2024年4月13日土曜日

【コラム】特殊詐欺で高齢者が狙われる原因

特殊詐欺は、振り込め詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺及び還付金等詐欺)及び振り込め詐欺以外の特殊詐欺に分類され、平成30年(2018年)中の認知件数と被害額はいずれも前年より減少したものの、高齢者を中心に一日当たり約1億円もの被害が生じているなど、依然として深刻な情勢にある。
(「特殊詐欺の現状と高齢者被害防止のための新たな取組」警察庁ホームページ)

以前からだが、高齢者を狙った特殊詐欺が後を絶たない。
高齢者が狙われる原因としては、在宅時間が長いためだといわれている。
個人的には、在宅時間の長さ以外にも原因があると思っている。
自身が思う特殊詐欺で高齢者が狙われる原因について書いてみるw

平成27年版の情報通信白書に、SNS利用状況に関する調査結果がある。
調査結果によると、60代以上のSNS利用率は、Facebookが最も多く、21.5%。
60代以上のFacebookの実名での利用率は、79.1%。
LINE、X(Twitter)については、他の年代に比べ、実名での利用率が高くなっているw

Facebookは、実名での利用が基本になっている。
実名などは個人情報になるため、一般公開しないよう注意喚起されている。
ところが、高齢者の多くが実名などの個人情報を一般公開している。
個人的には、これらの情報から、身元を特定されているのではないかと思っているw

自身が知る限り、複数のSNSを利用している高齢者は多い。
だが、同じ画像を使うなどしていれば、容易に紐づけることができたりする。
自身ができると思うくらいなので、おそらく、多くの人が紐づけできるだろう。
つまり、SNSに不慣れで、在宅時間が長いことが、狙われる原因ということになるw

もちろん、一般公開した個人情報は、デジタルタトゥーになる。
非公開にしても、一度、公開した個人情報は残り続ける。
特殊詐欺では、同じ人が何度も狙われるらしい。
何度も狙われるのも、デジタルタトゥーが原因だと考えれば、腑に落ちるw

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