2021年5月29日土曜日

【エッセイ】下落相場を示唆する指標

株式アナリストは、年中「買い」を推奨している。
自身が知る限り、「売り」を推奨する人を見たことがない。
業者のサイトもそうだが、「売り」を推奨すると、商売にならないからだろう。
本ブログもそうだが、他人の意見は参考とし、自らが思考することが重要であるw

自身には注視している指標がいくつかある。
なぜなら、いくつかの指標を見ることで、相場の動きがある程度、推測できるからである。
下図は、TOPIX(東証株価指数)の昨年と今年の推移。
下図だけでは、昨年と同じように上昇するように見えるw
下図は、昨年年初からの信用取引の含み損益率である信用評価損益率の推移。
-20%を下回ると「追証」が発生する水準とされている。
反対に0%に近づくと、天井圏に達したとされている。
自身には、3月19日に天井圏に達したあと、下降中としか見えないw
下図は、昨年年初からの信用取引の買い残と売り残金額の推移。
昨年3月から、買い残は増加、売り残は減少していた。
ところが、直近の5月21日は、買い残は減少、売り残は増加している。
つまり、売り圧力が大きくなり、上昇する可能性は少ない相場ということになるw

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