2020年12月13日日曜日

【コラム】世間の株式投資に対するイメージ

日本証券業協会が、3年毎に行っている「証券投資に関する全国調査」がある。
抽出された20歳以上の男女個人を対象としている。
調査目的は、健全な証券投資の促進と証券市場のさらなる発展のため。
今後の証券会社及び日本証券業協会の施策の検討に際しての基礎資料とするものらしいw

直近の平成30年度の調査結果概要の一部は以下である。
・金融商品別保有率は、「預貯金」が92.8%と圧倒的に高く、「株式」は12.6%、「投資信託」は9.2%。
・金融商品の保有目的は、「将来・老後の生活資金」が66.4%と最も高い。
・金融商品保有額は、「100~300万円未満」が18.9%と最も高く、過半数(52.4%)は「300万円未満」。
・証券投資のイメージは、プラスイメージでは 「資産を増やす」が高く、マイナスイメージでは「難しい」「ギャンブルのようなもの」「お金持ちがやるもの」などが高い。
・証券投資の必要性は、「必要だと思う」が25.1%であるのに対し、「必要とは思わない」が4分の3(74.6%)を占めるw

「株式」は12.6%、「投資信託」は9.2%しか保有していない。
証券投資が必要だと思っていない人が4分の3(74.6%)もいる。
自身は、株式投資で住宅ローンを一括完済し、生活費を配当金で賄っている。
そんな自身からすると、信じられない調査結果であるw

だが、株式投資の所得は、特定口座源泉徴収ありだと、総合課税でなく分離課税にできる。
また、国民健康保険料の計算根拠となる前年所得に含めないこともできる。
あと、失業給付を受給中でも、働いた所得とはみなされない。
行政も含め、株式投資はギャンブルのようなもの、と思われているのかもしれないw

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