【これから株を始める君へ】落ちるナイフを拾わない

株式投資で勝ち続けることは難しいという人は多い。

勝ち続けられない人にとって難しいのであって、勝ち続けることは難しいことではない。

株式投資で勝つためには、1に根性、2に努力、3、4がなくて、5に気合い。

という冗談はさておき、株式投資で勝つために大事なことについて書いてみるｗ

10日、米国のシリコンバレー銀行（SVB）が経営破綻した。

SVBの昨年末時点の総資産は、約2090億ドル（約28兆2000億円）。

SVBが経営破綻した発端は、大規模金融緩和で流れ込んだ大量の資金。

その資金を元手に米長期債を購入したが、金利上昇に伴い債券価格が下落したらしいｗ

下図は、左が日経平均先物、右がNYダウのチャート。

2020年からは、大規模金融緩和により、株価が上昇する金融相場（赤色着色部）。

2022年からは、金融引き締めにより、株価が下がる逆金融相場（青色着色部）。

SVBの経営破綻により、下がる速度が速まる可能性が高いｗ

相場は上昇するときはゆるやかだが、下落するときは急落することが多い。

また、急落時に、ときおり反発するが、さらに下がり続けることが多い。

自身もそうだったが、よくあるのが、反発を底だと思い、買うこと。

反発を底だと思い買うことは、落ちるナイフを拾うことになるｗ

2008年の世界的金融危機である「リーマン・ショック」。

発端となった米国投資銀行の経営破綻は、2008年9月15日だった。

同年9月12日、日経平均株価の取引終値は12,214円。

だが、26年ぶりの安値となる6,994.90円になったのは、同年10月28日だったのであるｗ