2021年5月4日火曜日

【エッセイ】マネーゲームの対戦相手

自身にとって、株式投資はトレードで有価証券を増やしていくマネーゲーム。
トレードで現金(譲渡益)を増やし、有価証券を増やすことで配当金を増やす。
ゲームには対戦相手がいるが、このゲームの対戦相手は誰か。
自身がイメージしている対戦相手は、外国人投資家であるw

現在、東京証券取引所の売買の6割ほどを、外国人投資家が占めているらしい。
彼らは、国内企業を投機対象としか見ていない。
業績の芳しくない企業の株を買い占め、買取りを迫ったり、買収しようとする
彼らがやっていることは自国の利益にしかならず、日本のためにはならないw

昨年3月に国内相場が暴落したのも、彼らの換金売りによる処が大きい。
おかげで、多くの国内投資家が損失を確定させられた。
もちろん、自身の資金量は微々たるものなので、彼らに与える影響は微々たるものだ。
だが、勝ち続けることで、少しでも彼らが得る利益を少なくしてやりたいw

偉大なる相場師の1人に、"黄金の化身"と称された福澤桃介がいる。
1924年(大正13年)、実業家でもあった彼は、資金調達のため、ニューヨークを訪れた。
彼は、前大統領や上議員議員、財閥や大企業の重役の前でスピーチし、拍手喝采を浴びた。
拍手喝采を浴びたスピーチの日本語訳は以下になるw

「日本は資源の乏しい国だと思われているかもしれませんが、それは違う。人が多い。山が多い。それは立派な資源である。(中略)
アメリカは、いまや世界最大の富強を誇っておられる。しかしアメリカは黄金の毒素によって、今にローマのように衰亡する道を歩いています。その国から金の毒をわずかながら取り出してやろうとする私は、実は貴国から感謝されていいはずです。
アメリカから金の毒素を取り除いて、感謝されてもよいと思う私はこの次、さらに喜ばれることをしにやって参ります。この次は、アメリカに金を貸しに参ります」
(「福澤桃介式」文庫版付録より)w

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