2020年3月28日土曜日

【コラム】個人投資家の10人に1人しか利益を上げることができないらしい

野村證券株式会社に、「ノムラ個人投資家サーベイ」がある。
2015年10月号で、個人投資家1000人を対象とした投資動向調査を行っている。
通算で利益あるいは含み益となっている個人投資家は、全体の9.3%。
29.1%が損得ゼロ、損失あるいは含み損が61.6%だったことが判明しているw

日本の個人投資家で利益を上げているのは、全体の約10人に1人に過ぎない。
米国における調査では、利益を上げていた割合は11.5%。
18.5%が損得ゼロ、、残りの70%の投資家は損失を出していたらしい。
日本と同じく、米国も利益を上げる個人投資家の割合は約10人に1人に過ぎないようだw

日米とも、個人投資家の10人に1人しか利益を上げることができていない。
ウォール街には「Buy low,Sell high(安く買って、高く売れ)」という相場格言がある。
安く買って、高く売ることができる個人投資家は、約10人に1人ということになる。
中学生でもわかることが、なぜ、オトナである個人投資家の9割ができないのかw

はっきりいって、暴落相場の大底で全力買いできる個人投資家はいないだろう。
自身からすると、買ったときよりも高く売ることは、比較的、容易である。
かたや、安く買うためには、合理的な投資手法と経験が必要になる。
だが、無限ナンピン等を用いれば、安く買うことは、比較的、容易にできるのであるw

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