【エッセイ】考えさせられたネット記事

下記のネット記事を読んで、考えさせられたことがあるので書いてみる。

末期がんで入院していた高齢者が退院して自宅療養していた。

毎日のように、孫と美術館や水族館に出かけていたが、新型ウイルスに感染。

先日、容体が急変したが、受け入れ先が見つからず、お亡くなりになったらしい。

最初に読んだとき、自宅療養せずに入院していればよかったのにと思った。

だが、最後に孫との時間を過ごせたので、よかったのかもしれないと思った。

新型ウイルスに感染、重症化すると、意識不明になることが多いらしい。

もしかすると、意識不明のまま、お亡くなりになったのかもしれない。

自身の嫁は、十数年前に難病を発症、数年後に寝たきり状態になった。

嫁が入院していた病院では、今年になってから、新型ウイルスの院内感染があった。

嫁が闘病生活を終えてから、2度目の院内感染があったらしい。

嫁が感染したのかはわからないが、感染していたとしても病院を責める気にはなれない。

結局、その人にとって何がよいのかは、その人にしかわからない。

にも関わらず、自身の身内のように、ああだろう、こうだろうと決めつける人が多い。

よく困難な状況にある人に、ああしろ、こうしろという人がいる。

自身は、親しい間柄であっても、求められない限り、何もいうべきではないと思っている。