2021年7月25日日曜日

【エッセイ】オリンピックの世代交代に思うこと

観戦自粛を求められている競技会場に人が集まっているというニュースを観た。
地方から観戦に来ていた60代の会社員がインタビューに答えていた。
「観戦自粛なら、誰のための五輪かということにもなり、責められないのではないか」と。
自身からすると、五輪は地方から観戦に来るあなたのためにあるのじゃないw

オリンピックが開催されると、毎回、世代交代を感じるときがある。
今まで主役だったアスリートが、途中から後輩に主役の座を譲る。
あるいは、思うような結果を出せずに、現役からの引退を表明する。
選手生命に限りがあるため、いつかは世代交代のときが訪れるw

会社員も働き盛りを過ぎると、先が見えてくる。
知力や体力も衰え、通告は出ないが、戦力外の扱いとなる。
ところが、多くの会社員は戦力外になったことを認めようとしない。
まだまだ、若い者には負けないと、若い者の仕事を奪おうとするw

自身は働き盛りを過ぎた頃から、世代交代を意識していた。
負荷を考えながら、仕事を任せることで、後輩を育てるようにしていた。
そのため、会社員を辞めるときには、後輩を育て終わった状態だった。
引退するアスリートの多くは指導者になるのだろうと思い、彼らにエールを送っているw

0 件のコメント:

コメントを投稿