2021年5月16日日曜日

【投資手法】画餅の食い方(売り時期の見極め方)

株式投資では、買いは易しいが売りは難しいといわれる。売りが上手になれば、投資家として超一流の力量と認められるほどだ。
前述の「天井三日、底百日」にもいうとおり、買い場は随所にあるが、売り場は短い。それだけに買いはじっくり構えた方がかえって安く買えることもあるが、売りの方は一瞬のチャンスをつかむがごとく迅速に行動すべし……それが「売りは早かれ 買いは遅かれ」の意味である。
だいたい売りの場合は、利が乗っていればいるほど、もう少しもう少しと欲張ってついチャンスを失するばかりか、損失勘定になってしまうこともある。画餅は食えないものだ。幅は小さくとももうけはもうけである。瞬時のチャンスがあればサッと売り、利益を現実のものとして自分の手中に収めることが必要となろう。その利益を投資資金に繰り入れて、再び次の機会を狙えばよい。買い場は、いくらでもある。悠然と構えることである。
(「売りは早かれ 買いは遅かれ」日本証券業協会ホームページより)

上記にもあるように、買いは易しいが売りは難しいとされている。
今まで、自身が売り時期を見極めていたのは、主に経験によるものだった。
ところが、ある方法を使うと、自身と同じ売り時期を見極められることがわかった。
誰にでもできる売り時期を見極める方法について書いてみるw

具体的な手順は以下になる。
1.SBI証券のホームページへアクセスする。
2.売り時期を見極めたい銘柄の10年チャートを表示する。
3.「転換点」と「価格帯別出来高」にチェックを入れるw

下図は、上記手順で表示した8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループのチャート。
直近の底(転換点)が380円、直近の天井(転換点)が660.3円。
出来高が最も多い価格帯が、500~600円であることがわかる。
現在の株価は607.7円で、上記の価格帯より上なので、売り時となるw
下図は、上記手順で表示した8604 野村ホールディングス㈱のチャート。
直近の底(転換点)が330.7円、直近の天井(転換点)が721円。
出来高が最も多い価格帯が、700~800円であることがわかる。
現在の株価は576.8円で、上記の価格帯より下なので、まだ売り時ではないw
この方法は、買い時期の見極めにも応用できる。
例えば、直近で天井が現れていないのであれば、高値掴みになる可能性がある。
また、出来高が最も多い価格帯より上で買った場合も、高値掴みになる可能性がある。
当たり前だが、含み損の場合、上記の価格帯より上でも、売ってはいけないw

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