とばかりに買い向かう人がいる。
これらの行動には、何ら根拠のないことが多い。
まさしく、恐怖と欲望の趣くままに動いているだけであるw

証券会社の取引画面には、現在、保有する株の買値と現在の株価しか反映されない。
株には、キャピタルゲイン(譲渡益)とインカムゲイン(配当益)がある。
当たり前だが、証券会社の取引画面には、これらの利益は反映されない。
つまり、利益を得ているにも関わらず、取引画面の損益だけで行動しているのであるw

仮に、取引画面の含み損が、今までに得た利益を上回っていたとしよう。
その場合、倒産しない企業の株であれば、何ら心配することはない。
株には定価であるBPS(1株当たり純資産)という指標がある。
暴落しても、いずれ株価はBPSに近づいていくし、優良企業であればBPSは増え続けるw

暴落時の買いについても、ルールを決めずに買い向かう人が多い。
自分が安いと思ったから買う等、何ら根拠のない思い込みで買い向かう人が多い。
資金が有り余っているなら、そんな買い方もアリかもしれない。
だが、半値になるたび同数を買い増す、"無限ナンピン"の方がはるかに効率がよいw

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