2021年5月22日土曜日

【コラム】海外投資家の動向からわかること

"Sell in May(セルインメイ)"という相場格言がある。
正確には、"Sell in May, and go away. Don’t come back until St Leger day."
直訳すると、5月に売れ、(相場から)立ち去れ、セント・レジャー・デイ(9月第2土曜日)まで(相場に)戻るな、という意味になるw

日経平均が3日間で2,000円超の急落となった5月第2週(5/10~14)。
投資主体別売買動向によると、海外投資家は現物・先物で1兆円近く売り越したらしい。
そのうち、6割ほどが将来的な買い戻しを伴う先物だったらしい。
つまり、"Sell in May"の相場格言と同じく、9月に買い戻す可能性が高いw

では、個人投資家はどのように動くべきか。
9月に安く買い戻すため、これからも彼らの売り越しが多くなるだろう。
よって、含み益の銘柄は売却し現金化、9月の買い戻しに備えるのである。
間違っても、現金比率を少なくしてはいけないw

もし、含み損の銘柄を買い増しするのであれば、できるだけ遅い時期にすること。
本来なら「休むも相場」の局面で、初心者はトレードすべき局面ではない。
だが、もしトレードするならば、対象は業績好調な銘柄だけにすること。
業績のよくない銘柄に手を出せば、長期の含み損となる可能性が高いからであるw

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