2022年8月7日日曜日

【エッセイ】嫁の四十九日が過ぎて思うこと

十数年前、自身の嫁はある病を発症、当時、小学生だった娘との2人暮らしが始まった。
娘が社会人になると、1人暮らしを始めたので、今は自身も1人暮らし。
先日、嫁が長い闘病生活を終え、四十九日が過ぎた。
四十九日が過ぎたので、思うことを書いてみるw

自身と嫁が知り合ったのは、自身が大学生で、嫁が短大生の頃。
数年間の交際期間を経て、20代で結婚、子どもが生まれた。
十数年前、嫁は原因不明で治療法がない難病を発症した。
発症してから数年後、寝たきり状態になり、先日まで闘病生活を送っていたw

自身は滅多に夢を見ないが、嫁が闘病生活を終える前、嫁が出てくる夢を見た。
夢を見た数日後、嫁が闘病生活を終えるかもしれないと連絡があった。
今にして思えば、嫁が闘病生活を終えることを知らせに来てくれたのかもしれない。
夢の具体的な内容などについては、ここでは書かないw

嫁が闘病生活を終えてからは、過去の様々な思い出が蘇った。
改めて思ったのが、嫁と結婚してよかったという思い。
自慢になるが、嫁は容姿や性格がよかったのでモテていた。
このことは、嫁に似ている娘が付き合った彼氏の数が二桁であることからも明らかw

自身が嫁と結婚した頃、友人たちからは、いずれ別れるだろうといわれていた。
自身は笑って聞き流していたが、自身に遊び人のイメージがあったのかもしれない。
だが、3組に1組の夫婦が離婚している中、別れることはなかった。
嫁にも自身にも、パートナーを見る目があったということだろうw

考えてみれば、嫁が人生で最も輝いていた時期に、共に過ごしたのは自身だけになる。
言い換えれば、誰も経験できなかったことを、経験させてもらったともいえる。
今までいろいろあったが、貴重な経験をさせてくれた嫁には感謝しかない。
他の人が嫁のことを忘れることがあっても、自身が忘れることはないだろうw

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